0.2mmの表皮

山元リハビリテーションクリニックのレポート第3弾。

ー0.2mmの表皮ー

最終日の午後2時から5時までは、教室で坐学。

「ビデオを見てもらおうと・・・思ってますが・・」

山元先生のお言葉に、『いや~~、もっと実技を見たい‼️」という無言の沈黙が続きます。すると、 いつの間にか全員が認めるクラス委員長のGさんが、

「先生、みんな先生の治療を受けたいと思っているので、治療をした後にビデオを観るのはどうでしょうか?」

ということで、午前中に引き続き、90才の山元先生は治療を続けられることに・・・

その治療の一コマを紹介いたします。

指圧師としても仕事をされている男性Cさん。右腕が凝っています。特に親指には痛みがあるそうです(今回のレポートは、文字として残していないので、私の記憶だけが頼りです。そのため、強烈に覚えているところに焦点を当てます)。

先生は、Cさんの親指と人差し指の間(合谷=ごうこく)で探った情報により、おでこに鍼を刺していきます。2~3本刺した時点で、腕のコリは無くなりましたが、親指の痛みは残っています。

そこで、Cさんの親指を引き寄せた先生は、長さ15mmの鍼を親指の爪と平行になるようにくっつけます。

『なに?・・・・先生、鍼で爪の長さを測ってる???・・・しかも、微妙に弾(はじ)きながら・・・なんなん、これ???』

爪と並行に軽く弾(はじ)いていた鍼先が、ほんの少し角度をつけた瞬間、Cさんの表皮0.2mm程度を突き刺し、引っかけました。15mmの鍼は親指にピッタリくっついています。

