インコさん

キー、ボーというセキセイインコが可愛いのです。

トリカゴの中で一生を過ごしてもらおうと思っていました・・・・が、トリカゴの入り口を開けると、6畳の部屋中を楽しそうに飛びまわりす。しばらく遊んでいたのですが、一番心地いいのが、トリカゴ。すぐに戻ってキャアキャアいってもう外に出ません。

ならば、生後4ヶ月のネコちゃんと共存出来そうな気がするんです。この6畳間の上の空間はインコさん。下の空間でネコちゃんが住めば・・・・いい空間になりそう!

もう、名前は決めています、モモちゃん。

ネコのモモちゃんよろしくお願いします!

  https://youtu.be/-xtwgGuQ0ik

日本家屋の将来

今日は、13:00から16:45までリモート勉強会がありました。筑波大名誉教授の安藤邦廣先生による「日本の住まいの成り立ち」の第4回目です。今回は東日本と西日本の民家の違いについての講座でした。

(昨日公開したYouTubeです、事務仕事で同じ体勢をしている方におすすめです)

日本は南北に縦長の地形をしているにもかかわらず、南日本、北日本の民家の比較ではなく、なぜ東日本と西日本の比較なのでしょう?それは、東日本が縄文文化、西日本が弥生文化を基礎としているからです。縄文文化はブナを中心とした落葉広葉樹林で狩猟生活をして、クリ、トチの実、クルミなどを主食にしているのに対して、弥生文化は常緑照葉樹林で畑、稲作を中心の生活なので民家の構造に違いが出来、暑さ寒さと湿気を解決するための知恵が、民家を進化させていくのです。

そんな学びの時間で、今後の日本家屋の進むべき方向性を示していただいたように思います。まず、温暖化により今後、大型台風襲来と、今年の冬のように、日本海を流れる対馬海流の温暖化による大雪が日本を襲ってきます。

そこで、日本のポンペイと呼ばれている群馬県の黒井峯遺跡(6世紀に椎名山の大噴火により、当時の竪穴住居が1982年に発見された)が参考になります。当時は、夏用の住居と冬用の住居が存在していました。夏は茅葺きで茅の壁で暮らし、冬は地下室(15℃以下にならない)に釜戸(かまど)を作り、茅と土と茅の3層屋根で暖かい生活を送っていたのです。

つまり、冬は小さく夏は広く暮らし、冷暖房を使用する期間を短くする空間を工夫することが大切になるのです。私の実家は茅葺き屋根にトタンを張っているのですが、いつか進化形の空間にしてみたいという夢がムクムク・・・・

身柱(ちりげ)

友人夫婦の知り合い宅に拾われたネコがいるので、会ってきました。大きなオリに置いてあるボックスに入って、やや脅(おび)えたような顔でこちらを見ています。松山市のど真ん中にある駐車場で見つかった都会っ子です。とにかく美形。ノミ取りやお腹の虫取りもして、後は血液検査をするだけだそうです。

友人が抱(だ)くと、素直に反応して抵抗しませんでした。続いてチャルル(友人夫婦のネコ)に嫌われている私の方にネコちゃんが回ってきました。

『こういう時は、やっぱり身柱(ちりげ)かな・・・・』

と思いネコちゃんの背中の上の方に手を軽く置き、もう片方の手は背中の下のほうに置き、包み込むようにしました。どうやら、それが良かったようでネコちゃん目を閉じて気持ち良さそうにしています。身柱(ちりげ)というのは、人間の赤ちゃんのツボです。赤ちゃんがハイハイをして上を向いた時、肩甲骨と肩甲骨の間の少し凹むところが身柱(ちりげ)です。

私の娘が夜泣きで大変だった時、このツボにお灸を2壮すると、「ぶう〜!」というオナラと共に夜泣きが止まりました。3回試み2回成功と、確率は高かったのです。赤ちゃんには、この身柱(ちりげ)くらいしかツボはありません。猫もそんなものだと思い、ちょっと調べてみたところ、猫のツボは361以上とありました。つまり、人並みに同じような位置に存在するようです。

あのネコちゃんは生後4ヶ月。人間だと6〜7才くらいだそうです。するとツボの数は増えていることは確かです。ネコのツボを見つけるのは面白そう!

