タスキ

 

 

今年は、2年ぶりに日仏文化交流展があります。前回は、コロナ禍にアートでメッセージという思いで、クスノキ(薬の木が由来)を使って祈念のインスタレーション(その場限りのアート)を作りました。今回は、その小規模バージョンで前回の1/10位の大きさになります。先日、その打ち合わせがあり、20人位集まりチラシ配布の段取りに大忙しでした。私自身は、グループ展の経験があまりないため、みんなとワイワイ楽しく過ごす時間が新鮮でした。

実家の社務所で祝い事の準備をしている感覚になり、幼い頃の場面が浮かんできたのです。当時の世話係のおばさん達は、着物姿にエプロン。日本手ぬぐいで包かむりそして、タスキをしていました。おくどさんに乗った窯(かま)からは湯気が舞い上がり、熱気に包まれていました。幸いなことに、私はまだ日本の日本らしい風景を体験しています。

この日本を突き詰めた動き、言葉、思想が大野朝行先生が追求されておられるカタカムナと合気道を融合された世界に行き着くように思います。大野先生は、少し前の日本で当たり前に使われていたタスキを奨励されています。私も治療時にタスキをするようにしました。

腰痛の人が腰にコルセットをまくように、肩にタスキをするのです。この利点は、肩甲骨と肩甲骨の間にある菱形筋(りょうけいきん)という筋肉を意識し、縮めることにあります。すると、仙骨まで軽く縮まりカラダに軸が出来るのだと思います。この姿勢で鍼を患者さんに刺すと、気の流れが全く違うように思います・・・・昔の日本は宝の宝庫!

  

大海原

自己免疫疾患があり、当初は週に1回のペースで来院されていた40才代の女性患者Aさん、

最近は月に1回の来院です。前回のお灸治療が気持ち良かったので、基礎治療(自律神経を整える)は、頭に置鍼し、内臓を整える応用治療はお灸をする事になりました。

合谷診:左(左上腕診、左膝診をします)

上腕診:頚椎、胸椎、腰椎、大脳

膝診:頚椎#2(2)、胸椎#4(1)、腰椎#4(1)、大脳(0)、小脳(0)

(   )内は置鍼の数。

首診:左腎(灸2壮)、左大腸(灸5壮)、左三焦(灸3壮)、左脾(灸2壮)、右膀胱(灸5壮)、右大腸(灸3壮)、右胃(灸4壮)

Aさんは、4本の置鍼でその即効性を体感された後、お灸で徐々にカラダがほぐれていくのを体感出来るので、ちょっとリッチな感じのようです。しかも、紫雲膏を皮膚にたっぷり盛って、やや大きめの艾炷(がいしゅ=円柱形のモグサ)に火をつけても熱くないのにAさんビックリ。この灸なら、患者さん本人ができるので、その簡単な方法をお教え出来るようにしたいと思います。

来院した時、肩がパンパンに張っていたのですが、足のお灸で徐々に肩が温かくなり、緩んできました。また、張っていた腰も長時間座っていても気にならなくなりました。お灸をしながらの治療の良いところは、心地よい会話が出来、心が和(なご)むことにあります。Aさんは好きなスピッツの曲を聴きながら時に、小声で歌って楽しい過ごされました。

また新たな足の治療点が見つかりそうな気配・・・・足だけで、大海原を航海しているような感覚になります。これからも、もっと楽しみたいと思っています。

1本の置鍼で良くなった

 

以前、60才代の男性患者Aさんで、10年前、犬の散歩中に左膝が抜けるような感覚になり、しかも野球でキャッチャーをして悪化させ、今年1月に手術の予定があったにもかかわらず、当院に通院され回復し、主治医の先生に手術の必要がないといわれたことを紹介しました。その後の経過をご報告します。

「いや~、膝に痛みが出ても、自分で治せるようになったのが、本当に不思議。」

来院されるや否や、嬉しそうに話してくれました。Aさんは耳の後ろや、眉毛の上にある治療点を刺激してご自身で治療しています。とにかく、5月末からの野球練習開始を目標に掲げての通院ですから力が入ります。

