大谷翔平選手の肘

コンピュータの調子が良くないので、フェイスブックに文章を記載することが出来なかったのですが、ホームページには、記載出来るので、しばらくはそのようにします。

大谷翔平選手が右肘内側側副靱帯損傷のため、投げることが出来なくなりました。そして、トミージョン手術をうけるかどうか・・・話題になっています。私は、そのことに関して意見をいう立場でないので、避けます。ただ、今年の夏の高校野球愛媛県予選で、「肘内側側副靱帯損傷の投手が、1ヶ月間の治療で完封勝利出来た」という症例があったので、簡単にご紹介します。

[疾患・症例の概要]

肘の内側々靱帯損傷は、野球選手に多い症状。ピッチャーがボールを投げるために加速をつけるとき、肘の内側が不自然に伸びて、内側々副靱帯が徐々に損傷し、投球動作を反復していると、内側々副靱帯が引っ張られ続けて、肘への負担が大きくなり、内側副靱帯が部分断裂する。

[治療後の試合]

9回を投げ、12奪三振、1四球、自己ベストに近い137キロの速球を投げることができた。そして6対0の完封勝利。投球を終えて、満面の笑顔でベンチに帰ってくる。

後日の試合では、自己最速の140キロの速球を記録。

[考察]

肘の「内側側副靱帯損傷」という診断から85日(治療期間1ヶ月、8回)で本来の投球ができた。YNSAは患部に触れることなく治療するので、安全であると説明し、初回の治療で痛みが半減、2回目の治療で10→1と結果が出たため信頼関係を構築する事ができた。右膝外側の弓状膝窩靱帯へ3本置鍼後、パイオネックスを3個置鍼したのが有効であった。ただ、内側側副靱帯損傷の診断後、すぐにYNSA治療を受ければ、大会への準備が余裕を持って行えたと思われるので、同校監督との連絡を密にすることにした。

 

ベースギターやってます

 

毎週木曜日は、「あじさいクラブ」という音楽バンドの練習日です。今日は4時から8時までしっかり練習。

「上を向いて歩こうを、やろうよ!」

と言ってしまったのは私、いざ練習を始めると難しいのです。しかも、毎日少しでも練習すれば良いのに・・・やっていない。この調子では9月のコンサートに間に合わない。明日からやります。

また、珍しくベースギターが主役になる、「スタンドバイミー」もやるのです。ベースギターを始めて2年の私、ちょっと焦っています・・・これぐらのプレッシャーが、実は生きる上で大切なのかも知れません。

ベースギターのことを、バンド仲間から教えてもらうたびに、私が無知であり何も分かっていないことが分かります。ただ、今やれることを初心者なりにやるだけです。

痛みに感謝!

最近購入した銀の鍉鍼(ていしん)が威力を発揮しています。山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療点を足に探して、3年。この銀の鍉鍼が非常に役だっています。おおよそ4cmほどの長さで、一方は1.5mmの直径をした球体で押圧するようになっています。もう一方はその球体が付いていなくて先細りになっています。そのため、この細い先端を少し押圧するだけで、強烈な痛みを患者さんは感じておられます。

この痛みを一瞬感じるだけで、一気にカラダが緩むのです。この原理は、脳幹の視床下部というところから神経を介してβエンドルフィンを出しているからです。βエンドルフィンとは、脳内モルヒネのことです。交通事故に遭い道路が血の海になっても、その当事者には痛みを感じさせないシステム・・・つまり、強烈な危機感を感じたカラダがより良く生きようとして、脳内モルヒネをだすのです。

おかげで、痛みがなくなりその間普通に動いていれば、血流も良くなりカラダが元に戻っていくという理屈です。

痛みに感謝です。

ヒマワリの種

鳥取県では、線状降水帯ができ、何十年に一度という雨量を計測しています。これ以上の被害がないことをお祈りいたします。

愛媛の松山では、台風の気配が無い天候が一日中続きました。石鎚山という西日本で一番高い山が愛媛を守ってくれています。本当に感謝しています。

そんな一日だったので、4m一人立ちしているヒマワリは、しっかりと立っています。ここで生殖成長期になっているヒマワリの育て方を確認します。インターネットからコピペしました。

