手首が痛い

(OKグーグルのアシスタント)

1週間前から、左手首が痛くなった名門ソフトボール部の女子高校生Aさんが来院。バットの素振りをしている時に痛みを感じたそうです。そこで、日本タオルで患部を覆い、その上に氷水をいれたビニール袋を乗せました。

「どう・・・気持ちいい?」

「はい。」

「気持よさがなくなって、冷たく感じるだけになったら、言ってください。」

しばらくして、気持ちよさがなくなったので終了。あまり、炎症はひどくないようです。次に、畳の間で仰向けになってもらいます。右脚の方が1.5cmほど短く、右ソケイ部を押圧すると痛みがあります。大沼四廊先生の理論通りです。つまり、何らかのストレスを感じると、左第一腰椎から右仙骨にある腸管膜根(ちょうかんまっこん)という小腸の根本の部分が縮み、右腸骨が上前方に縮み上がり、ソケイ部を圧迫し大動脈、大静脈を圧迫し、右腹部がうっ血しやすくなります。それで、操体法(あYouTube参照)治療・・・一回で痛みがなくなりました。

次に大沼四廊先生の理論、左鎖骨下動脈が通る左鎖骨の上にある窪みを押圧。ここに痛みがあると、左鎖骨下動脈が詰まっている証拠になります。

「ここ、どう?痛い?」

「痛いです!」

これを、一回の操法(操体法)で取りました。次回のYouTubeでこの方法をご紹介するつもりです。お楽しみに!さて、これはカラダの歪みを取って、血流を良くしただけなのですが・・・

「どう?手首・・・」

「・・・あれ?良くなってる。」

面白いですね・・・・血流を良くしただけで、手首が良くなるのですから。Aさん不思議そうに左手首をあちこち動かしています。まだ少し痛む角度があるようなので、大沼式の万能ゴムバンドで左手、前腕、上腕をグルグル巻き。

「OKグーグル、タイマー30秒お願いします。」

「はい、30秒ですね。用意スタート」

私のアシスタントはしっかり良い仕事をしてくれます。腕だけでなくついでに左足、ふくらはぎ、太もももグルグル巻き。これで、血流がもっとよくなります。

「手首どう?」

「痛くないです。」

これで終了するのもいいのですが、念のため足首にお灸をすることにしました。手首と足首は対応しているので、足首が緩むと手首が緩むのです。非常に単純な真理なのですが治療に生かされていないように思います。「患部には触らないで、治す」が普通になるように地道に努力します。

Aさんの足首3か所に熱くないお灸(紫雲膏というヤケドに効く軟膏をたっぷり塗ってモグサを乗せ火をつける)を3壮して終了。高校生は治りが早いので本当に楽しいのです!