まあとにかく、我が家にはセキセイインコのキーちゃん、ボーちゃんがいるので、ネコちゃんを飼うことが出来るかどうか・・・・ちょっと思案中です。

チャルル、お家へ

チャルルはなかなか馴染んでくれません。私の猫語、上手く理解してくれません。おまけに、部屋にぶら下がった服を取ろうと横たわった竿(さお)が少しでも揺れると、

「シャー!!!!」

と牙をむきます。チャルルの居座っている戸棚から上は、シャルルのテリトリーなのです。ご機嫌を伺おうとピンクの猫じゃらしで遊ぼうとしても、興味を持ってくれません・・・・仕方がないので、住み分けをしっかりしてお互いを尊重することにしました。

前回は、夜中に起きて来て畳部屋をうろついてくれたのですが、それもしてくれません。ちょっと、私の人間性を気に入っていない・・・・などと思うと、つい落ち込みます。1才の猫に66才叱(しか)られめげる・・・・

まあ、次回までに猫研究をして・・・・楽しく過ごします❣️

チャルルが来た

友人夫妻の愛ニャンコ・チャルルがやって来ました。ご主人に抱かれているチャルルの鼻に人差し指を近づけると、チャルルはオデコを近づけてスリスリ。挨拶は完了?・・・・・・ご主人が居なくなって定位置の戸棚の隅にいるチャルルに再び人差し指・・・・すると、「シャー!」と威嚇のポーズ。

 

友人のツイッターに書いてあるように、目を細めてチャルルの目を見ないようにしたのに・・・・今回チャルル滞在は、4日間あるので、焦(あせ)らず戸棚から降りて来た時にもう一回挨拶をしようと思います・・・と、思いながら指先に鯖水煮の汁をつけて、チャルルに近づいたのですが・・・・・・浅はかな思惑は見抜かれたようです・・・・・・やれやれと、あきらめた途端

「ドスン!」

チャルルが戸棚から、降りて来ました・・・・エサを食べたいようです。そこで、猫語をしゃべり始める私・・・・結構上手(うま)いのです。ちょっと驚くチャルル。

「・・・・・・・」

明日に続く。

ヘチマタワシ

友人にもらった子規庵のヘチマ、水につけて果肉が腐り植物繊維(セルロース)になったので、洗ってクエン酸をいれた水に浸(つ)けています。腐った匂いがなかなか取れないので、明日の朝まで浸(つ)けてみようと思っていたのですが、漂白剤を使用すると、きれいで無臭になりそうです。友人は水に浸(つ)けず乾燥したままで、きれいなヘチマタワシを作ったそうです。どうやら、友人の方法が合理的で賢明な様です。

 

私はこのヘチマを筋膜のサンプルとして、使用するつもりです。実際には筋膜は主にコラーゲンというタンパク質の一種で、ヘチマタワシは、セルロースという植物繊維で炭水化物の一種。全く違う成分ですが、それは動物と植物の違いだけで、構造的には同じように感じるので、説明出来ると思っています。

何度読んでもよく分からない「アナトミー・トレイン 徒手運動療法のための筋筋膜経線」で、唯一わかりやすい絵が下記。

筋筋膜の状態が最もよく分かります。これがヘチマタワシに対応する様に思います。絵の様に筋筋膜がカラダを支えているのです。骨はそれに付随していると考えたほうがいいと思います。それを、ヘチマタワシが表現しているので、患者さんに是非とも実感していただきたいと思います。

オーロラ

松山でも粉雪がちらつく今年1番寒い日でした。

こんな時、なぜか21年前のアメリカ、ペンシルベニア州ステートカレッジにいる私を想い出しました。離婚してまもなく、イタリアンレストランの皿洗いとして働いていました。日中でもマイナス以下の気温。泣けなしの金をはたいて若造から買ったおんぼろアメリカ車は、直ぐに道路の中央でエンスト。廃車を余儀なくされました。あの車に乗り続けていたら、いつ爆発してもおかしくなかった・・・・・あの頃が私の人生で最も暗い時期だと思います。

あの頃の私は「世界一の皿洗いになる」という「から元気」で生きるしかなかったのです。そこでは、無駄のない効率的な動きを追求しました。最も効率の良い地下足袋を吐きクイックモーションであっという間に山積みの皿を片付ける私は「忍者」と呼ばれていました。人気レストランだったため夕方の調理場は皿が山積み。そこへ、遅番のヒロ(私)がやって来ると、

「マイヒローがやって来た!」

この言葉に後押しされて、「忍者ヒロ」は、とにかく凄まじい働きをしたのです。

ある日、アルバニアから来たおっさんが、全く働かないので、

「ええか、料理人はアーティストで、作り出された作品を運ぶウェイター・ウェイトレスは女優であり男優なんだ!それをきっちりサポートするのが、我々皿洗いの仕事なんだ!このボケが、お前何しとるんじゃ!ここは資本主義の世界じゃ、アルバニアみたいな共産主義と違うんじゃ!」

もうほとんどやけっぱち。翌日には、おっさんはいなくなっていました。

夜中の2時ごろまで、段ボールの箱を壊し続けゴミ箱に入れる作業が続きます。アメリカの段ボールは、日本の段ボールの3倍も4倍も硬く重いのです。なかなか壊れない。あの時の寒さが人生で1番のものでした。ふと今日の寒さで、当時を思い出してしまいました。

