友人夫婦の知り合い宅に拾われたネコがいるので、会ってきました。大きなオリに置いてあるボックスに入って、やや脅(おび)えたような顔でこちらを見ています。松山市のど真ん中にある駐車場で見つかった都会っ子です。とにかく美形。ノミ取りやお腹の虫取りもして、後は血液検査をするだけだそうです。
友人が抱(だ)くと、素直に反応して抵抗しませんでした。続いてチャルル(友人夫婦のネコ)に嫌われている私の方にネコちゃんが回ってきました。
『こういう時は、やっぱり身柱(ちりげ)かな・・・・』
と思いネコちゃんの背中の上の方に手を軽く置き、もう片方の手は背中の下のほうに置き、包み込むようにしました。どうやら、それが良かったようでネコちゃん目を閉じて気持ち良さそうにしています。身柱(ちりげ)というのは、人間の赤ちゃんのツボです。赤ちゃんがハイハイをして上を向いた時、肩甲骨と肩甲骨の間の少し凹むところが身柱(ちりげ)です。
私の娘が夜泣きで大変だった時、このツボにお灸を2壮すると、「ぶう〜!」というオナラと共に夜泣きが止まりました。3回試み2回成功と、確率は高かったのです。赤ちゃんには、この身柱(ちりげ)くらいしかツボはありません。猫もそんなものだと思い、ちょっと調べてみたところ、猫のツボは361以上とありました。つまり、人並みに同じような位置に存在するようです。
あのネコちゃんは生後4ヶ月。人間だと6〜7才くらいだそうです。するとツボの数は増えていることは確かです。ネコのツボを見つけるのは面白そう!
まあとにかく、我が家にはセキセイインコのキーちゃん、ボーちゃんがいるので、ネコちゃんを飼うことが出来るかどうか・・・・ちょっと思案中です。