「最初は、半信半疑じゃったろう?」

「そうよ、半信半疑・・・〇〇君(同じ野球チームの後輩)なんか、治っているけど、治療中は半信半疑じゃった言よったよ。」

〇〇さんは3回の治療で良くなった方です。おかげでこの野球チームからの患者さんが増え始めているのは、ありがたい限りです。

合谷診:左(左の上腕診、膝診を行います)

上腕診:なし

膝診:左頚椎#5、#6、#7(0)、左胸椎#1、#2(1)、#8(0)、左脳幹(0)、

首診:右大腸(0)、左肝(0)、左心包(0)、左大腸(0)

(   )内は置鍼の数。

今回は、たった1本の置鍼で全ての圧痛点が消滅しました。こんな事は初めてです・・・・少し腕が上がって来たのかも知れません・・・とにかく、後は左膝の治療点に2ヶ所置鍼して鍼治療は終了。次は、見つけた足の治療点に紫雲膏灸(紫雲膏をたっぷり塗ったところに、灸を据える痛くない灸治療)をすることにしました。すると、

「膝の内側に熱が来た。」

「膝の皿全体が動く感じ。」

などと、教えてくれました。この証言は、膝の治療点を証明してくれていると思います。このような事例を数多く集めていきたいと思っています。これからも、益々楽しい治療家人生を歩んでいきます!

紫雲膏灸

紫雲膏灸は、故安藤譲一先生が漢方薬の軟膏である紫雲膏を、お灸の熱を和らげる緩衝材として日本で初めて活用し、そのお弟子さん達が始めた灸法だそうです。私はそんな方法があるとは知らず、勝手にやっていたのですが、これは効果的なお灸で普及には最適であると思います。

今日は、足に見つけた治療点にセルフケアと、人体実験を兼ねて紫雲膏灸をやりました。山元式新頭鍼療法(YNSA)では、上腕診といって脳と脊椎の状態を診断する基礎治療を最初に行います。これで、自律神経を整えます。この上腕診と同様に膝を診断することで、正確な基礎治療をおこなうことができます。

これは、YNSAの治療法の一つとして、臍(へそ)を中心に折り曲げて対応する点を治療点としてみなしているから言えることです。もう少し具体的いうと、肘に圧痛点があれば、膝にもあり、膝の圧痛点を取れば、肘の圧痛点が取れるということです。つまり、手の親指=足親指、手首=足首、肘=膝となり、この場合の肘とは、上腕になります。

上腕診では肘周辺の圧痛、硬結を診断し、頭に置鍼して圧痛、硬結をとります。これは肘周辺がゆるむだけではなく、膝がゆるむことも意味します。

実際、私は膝診で圧痛、硬結をさぐり、頭に置鍼して膝のゆるみを確認しています。膝がゆるんでも、肘に硬結が残る場合は、もう一度頭に置鍼するようにしています。膝診は、足のアプローチによるセルフケアに最適です。見つけた足の治療点に紫雲膏灸をやり、膝診でその診断点がゆるむことを確認できるからです。

今回の人体実験とセルフケアを兼ねた紫雲膏灸で、足の治療点を確認できたのが大きな収穫です。

日本少年

 

リードギター歴40年以上のベテランギタリストが、あじさいの杜鍼灸院で練習を始め、いつの間にか私がベースギターを弾くハメになり、「あじさいクラブ」が出来上りました。つい先日、メンバーのマネージャー兼ドラム担当のHさんが、中学高校ブラスバンド部だった女性をスカウトしてきました。

この女性は、夏目漱石研究をライフワークにしており、漱石が学習院大学教授に応募したにもかかわらず、漱石を蹴落とし教授の座を射止めた重見周吉という愛媛県今治市出身の人物を描いた本『「日本少年」重見周吉重の世界』を出版されています。重見周吉は、14歳で京都同志社に進学してキリスト教に受洗し、米国留学エール大学理学部を卒業すると、直ちに医学部へ進学しました。「日本少年」はこの時、留学を継続し、医学を修める学費稼ぎのためにコネチカット州ニューヘブンで執筆された自伝的エッセーです。

このエッセーは英語で書かれていたため彼女がそれを日本語に訳しました。それ以外にも夏目漱石との比較、新渡戸稲造の「武士道」との比較など鋭い視点で描き、当時の文化人交流の様子を徹底的に調べ上げた貴重な本となっています。この本、是非ともおすすめします!「日本少年」の中で、灸(やいと)について描かれている箇所があるので、紹介します。

