ヒマワリの種

鳥取県では、線状降水帯ができ、何十年に一度という雨量を計測しています。これ以上の被害がないことをお祈りいたします。

愛媛の松山では、台風の気配が無い天候が一日中続きました。石鎚山という西日本で一番高い山が愛媛を守ってくれています。本当に感謝しています。

そんな一日だったので、4m一人立ちしているヒマワリは、しっかりと立っています。ここで生殖成長期になっているヒマワリの育て方を確認します。インターネットからコピペしました。

『まずはひまわりの花が咲いたら、完全に枯れるまで2ヶ月ほど待ちます。早いと1ヶ月半ぐらいでも枯れる場合があります。

ひまわりの花びらもほとんどなくなって、茎や葉っぱが黄色く変色して枯れるぐらいになるのが目安です。

種の部分も乾燥して黒っぽくなっているのを確認してください。』

『収穫したひまわりの種は、晴れた日に天日干しをしてさらによく乾かします。

ここでよく乾かして水分を飛ばしておかないと、保存している時にカビが生えたりして使い物にならなくなります。

よく乾かしおわったら、瓶などの密閉できるものに入れて涼しく日の当たらない場所で保管してください。乾燥剤を入れておくと湿気対策にもなります。

あとは翌年に気温が20度を超えるくらいの気温になったら、通常通り種まきをして育ててください。

ひまわりの種は粒が大きいものがほとんどなので、管理もしやすく育てやすい植物です。ぜひ自分で収穫した種で、ひまわりを育ててみてください。』

ヒマワリと台風

台風7号が接近し、明日紀伊半島に上陸しそうです。ヒマワリがどうなるのか・・・非常に気になりますです。来年の4mヒマワリがどの程度の補強で台風に耐えられるのか、実験です。

近くのホームセンターで、ヒマワリ補強の素材をあちこち、探してみたのですが、中々見つかりません。もしかして、3.5m位の竹6本(南北に3本ずつ)を50cm埋め込み、しゅろ縄を何本も張り巡らせて「つっかえ縄」をするのが、いいように今のところ思っています。

また、ロシアという種類の巨大化するヒマワリで、たった1本だけが、最後の最後にニョキニョキと4mほどに成長し、補強無しで真っ直ぐに立っているのがあります。このヒマワリが台風7号でも真っ直ぐに立ち続けることが出来るのか?

私は、生き残れると思っています。

触覚アート

以前にも書いたことがあるのですが、私は大学卒業論文(作文のようなものでした)で、触覚アートが大切になるという主旨のことを書いたのです。それで、触れると倒れる「積み木」という作品を発表しました。ところが、こんな作品は売れません。結局芸術では生活できませんでした。気がついてみると、鍼灸師になり触覚アートを追求するようになっていました。目が不自由な方で優れた鍼灸師の方は多くいらっしゃいます。

日本独特の鍼管(しんかん)を使用した鍼治療を考案したのは、杉山和一という目の不自由な鍼灸師です。鍼灸師で杉山和一を知らない人は、絶対いません。それほど、この業界では著名な伝説の鍼灸師なのです。

最近、鍼灸治療をしていて、これこそまさに触覚アートであると実感できるようになりました。上腕診という肘内側の横紋を触診する大切な診断方法があるのですが、これに全く反応しない患者さんがおられました。4ヶ月も反応ないので、何とかならないものか・・・と思い、膝を押圧するとその患者さんが初めて痛みを感じ、上腕診と同じ診断ができるようになったのです。それ以来、全ての患者さんに対して、上腕診のかわりに膝診(勝手に命名しました)をするようになりました。

この膝の触診を3年続けるうち、治療点に親指の爪を押圧すると、膝ウラの診断点が反応し触れた指先に伝わる事がやっと分かったのです。そのため、患者さんが感じる前に分かることがあります。

これこそ私が求めていた触覚アート。これから、もっと追求します。

自慢は恥

大谷翔平選手の母方のおじいちゃんは、運動神経抜群の人格者だったそうです。そして、事あるごとに「自慢は恥」とおっしゃっていたそうです。その教えをしっかり身につけた大谷翔平選手は、インタビューで常に謙虚な態度を示しているのです。それで、多くの人々に愛されているわけですね。

誇り、矜持を持っていても、口に出さない。口に出すと自慢になり輝きがなくなる。分かっているんです・・・・しかし、ポロリと自慢話をしてしまいました。明日からやめよう!