極貧の生活をしながら車がないため、タクシーでアパートに帰っていました。タクシーの運転手が、

「今日はオーロラが見えたよ。」

というのが今でも心に焼き付いています。そして、私の心の中ではきれいなオーロラは夜空を舞い輝いていました。

高知女性

あけましておめでとうございます。

 

この三日間は、寝正月と決め込んで万年床生活を送りました。酒を飲みつつ、箱根駅伝、大学ラグビー、高校サッカーを見ながらいつの間にか時が過ぎ・・・・・「ポツンと一軒家・3時間スペシャル」。熊本県、埼玉県、高知県とそれぞれ素敵な一軒家の紹介がありましたが、その中でも高知県の浅見幸惠(あさみこうえ)さん、88才のおばあちゃん、素敵でした。5人の子供を育てるため、旦那さんは関西方面に出稼ぎ、ご自身は土木仕事をしながら、夜裸電球の元で野菜作り。

山の頂きにある家から、5人の子供達のため水量の多い下の家に引越し。成長した子供達(大工さん)は両親のために元の山の頂きに、新築の家を。ところが、旦那さんは、その2ヶ月後に亡くなり、息子さん3人も亡くなります。残った娘さんは高知市内と静岡県に嫁いでいます。いつも、頻回に実家へ帰り連絡も良くとっているのですが、3日間だけ連絡を取れなかった・・・・その間、幸惠さんは脳梗塞で倒れていたのです。3日間倒れていたにも拘(かかわ)らず、奇跡的に後遺症はありません。

とにかく、その自給自足ぶりが自然で楽しそうなんです。また、たった一軒の幸惠さん家に通じる道の補修工事に、地域の人が総出。まさしく、日本で消えゆく結(ゆい)が現存していたのです。

これは、地域の方々が、幸惠さんの逞(たくま)しい人生と、優しい人柄を知っての行動。こんな素敵な地域が、限界集落になっている現実をどう考えていけば・・・・・私で出来ることは・・・・

などと思いつつ、ふと私の人生で最初の「カルチャーショック」が頭をよぎりました。

あれは、私が中学2年生。父親が運転免許を取り、初めて高知市の朝市に行ったとき、とても逞(たくま)しいたくさんの女性が、威勢の良い大声で喋り続けているのです。

「こんな女の人がいる・・・・・何なん・・・これ?」

もう、私はショックで、帰る車の中は無言・・・・

あの時の高知女性の逞(たくま)しさが、幸惠さんそのものだったようです。険しい山と大海原の太平洋を見て育った高知女性と優しい石鎚山に守られ、穏やかな瀬戸内に育った愛媛女性は、どうやら違いがあるように感じたのです・・・

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あじさいの杜鍼灸院について

仕事納め

本日で仕事納め。今年の2月23日に山元式新頭鍼療法(YNSA)の上級セミナー2の研修を終えて、本格的にYNSAのみの治療を始めました。少し余裕が出来てからは、積極的に操体法も取り入れ現在は、YouTubeにて操体法を中心のセルフケアシリーズを始めました。

来年は、セルフケアシリーズを合計100本以上作ることを目指します。思えば、この年になるまで、目標を立てて年を過ごしたのは、大学受験と鍼灸師国家試験のある時のみでした。来年は、「セルフケアシリーズを100本」目標にします。少し人生がかわるかもしれません。

私の人生は浅く薄っぺらいものです。全てに置いて中途半端。操体法と山元式新頭鍼療法(YNSA)は何とか人様に指導が出来るように勉強していこうと思います。

たった今、最後の患者さんの治療を終えたところです。今日は、これからこの治療院で友人達の音楽練習が始まります。全く音楽が出来ない私は、場を提供するだけです。そのあと、どこかの会場で突撃コンサートをするらしいので、お付き合いします。

それでは、皆様良い年をお迎え下さい。1月4日から、ボチボチ書いていきます。

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スクスク育った観葉植物

あじさいの杜鍼灸院の待合室に、観葉植物の鉢が3個あります。開院祝いに、いただいたものです。一つは、操体法の師匠・今昭宏先生、もう一つは、高校野球部の大先輩からいただいたものです。それらが、スクスク育って空間に勢いを与えてくれています。高校の先輩から頂いたアンスリウムは大きくなったので、2鉢に分けました。

これらの植物の中で、一番個性を出しているのが、今昭宏先生にいただいた左端っこにいるチョット元気なくいる子です。この子は、水が欲しくなると「しな〜」と萎(なえ)るのです。この子が萎(なえ)ると水を与えて、翌日にはみんなが元気になるのです。この子には本当に感謝しています。

高校の先輩からいただいたアンスリウムは、1ヶ月水をあげません。なぜなら、アンスリウムの生い立ちが水を余り必要としていないからです。アンスリウムは、中米の熱帯雨林の木の上に寄生する植物。そのため、木漏れ日と少々の水で生きることが出来るのがアンスリウムなのです。

皆んな、明日もよろしくね❣️

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