『僕がいまだに否応なく思い出す最大の恐怖は、やいとの厳しい試練だ。これは日本で病を癒し回避するお家芸だ。

灸とは、もぐさでちっぽけな円錐型をいくつも作ったものを背中のそれぞれのツボに置き、前に話をした例の線香で火をつけるものだ。肉が灼かれた時どういう気持ちがするか想像してみて欲しい。僕はこの残酷な施術には断固抵抗したものだ。(中略)

ところが僕は父の部屋のしきいをまたいだ途端罪人にされてしまった。しかも疾患があってもなくても、厳しい父と母はやいとをしなさいとしょっちゅう言い張るのだった。極めつけは、父が僕をじっと押さえつけた状態で母が僕の裸の背中を灼こうとしている時、僕が苦悶をあらわにしている様子だ。

どんなことにも平常心でいるよう、落ち着かせるための手段として飴をくれるという約束を交わしていたのだけれども、このときばかりは飴も一気には効を奏しなかった。僕はけたたましい声を上げて泣き(たとえ痛みがなくても泣き続けて)、足をバタバタさせてあばれた。』

とあります。世間一般には、この火傷(やけど)をつくる恐怖の羽交締(はがいじ)めが、強烈なイメージとして浸透しているのでしょう。私は鍼灸師として、このイメージを打破をする必要性を感じており、現在、紫雲膏(しうんこう)のてんこ盛り(耳かきですくって皮膚に盛ります)にモグサを置く方法で施術しています。何とこれが好評なのです。

「先生、これは気持ちがいい、いいですね~」

この言葉を信じて、試行錯誤中です。

セルフケア

 

「鍼とお灸はどちらが好きですか?」

「鍼です!」

と間髪入れず返事が返ってくる70才代の女性患者Aさん。鍼だけで治療することにしました。目の奥、こめかみ、後頭部、右肩、腰に痛みがあります。こういう場合も自律神経を整えたあと、内臓を整えてからAさんの訴えている箇所の治療をします。

合谷診:右(右上腕診、右膝診をする)

上腕診:右頚椎、右胸椎、右腰椎(1)、右脳幹(0)

膝診:右頚椎#1、#2(1)、#6(1)、右胸椎#1、#2(1)、#9~#12(1)、右脳幹(0)

首診:右膀胱(1)、右肝(0)、右胆(1)、右脾(0)、右小腸(0)、右肺(1)、左腎(3)、左肝(1)、左胆(1)、左三焦(1)、左胃(1)、左脾(1)、左小腸(0)  (   )内の数字は置鍼の数。

上記の治療で、こめかみ、後頭部の痛みはなくなりましたが右肩と左目に痛みが残ります。そこで、おでこにあるそれぞれの治療点に、1本ずつ置鍼すると痛みがなくなりました。残る腰痛の治療点(耳ウラ)に2本置鍼。

「あっスッとしてきました。」

随分良くなったようなので、治療終了となりました。後は、

「OKグーグル、タイマー30分お願いします。」

と、置鍼してから30分Aさんにゆっくりしてもらうだけです。私は、Aさんが来院される前にベッドで自力自療の操体法をしていたので、その続きをしたくなり、

「ちょっと、これから体操しますね・・・・」

「・・・はい、どうぞ・・・あのう、見ても良いですか・・・・写真撮っても良いですか?」

「はい、いいですよ!」

ベッドで仰向けになり下肢をゆっくり捻(ひね)ったり、手首をゆっくり回して首肩の連動をうながしたり・・・・

「バシッ・・・・バシッ」

シャッターの音を聞きながら14~5分やったでしょうか・・・・普段のセルフケアを患者さんに見ていただくのは、良いことだと思い、今後は、積極的に見ていただくことにしよう!などと考たのでした。

肩痛はお尻で取る

 

50才代の男性患者Cさん、10年前に頚椎ヘルニアを鍼治療で治してからは、調子が良かったのですが、半年前から左腕が上がり難くなり、指先にしびれがあります。Cさんは、今回で3回目の治療ですが、順調に良くなって完治しました。野球チームの主力選手なので、チームに貢献出来て本当に良かったです。