インコのチーちゃん

我が家には、インコさんがいます。ただ、寿命の短いインコさん、3匹亡くなり今はチーちゃんというメスインコが1羽です。このチーちゃん、愛嬌があります。

「チュルリ、チュルチュル・・・ジージージー」

とにかく賑やかです。私がカゴの外から親指を近づけるとしっかり噛みついてくれます。

 「チーちゃん、痛いがね~・・・何しよん!」

などと、会話を楽しむのです。このチーちゃん、自分を鳥だと思っていないのです。飛ぶことに興味がないチーちゃんは、カゴの入り口を開けても外に出ません。カゴの中が大好きなのです。クチバシと足を使ってヤモリのように自由自在にカゴを這いつくばるのです。これがいい運動になっているようです。かごのてっぺんだって平気でハイハイします。そんなチーちゃんと遊んでいるのを、しっかり聞いているのは、メス猫モモ。

モモは、嫉妬したのです。

しっかりそれは、分かっていたのですが・・・・まさか、家出を実行するとは!

これからは、「2人」とも平等に接するからね!

動く頭蓋骨

「先生、なんか頭の形が少しずつ変わっているような気がするんですけど・・・」

出産時に受けた圧力で、少し頭が歪(いびつ)になっていた50才代の女性患者Aさん。非常に感覚の鋭い方なので、微妙な変化に気がつかれたのだと思います。確かに以前、

「なんか歯が動いている気がします・・・・噛み合わせが変わっている・・・と思います。」

頭に置鍼している時、Aさんが喋ってくれました。そして、今回も、

「左側の噛み合わせは上が動く感じ、右側は奥が動く感じです。」

と言ってくれました。これは、事実だと思います。カラダは、常に元に戻ろうとしています。そこで、操体法の創始者・橋本敬三先生の著書の一部をご紹介します。これは、マストから落ちて、オデコに陥没骨折(直径5cm深さ1cm)をした漁夫の治療をした時のことです。

『陥没されている圧力がどこかに現れてはいないものかと丹念に全頭蓋を触診してみたところ、ちょうど反対側の後頭部に少し膨隆を感じ、力を入れて指圧すると痛いと言う。適度の圧力を加えると快感を感じると言う。そこで毎日数分ずつ、ここに指圧を加えたところ、数日にして驚くべく陥没は回復してきた。十数日にして外見上、よほど注意しないとわからないくらいになった。』

『頭蓋骨なども左右はだいたい不同なものであるが、これらも重心の偏倚によるものである。すなわち全骨格の歪みは、頸椎と頭蓋骨間の筋の緊張に異常を生ずるので、一方に引っ張られて形が変わってくるのであって、元来骨は動きやすいものである。少し頭を使ったり、または風邪などによって、頭の血流の環境が激しくなっただけでも、頭蓋骨は緩んでくる。ゆえに、鉢巻をしてやればよいのである。』

カラダの歪みは首に現れて、それを緩めると頭蓋骨も緩んでくると橋本敬三先生はおっしゃっています。Aさんの治療では、首診を行い置鍼し、首を緩めています。ですから、頭蓋骨が動いているのです。

モモの家出

4日前に私の飼っているメス猫モモが、家出をしてしまいました。これは、2つの部屋の境にあるドアをきっちり閉めていなかった私の不手際から起こったものです。玄関を出ると小道を挟んで雑木林が広がっているので、その天辺までいったと思われます。初めて山登りをして、大好きな木登りで遊び回っていたと思います。鳥やトカゲなどの小動物や、昆虫も沢山いるので自由を満喫しているものと思い、

「モモの第二の人生になる・・・・きっと幸せになるに違いない。」

と覚悟を決めていたのですが、夜遅く帰って来ました!山の生活では怖い動物にでも出会ったのかもしれません。少しエサを食べたあと、顔を上にしてゆっくりと寝ています。普段のモモは顔を上にして寝ることはないのですが、よっぽど安心したのだろうと思います。ちょっとした小旅行をして、外の怖さと家の心地よさを改めて知ったことでしょう。

これで、一安心です。

テルミー療法

患者さんから多くのことを学びます。今日は、テルミー療法について学びました。40才代の女性患者Bさんが、足首に虫刺されから湿疹のようなもの出来、かゆみに耐えられないほどだったのに、友人から受けたテルミー療法の2日後にすっかり治ったそうなのです。そこで、テルミー療法を調べてみました。下記の通りです。

