母校、惜敗

母校・松山東高等学校が、野球選手権愛媛大会3回戦で惜しくも今治工業高等学校に敗れました。午前9時の切符購入まで、30分前に到着し「野球通」の人たちと会話を楽しみながら、開門を待ちました。早く来た分、ネット裏の最上部の心地よい風を感じる席に座る事が出来、同級生3人、先輩1人と楽しい会話が弾みました。

試合は10時から始まるので、シートノック(両校7分ずつ)も見ることができました。両校ともしっかり鍛えられており、守備は互角。不運にも母校はエラーが3、今治工業は1。しかし、野球にはエラーがつきものです。選手を責めてはいけません。守備が下手だった私にとって、いつもこの事は心にあります。

敗れたから言えるのですが、先発投手のN君は、私の患者さんでした。6月15日から7月20日まで、9回の治療で先発完封出来るまで良くなりました。第一試合で腰を痛めたO君、2回の治療で、今日は3安打(3塁打1本)の大活躍でした。

試合が終わって、普段無口なN君が、涙ながらに

「先生、本当にありがとうございました。先生のおかげでここまで投げられるようになりました。」

「ありがとう、本当にありがとう。ようやった、ようやった。」

涙声になりながらN君をたたえました。N君ありがとう。