合谷診:右(右上腕診、右膝診を行います)

上腕診:右頚椎

膝診:右頚椎#4、#7(1)、右胸椎#1、#2(1)、#10(1)、右腰椎#3、#4、#6(0)

首診:右腎(0)、右膀胱(1)、左心包(1)、左心(0)、左大腸(0)、左三焦(2)、左胃(1)、左脾(2)

(   )内は置鍼の数

1回目の治療で左肩の三角筋が良くなりましたが、まだ指先に痺れは残っています。2回目の治療で痛みがもっと軽減しました。3回目で来られた時は、左肩を回すとまだ引かかる感じと指先の痺れがありました。上記の基礎、応用治療で自律神経、内臓を整えたあと、おでこにあるB点C点に置鍼すると、肩の引かかりと指先の痺れが軽減しました。まだ三角筋に腕を回すと引かかりがあるので、お尻の大臀筋、中臀筋、小臀筋をほぐすことにしました。

Cさんは、野球チームの主力選手。硬式ボールには親しみを持っているので、そのボールを2個お尻に当てて仰向きになってもらいました。後は、Cさんに10~15分ユラユラ動いてもらい、気持ち良い時間を過ごしてもらいます。

「どうですか?腕回してみて・・・」

「・・・・・良いですね・・・ほとんど、引かからない。」

しばらくして

「今度はどうですか?」

「・・・・・良いですね・・・・・大丈夫・・・・・指先の痺れも取れました。」

ということで、本日治療終了となりました。肩の痛みはお尻で取れるのです。

ソケイ部の治療点

30才代の女性患者Bさん。中腰になったり、凝視する作業が多いため目が疲れ、肩こりとソケイ部に痛みがあります。4月から新しい職場に入ったため、多少ストレスがあるのかもしれません。

今月来られる患者さんの中には、新しい職場でのストレスで体調を崩す方が数名おられます。また、気温差にカラダがついて行けず不調を訴える方もおられます。さてBさん、いつものように合谷診から始めます。

合谷診:右(右上腕診、右膝診を行います)

上腕診:右頚椎、右腰椎

膝診:右頚椎#4、#6、#7(1)、右胸椎#1~5、右#8(1)、右脳幹(0)

首診:右腎(1)、右膀胱(0)、右肝(1)、右大腸(1)、右三焦(1)、右胃(1)、右脾(0)

左膀胱(1)、左肝(0)、左胆(1)、左心包(1)、左大腸(1)、左三焦(1)  (  )内は置鍼の数

首診により六臓六腑の状態を把握して、頭の治療点に置鍼をするため、首が緩み肩こりが解消する事が非常に多くあります。Bさんもこの置鍼で肩が軽くなりました。山元式新頭鍼療法(YNSA)は、頭に置鍼するだけで目がスッキリしたり、視力が上がったりすることもありますが、Bさんには、念のため目の治療点に置鍼しました。後は、ソケイ部です。見つけている足の治療点には、ソケイ部はありません・・・・こういう時こそ、発見のチャンスです・・・・で、見つけました!

これは、Bさんだけに当てはまることかもしれません。今度、ソケイ部が痛い患者さんが来られた時、試してみたいと思います・・・楽しみです。

追加:紫雲膏を耳かきで、すくい上げて治療点に置き、やや大きな艾炷(がいしゅ)に火をつけても、ほとんど痛み、熱さを感じないのですが、効果があります。紫雲膏と灸というテーマでインターネットを検索してみると、越石先生が紫雲膏灸という論文を出しておられました。紫雲膏灸は、施灸最高温度が40°C前後のため、快適なのだそうです。この灸はお灸の普及には最適だと思います。

気持ち良くしてあげる

 

3ヶ月ぶりに来院の60才代男性患者Aさん。

「硬球5個で毎日カラダほぐしよるけん、調子良かったんじゃけど・・・・最近、仕事頑張りすぎて・・・来たんです。」

確かに硬式を購入した患者さんが、来院していない事実があります。それほど、硬式ボールは効果があります・・・・経営的には、ちょっと寂しいのですが、当院は健康になっていただく場所ですから、これでいいのです。Aさんは屋根に上がって瓦を直す職人さんなので、局所に痛みが出るようです。写真で分かるように肘、膝、足首などの関節と頭頂部、腰部に痛みがあります。

