一汁一菜

今回も、大沼四廊先生主催のナチュラルメディスンが発行しているチラシの一部をご紹介します。

『~江戸っ子のソウルフード~納豆汁~

かつて江戸っ子の朝は、納豆売りの声から始まった。ご飯と味噌汁は家で準備し、納豆売りから納豆を買って朝食にするのが江戸庶民の定番だったようだ。この時に江戸っ子が好んだのが、納豆を味噌汁に入れて作る納豆汁。江戸時代の人々が、仏教の影響からほとんど肉食をしていなかった事は知られているが、畑の肉と呼ばれる大豆が貴重な栄養源であった。納豆は、良質のタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含み、消化吸収に優れた健康食品。特にビタミンB2は、納豆菌により発酵することによって大幅に増え、大豆と比べて7倍にもなる。さらに、タンパク質や炭水化物の消化に役立つ消化酵素が豊富に含まれ、また食物繊維も豊富で腸を刺激することから、お腹の調子を整える効果があるとされている。文:小泉武雄マガジンより引用』

一汁一菜という粗食が当時の普段食。無農薬、無添加物の理想的な食事をしていたのですね。テレビのスイッチを入れると、食レポが大流行りの生活は異常です。このような食事をしていると、血液がドロドロで赤血球が重なりあい、白血球が動かない状態になってしまいます。

ナチュラルメディスンの昼食を皆んなで楽しく食べた後、60才代の男性がサラサラになっていたのには、驚きました。まさしく、医食同源なのです。このことを身を持って感じることが大切なのだと、つくづく思いました。今日は、患者さん手作りのフキ料理と、畑で出来た野菜をいただきました。黒豆、ハトムギ、ヒジキを入れた玄米ご飯と一緒にいただきます。ありがとうございます。