『 「テルミー」とは、ギリシャ語で「温熱を利用した療法」を意味しています。

歴史は古く、1910年から約20年にわたる実験・研究によって、1929年(昭和4年)に発明されました。すでに70年以上の歴史がある民間療法なのです。

自然治癒力をたかめる家庭健康療法

テルミーの温熱刺激は、自律神経系・内分泌系・免疫系の働きを調整して、生命を維持する機能(ホメオスターシス)や自然治癒力をたかめることを目指しています。

また、血液やリンパ液の流れを促進させ、疲労回復や筋肉のこり等を癒し、消化器系の働きを活性化させる効果もあります。

つまり、心とからだの両面から自然治癒力に働きかけて、病気の予防、疲労回復、健康増進を目的とした家庭健康療法です。

安らぎを与え、誰にでもできて安全

誰にでもできる・・・子どもやお年よりにもかけてあげられます。

家庭でできる・・・自分自身でできます。もちろん家族同士でかけ合うこともできます。

操作が簡単・・・わずかな練習時間で誰でも扱えます。また、医学知識や経絡・経穴(ツボ)を知らなくてもできます。

安全である・・・副作用がなく、薬剤等との併用もさしつかえがありません。

気持ちがよい・・・テルミーの温もりは優しくおだやかで、リラックス効果もあります。

テルミー療法の行い方

使い方の基本は撫(な)でること

テルミー線(数種類の植物成分からできた線香状のもの)にロウソクなどで点火します。

冷温器(万年筆大の銅でできた筒状のもの)の中に入れます。

冷温器2本を1セットにして体表(皮膚・血管・リンパ管・神経・筋肉など)を刺激します。

刺激の方法は、皮膚を撫(な)でたり圧(お)したりすることによって器械的な刺激と温熱刺激を与える方法や、皮膚に直接触れずに熱や煙、光の刺激を与える方法などがあります。ぜひテルミーのおだやかな温もりを体験してください。

テルミーが考える「健康観」

私たちの心とからだには、生まれながらに健康を回復させる力が備わっています。それは「自然治癒力」と呼ばれる力です。

病気は、自然治癒力より病気の悪化力が大きくなったときにおこります。  現代医学の治療は、薬物その他の方法により病気をおさえ健康を回復しようとしますが、テルミー療法では日ごろから自然治癒力をたかめることによって健康を維持しようと考えています。

病気になってから手当をするのではなく、病気に負けないからだづくり、つまり病気を未然に防ぐことを大切にしています。とはいえ日ごろから健康に注意していても、病気やケガをしてしまうこともあります。そんなときテルミー療法は、部分的に治そうとするのではなく“心とからだ”の両面に働きかけ、少しでもはやく健康になるように自然治癒力の機能をたかめようとします。

幸せな人生は健康から生まれます。しかし、人にはそれぞれの人生観があるように、健康に対する考えもそれぞれ違います。イトオテルミー親友会は本療法を基本に、健康について会員の皆様と一緒に考えていきたいと思います。

それぞれに理想の健康観を確立して幸せな人生をおくりましょう。』

私にあっている気がします。山元式新頭鍼療法に取り入れることも可能かもしれません。楽しみ!

大谷翔平選手の痙攣

 

今や世界中から注目されているエンジェルスの大谷翔平選手。4回投げ途中で痙攣を起こし降板となりました。最近、痙攣というアクシデントが多いので、その原因を調べてみました。ご本人は、疲れているからだとおっしゃっています。もちろん、その通りだと思います。そこを、もう少し深掘りしてみました。

『肉のけいれんの最も一般的な原因は以下のものです。

明らかな理由なく起こる脚の筋肉の良性のけいれん(典型的には夜間に発生する)

運動に伴う筋肉のけいれん(運動中または運動後に発生する)

筋肉のけいれん(「筋肉がつる」とも表現されます)は、健康な人にもしばしば起こり、通常は中高年の人によくみられますが、ときに若い人に起こることもあります。筋肉のけいれんは、激しい運動の最中や後に起こる傾向がありますが、ときに安静時にも起こります。就寝中に脚の筋肉に痛みを伴うけいれんが起きる人もいます。 睡眠に関連する脚の筋肉のけいれんは、ふくらはぎや足の筋肉に起こることが多く、その場合は足や足指が下方へ屈曲します。このような筋肉のけいれんは、痛みを伴うものの、通常は良性の(重篤でない)けいれんです。

筋肉のけいれんは、ほぼすべての人に時折みられる現象ですが、特定の異常があると、けいれんのリスクや重症度が高まります。具体的には以下のものがあります。

ふくらはぎの筋肉の張り(ストレッチの不足、運動不足、ときに下腿への体液の蓄積[浮腫と呼ばれる]が繰り返されることなどに起因する)