『まずはひまわりの花が咲いたら、完全に枯れるまで2ヶ月ほど待ちます。早いと1ヶ月半ぐらいでも枯れる場合があります。

ひまわりの花びらもほとんどなくなって、茎や葉っぱが黄色く変色して枯れるぐらいになるのが目安です。

種の部分も乾燥して黒っぽくなっているのを確認してください。』

『収穫したひまわりの種は、晴れた日に天日干しをしてさらによく乾かします。

ここでよく乾かして水分を飛ばしておかないと、保存している時にカビが生えたりして使い物にならなくなります。

よく乾かしおわったら、瓶などの密閉できるものに入れて涼しく日の当たらない場所で保管してください。乾燥剤を入れておくと湿気対策にもなります。

あとは翌年に気温が20度を超えるくらいの気温になったら、通常通り種まきをして育ててください。

ひまわりの種は粒が大きいものがほとんどなので、管理もしやすく育てやすい植物です。ぜひ自分で収穫した種で、ひまわりを育ててみてください。』

ヒマワリと台風

台風7号が接近し、明日紀伊半島に上陸しそうです。ヒマワリがどうなるのか・・・非常に気になりますです。来年の4mヒマワリがどの程度の補強で台風に耐えられるのか、実験です。

近くのホームセンターで、ヒマワリ補強の素材をあちこち、探してみたのですが、中々見つかりません。もしかして、3.5m位の竹6本(南北に3本ずつ)を50cm埋め込み、しゅろ縄を何本も張り巡らせて「つっかえ縄」をするのが、いいように今のところ思っています。

また、ロシアという種類の巨大化するヒマワリで、たった1本だけが、最後の最後にニョキニョキと4mほどに成長し、補強無しで真っ直ぐに立っているのがあります。このヒマワリが台風7号でも真っ直ぐに立ち続けることが出来るのか?

私は、生き残れると思っています。

触覚アート

以前にも書いたことがあるのですが、私は大学卒業論文(作文のようなものでした)で、触覚アートが大切になるという主旨のことを書いたのです。それで、触れると倒れる「積み木」という作品を発表しました。ところが、こんな作品は売れません。結局芸術では生活できませんでした。気がついてみると、鍼灸師になり触覚アートを追求するようになっていました。目が不自由な方で優れた鍼灸師の方は多くいらっしゃいます。

日本独特の鍼管(しんかん)を使用した鍼治療を考案したのは、杉山和一という目の不自由な鍼灸師です。鍼灸師で杉山和一を知らない人は、絶対いません。それほど、この業界では著名な伝説の鍼灸師なのです。

最近、鍼灸治療をしていて、これこそまさに触覚アートであると実感できるようになりました。上腕診という肘内側の横紋を触診する大切な診断方法があるのですが、これに全く反応しない患者さんがおられました。4ヶ月も反応ないので、何とかならないものか・・・と思い、膝を押圧するとその患者さんが初めて痛みを感じ、上腕診と同じ診断ができるようになったのです。それ以来、全ての患者さんに対して、上腕診のかわりに膝診(勝手に命名しました)をするようになりました。

この膝の触診を3年続けるうち、治療点に親指の爪を押圧すると、膝ウラの診断点が反応し触れた指先に伝わる事がやっと分かったのです。そのため、患者さんが感じる前に分かることがあります。

これこそ私が求めていた触覚アート。これから、もっと追求します。

自慢は恥

大谷翔平選手の母方のおじいちゃんは、運動神経抜群の人格者だったそうです。そして、事あるごとに「自慢は恥」とおっしゃっていたそうです。その教えをしっかり身につけた大谷翔平選手は、インタビューで常に謙虚な態度を示しているのです。それで、多くの人々に愛されているわけですね。

誇り、矜持を持っていても、口に出さない。口に出すと自慢になり輝きがなくなる。分かっているんです・・・・しかし、ポロリと自慢話をしてしまいました。明日からやめよう!