合谷診:左(左上腕診、左膝診を行います)

上腕診:左頚椎(1)、左胸椎(0)、左腰椎(1)、脳幹(1)、大脳(0)、小脳(0)

膝診:左頚椎#1、#2(1)、左胸椎#12(1)、

首診:右膀胱(1)、右肝(0)、右胆(1)、右心包(0)、右心(0)、右大腸(1)、右三焦(1)、右胃(1)、右脾(1)、右小腸(0)、左膀胱(1)、左大腸(1)、左三焦(1)、左脾(1)、左小腸(0)、( )内は置鍼の数。

Aさんは、感覚が鋭く反応が早いので、治療していて楽しくなります。

「先生、そこ電気が走った・・・・あれ?肩(三角筋前部繊維)がフニャフニャになった。」

「鎖骨に来た・・・・・鼻がぬける!」

「そこじゃ(おでこ)・・・・仕事中に痛なったところじゃ!」

「ひどいな~そこ(膝ウラ)もう、フワフワじゃ」

などと実況中継してくれるので、嬉しいのです。素直にご自身の感覚を言葉に出せるのは、一つの才能です。私にもこのような素直な感覚があれば・・・・と羨(うらや)ましくなります。ニューヨークでナムジュンパイクという天才アーティストのアシスタントをしていた時、

「佐伯さん、素晴らしい!天才!天才!」

と良くいわれていました。天才に天才と言われるのですから、嬉しくなってしっかり働いたものです。人を気持ち良くしてあげる・・・・これが全てなのかもしれません。Aさんは、その事をしっかり身に付けておられるようです。毎回、患者さんから学んでばかり・・・良い仕事についたものです。

さてAさん、足首以外は鍼治療で良くなりました。足首痛は、足にみつけた治療点に紫雲膏をしっかり盛って、やや大きめの艾炷(がいしゅ)を置いて火をつけるのですが、これは殆ど熱さが伝わりません。それでも、良くなります。そのため、鍼が嫌いな人には足のお灸だけで鍼治療をしない事もあります。Aさんの場合は、8壮の熱くない灸で両足首痛が治りました。ちょっと面白い可能性を感じています。

やっと書けそう!

 

やっと、新しいipadと仲良くなり始めました。文章が書けるのでは・・・と期待しています書けなくなって2ヶ月の間に色々あったので、何から書いて良いのやら・・・・

まず、クスノキで龍を作る計画はボツ!

 

模型を作っている段階で無理だと確信したので、やめました。小型の龍を7月頃から、ボチボチ趣味で作って楽しみたいと思います。

埼玉県の大野朝行先生での「魂合気」カタカムナ文字(古代文字)と合気道の融合。これは素晴らしい体験でした。明治時代以前の日本人のカラダの使い方、歩行の仕方など一気に学ぶことが出来ました。今は、少しずつカラダに馴染ませているところです。鍼を刺すという動作が全く代わり、1本の置鍼の響きが違うように思います。

ベースギターを購入しました!

やっと自分のギターが手に入り、ベースギターの演奏家に教わった弾き方で練習すると、右手中指と人差し指にマメができました。やっと初心者のそのまた初心者になれたようです。これから、ボチボチやっていきます。

GoodNotes 5というアプリでカルテが充実。今まで使っていたアプリと比べ、記録の消滅の悩みがなくなったのが大きいです。また、このアプリはカルテに患者さんの写真を入れたり、アップルペンで直筆したり、タイプ文字を入れたり・・・何でも出来るため、治療自体がより充実してきました。

日仏文化交流展が2年ぶりに開催されるため、5月31日から3日間積み木制作を※萬翠荘で行います。今回は小規模な作品となります。

明日から、症例を載せていきます。

※旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸として建てられた、フランス・ルネッサンス様式の洋館。皇族の立ち寄り所や、各界の名士が集まる社交の場として利用されてきた。現在では建築当時の華麗な姿を今に活かし、イベントや展示会場として利用されている。市街中心部に位置しながらも、喧騒から隔絶させられる特別な場所で、当時の大正ロマンを感じることができる。国の重要文化財。