腸内環境と性格

 

(大沼四廊先生、愛用のカシス。アントシアニンが2種類入って美味しいのです)

(私も参加したセミナーです。私が結構出ています)

今回も、ナチュラルメディスン発行のチラシの一部をご紹介します。

『腸内細菌と性格

腸の調子が乱れると、元気がなくなったり免疫力が低下したりする。大腸は、胃からの食物を消化し、便を作って排出するだけではなく、様々な重要任務を担っている。大腸には非常に多くの神経細胞があり、交感神経や副交感神経を介して脳とつながってお互いに連携をとっている。お腹の調子が悪くなると、気分が沈み、逆に脳にストレスがかかるとお腹の調子が悪くなるといったように脳と腸が双方向に影響しあっていることを腸脳相関と言う。

例えばお腹が空いてくると、腸が脳へ伝達して、そろそろお腹が空になってきたから食べ物を入れるようにと指令する。腸と脳では、脳が体全体をコントロールしているように思われるが、実は腸から脳への指令を出すことが多いと言われている。また脳は腸からの指令に従わなくてはならないようだ。腸内には無数の神経細胞が張り巡らされており、筋肉や免疫細胞、ホルモンをコントロールしている。その多くの仕事内容から、腸は第二の脳と呼ばれているほどだ。

驚くべきことに、気分や感情を左右する脳内の神経伝達物質であるセロトニンの80%から90%腸で生成している。うつ病に処方される薬は、脳内の気分を安定させる化学物質セロトニンの合成を高めるものであるが、脳で生成されるのは2~3%ほどであるため、効果を期待できるほどのものではないことが多い。このことからも、うつ病の治療は化学薬品を服用するよりも、食事の改善等で腸内の環境を整えることの方がはるかに改善に近づけることがうかがえる。腸内の環境は、私たちが日頃口にする食べ物によって、腸内の住人(腸内細菌)の構成を変えることができる。腸内細菌によって、幸せ物質セロトニンの生成に大きく影響を及ぼすため、性格は腸で作られると言っても過言ではない。』

芸能人でうつ病になった方々の死亡が、最近報じられました。気分や感情を左右する脳内の神経伝達物質であるセロトニンの80%から90%腸で生成しているという事実から、腸内環境が良くなかったと考えられます。良い食べ物が良い腸内環境を作り、良い赤血球、白血球をつくるという単純明確なことを実行すれば良いのです。