インコのチーちゃん

我が家には、インコさんがいます。ただ、寿命の短いインコさん、3匹亡くなり今はチーちゃんというメスインコが1羽です。このチーちゃん、愛嬌があります。

「チュルリ、チュルチュル・・・ジージージー」

とにかく賑やかです。私がカゴの外から親指を近づけるとしっかり噛みついてくれます。

 「チーちゃん、痛いがね~・・・何しよん!」

などと、会話を楽しむのです。このチーちゃん、自分を鳥だと思っていないのです。飛ぶことに興味がないチーちゃんは、カゴの入り口を開けても外に出ません。カゴの中が大好きなのです。クチバシと足を使ってヤモリのように自由自在にカゴを這いつくばるのです。これがいい運動になっているようです。かごのてっぺんだって平気でハイハイします。そんなチーちゃんと遊んでいるのを、しっかり聞いているのは、メス猫モモ。

モモは、嫉妬したのです。

しっかりそれは、分かっていたのですが・・・・まさか、家出を実行するとは!

これからは、「2人」とも平等に接するからね!

動く頭蓋骨

「先生、なんか頭の形が少しずつ変わっているような気がするんですけど・・・」

出産時に受けた圧力で、少し頭が歪(いびつ)になっていた50才代の女性患者Aさん。非常に感覚の鋭い方なので、微妙な変化に気がつかれたのだと思います。確かに以前、

「なんか歯が動いている気がします・・・・噛み合わせが変わっている・・・と思います。」

頭に置鍼している時、Aさんが喋ってくれました。そして、今回も、

「左側の噛み合わせは上が動く感じ、右側は奥が動く感じです。」

と言ってくれました。これは、事実だと思います。カラダは、常に元に戻ろうとしています。そこで、操体法の創始者・橋本敬三先生の著書の一部をご紹介します。これは、マストから落ちて、オデコに陥没骨折(直径5cm深さ1cm)をした漁夫の治療をした時のことです。

『陥没されている圧力がどこかに現れてはいないものかと丹念に全頭蓋を触診してみたところ、ちょうど反対側の後頭部に少し膨隆を感じ、力を入れて指圧すると痛いと言う。適度の圧力を加えると快感を感じると言う。そこで毎日数分ずつ、ここに指圧を加えたところ、数日にして驚くべく陥没は回復してきた。十数日にして外見上、よほど注意しないとわからないくらいになった。』

『頭蓋骨なども左右はだいたい不同なものであるが、これらも重心の偏倚によるものである。すなわち全骨格の歪みは、頸椎と頭蓋骨間の筋の緊張に異常を生ずるので、一方に引っ張られて形が変わってくるのであって、元来骨は動きやすいものである。少し頭を使ったり、または風邪などによって、頭の血流の環境が激しくなっただけでも、頭蓋骨は緩んでくる。ゆえに、鉢巻をしてやればよいのである。』

カラダの歪みは首に現れて、それを緩めると頭蓋骨も緩んでくると橋本敬三先生はおっしゃっています。Aさんの治療では、首診を行い置鍼し、首を緩めています。ですから、頭蓋骨が動いているのです。

モモの家出

4日前に私の飼っているメス猫モモが、家出をしてしまいました。これは、2つの部屋の境にあるドアをきっちり閉めていなかった私の不手際から起こったものです。玄関を出ると小道を挟んで雑木林が広がっているので、その天辺までいったと思われます。初めて山登りをして、大好きな木登りで遊び回っていたと思います。鳥やトカゲなどの小動物や、昆虫も沢山いるので自由を満喫しているものと思い、

「モモの第二の人生になる・・・・きっと幸せになるに違いない。」

と覚悟を決めていたのですが、夜遅く帰って来ました!山の生活では怖い動物にでも出会ったのかもしれません。少しエサを食べたあと、顔を上にしてゆっくりと寝ています。普段のモモは顔を上にして寝ることはないのですが、よっぽど安心したのだろうと思います。ちょっとした小旅行をして、外の怖さと家の心地よさを改めて知ったことでしょう。

これで、一安心です。