脱水状態

血液中の電解質(カリウム、 マグネシウム、 カルシウムなど)濃度の低下

神経の病気または 甲状腺機能低下症(甲状腺の活動が不十分になった状態)

特定の薬剤の使用

電解質濃度が低下する原因として、一部の利尿薬の使用、アルコール依存症、特定のホルモン(内分泌)の病気、 ビタミンD欠乏症、体液の喪失(とそれに伴う電解質の喪失)を引き起こす他の病気などがあります。電解質の濃度は、妊娠の後期にも低くなることがあります。』

『レースやトレーニング中に筋肉が激しく収縮するけいれんは、カリウムやナトリウム(塩分)、マグネシウムなどのミネラルが、汗と共に排出されたために体内のミネラルバランスが崩れ、筋肉の収縮と弛緩がうまくいかなくなった結果起きる。ナトリウムは、通常の食事をしていればほとんど不足することはないが、ハードトレーニングなどで大量の汗をかいた時は意識して補給する必要がある。

■カリウム 

【効果的なとり方】

カリウムは体内ではほとんどが細胞内液に存在しているが、よくけいれんを起こすランナーは、日頃から果物を意識して食べるなど、カリウムを多く含む食生活を心がけるとよい。

【多く含む食品】

緑黄色野菜、ドライフルーツ、果実類(特にバナナ、メロン、アボカドなど)

■ナトリウム【効果的なとり方】人間の体内ではナトリウムとカリウムは1対1の割合で存在し、ナトリウムの多量摂取はカリウムの低下を招く。ナトリウムのとりすぎは高血圧の原因になるが、汗を大量にかくランナーは多めにとる必要があり、特に夏場は気をつけたい。

【多く含む食品】

ほとんどは食塩(塩化ナトリウム)として摂取される。

■マグネシウム 

【多く含む食品】

アーモンド、魚介類、海藻類、豆類など』

とあるので、暑い夏で投手とバッターの二刀流は、大量の汗が出るためカリウム、マグネシウム、カルシウムなどが減り痙攣を起こしたようです。でもそれは、良性の痙攣なので心配することはないようです。

ヒマワリの歴史

ヒマワリに関しての記事があったので、記載します。元々、アメリカ大陸が原産だったヒマワリが、スペイン→ヨーロッパ→中国→日本と伝わったようです。本草学者の貝原益軒が色々と述べています。アメリカ大陸には、2万年前氷河期で海抜が下がっている時期、ユーラシア大陸からモンゴロイドに近い人々が移動し、南アメリカまで広がっていったので、日本のご先祖さまの縄文人も関係あるかもしれません。ただ、スペインのコロンブスらの、先住民虐殺、文明破壊、天然痘蔓延などの負の遺産の象徴がもしかして、ヒマワリかもしれないと思うと・・・・しっかり育てたくなります。

『スペインの医師ニコラス・モナルデスによって1564~71年の間に、アメリカ大陸からスペイン王立植物園にもたらされ、ヨーロッパに広がった。中国ではその半世紀後の『花史左編』(1616)に丈菊 (じょうぎく)の名で初見する。日本にもその名で伝わり、『訓蒙図彙 (きんもうずい)』(1666)には図とともに「丈菊、俗に言ふてんがいくわ(天蓋花)、一名迎陽花 (げいようくわ)」の記述がある。貝原益軒 (えきけん)は『花譜 (かふ)』(1694)では、ひふがあふひ(日向葵)、かうじつあふひ(向日葵)の和名をあげるが、15年後の『大和本草 (やまとほんぞう)』には「日マハリとも言ふ」と書いている。また伊藤三之丞の『花壇地錦抄 (ちきんしょう)』(1695)にも日廻 (ひまわ)りの名が出ている。したがって、元禄 (げんろく)(1688~1704)のころにヒマワリの名は広がったらしい。その名は、太陽の動きに花がついて回るとみられたことからおこった。益軒は、『花譜』では花が「日に向ふ」としか記していないが、『大和本草』では「日につきて回る」と述べている。ヒマワリはつぼみの間は太陽の方向に花首を向け、夜の間に西から東に向きを変える。その運動は花弁が黄色く色づくころから鈍り、開花期後、多くは東を向いたまま動かなくなる。しかし同属のシロタエヒマワリH. argophyllus Torr. et Grayは、開花後も太陽の動きにつれて回転することが観察されている。』