「どう?」

「・・・・痛くない・・・・・です!」

全く見たことのない手技を、目の当たりにした我々は、

「ポカ~~~~~~~~~~~~~~~~ン!」

その後のことはよく覚えていません。

0.2mmの表皮のイメージが鮮明に残るだけでした。

おしまいm(_ _)m

元々、鉛筆が持てないんです

山元リハビリテーションクリニックの治療レポート続編

脳梗塞で、右半身が1年半の間、動かなくなった60才代くらいの男性患者Bさん。

動脈バイパス手術後、半年のリハビリで歩行可能となりました。

Bさんは奥様と同伴で来られ、奥様も治療を受けられます。

山元先生の前に座ったBさん、両手が吸い込まれるように先生の親指へ。

先生は、Bさんの親指と人差し指の間のツボ(合谷=ごうこく)を軽く押さえ左右差や合谷内の頚椎、胸椎、腰椎などを感じとる作業をされている・・・・と推測します。

「こっちと・・・こっちは?・・・・この痛みは?」

「今、来ました。」

Bさんは、左脳の障害にもかかわらず、普通に会話をされています。

先生は、Bさんのおでこの圧痛点に次々鍼を刺していかれます。

「字は書けないの?」

先生が同席の奥様に聞かれるや否や、

「書けません。」

「・・・・・字を書いてみ!」

鉛筆を持ったBさん、少しぎこちない持ち方ですが、名前を小学校5年生程度の字で、ゆっくりと書き上げました。

「書けたね~~」

再び、おでこ に親指を当てて、

「これと・・・これと・・・これは?・・・・これですか?」

「あっ痛ったたた‼️」

「痛いね~~ハッハハッハハッハハッハ~~」

先生はクシャクシャな顔でものすごく嬉しそうです。

「字を書いてみ~~?」

Bさん、1回目に書いた名前の下に同じ様に書いていきました。筆圧が強くなっています。

「あんま~、変わらんか?!」

「字が、元々下手くそなんで!」

と、しっかりした口調のBさん。

「先生、右手がなかなか動かんです。」

「全体?」

「全体ですね。」

先生はBさんの合谷を触って、

「ここですか?」

「はい!」

Bさんのおでこに鍼を1本。

「手は、どう?」

「あれ、動きだした!」

「あんた、パピプペポは言える?・・・・ラリルレロは?・・・はい、今度は、頭下げて~~」

「あ痛っった!」

Bさんの頭頂部に鍼を刺した先生は、ニコニコ顔。

「今度は?」

「あれっ、全然(手の)動きが違う❣️」

頭に刺した鍼は9本。Bさんは、退出しロビーで30分安静にして治療終了となります。

順番を待っておられた奥様の隣にいた私は、

「すみません、旦那様は、字が書けなかったのですか?」

と不躾にも質問をしました。

「元々、鉛筆が持てないんです。」

ということは、鉛筆を持っているだけで、奇跡だった‼️‼️

小銭でよかったネ

山元リハビリテーションクリニックでの治療をレポート致します(当院事務長の許可を得ています)。

一人に用する治療時間は、10~15分。広々とした明るい治療室の中央部に山元先生の机があり、そこに鍼と消毒綿と小さなゴミ箱がある程度です。

アシスタントは、奥様のヘレンドクターあるいは、外国人医師。山元先生にタイミングよく鍼を渡し、出来たゴミを素早く捨て、常にシンプルな空間を作っておられます。

70才位の男性患者Aさんが呼ばれて山元先生の横にゆっくりと座ります。

Aさんは、頚椎圧迫のため、首が変形しています。

「先生、小銭を持つと、しびれてポロポロ落ちるとです。」

「・・・小銭でよかったネ・・・ワハハハハ・・・・・」

山元先生は口を大きく開けて顔をクシャクシャにしてゆっくり笑われます。すると、一瞬で和(なご)んだ雰囲気になります。

「ほで・・・・・オタクは・・・・ちと、ゆっくりして・・・・」

先生は、おもむろにAさんの左右の親指にそれぞれ手をやります。左右の合谷(ごうこく)

というツボを優しく親指で触れ圧痛点を探ります。

「これと・・・・これは・・・・これ?」

「そっちです。」

この診察で左右どちらかの治療部位を決定されるようです。もうこれからは、神業の域ですから、何をされているのか分かりません。

「これと・・・これは・・・この上と・・・この下は・・・」

「下のほうかな~~」

このようなやりとりが続いて、先生の親指の爪が、何かを見つけるようです。

Aさんのおでこの生え際中央部に鍼(直径0.25mm長さ15mm)が4本密集して刺さっています。

「手のしびれは?」

「取れた・・・・みたいです。」

先生はAさんにしびれていた手に小銭を渡し握ってもらいます。

「おう~、落ちないですね~・・・・ちょっと、手を見せて。」

Aさんのおでこに、もう1本刺します。

「しびれはどうなった?」

「無いです!」

「アンタはよう~、首をそうとうやられとるから・・・」

と言われ、ベッドのある治療室に2人で入られ2~3分。Aさんが出てこられた時点で、治療は終了。わけのわからないため息が出てしまいました  (´-`).。oO

側弯症には天城流

甲子園でベスト4まで進んだ元高校球児のAさん。70才代とは、全く思えない若々しい体躯の持ち主です。趣味がゴルフで、飛距離が半端ないそうです(友人の患者さんの弁)。

そんなAさん、ゴルフ前日によく来院されます。

「ゴルフの前に、ここへ来たら、午前中は最高に調子ええんじゃ!午後からは、ちょっと・・・なあ・・」

半分うれしい?

Aさんは、脊柱管狭窄、坐骨神経痛と診断されていますが、今回は、腰全体に張りがあるそうです。

「ワシは、言うてなかったんじゃけど、側弯症なんよ。」

「だいたい原因は、分かっとる。若いころ無理してなあ~。みかんの入った重いコンテナを一輪車で運びよったんじゃけん。」

確かに、右肩甲骨、左背中中央部、右腰部が張ってS字になっています。こういう時は、天城流が有効です。写真にあるように、

  

(結果)            (原因)

①右肩甲骨→右上腕外側

②左背中中央部→左前腕外側

③右腰部→右ふくらはぎ外側

原因の部位に鍼を刺していくます。すると、途中からAさん腰を微妙に動かして、

「腰の周辺から、ゆるんで来るのがわからい(分かります)。あとは、背骨の中心辺りだけじゃなあ。」

「そしたら、今度はうつ伏せになって戴いてよろしいですか?」

うつ伏せになったAさんのふくらはぎ圧痛点を丁寧に鍼刺する事、5~6分。起き上がって腰をチェックしてもらいます。

「随分ええ感じじゃ❣️ありがとうございます?」

明日の午後も、持ちますように( ^ω^ )

雑巾しぼり

左O脚をややX脚にする手術を受けた60才代の女性患者Aさん。

左脛骨を切り、脛骨の角度を変える手術を受けたのが、4ヶ月前。左足をかばうため、右股関節から足首が「気持ち悪い」そうです。

週1~2回のペースで11回目の来院。

「気持ち悪い」感覚はなくなりましたが、股関節外側ふくらはぎの外側に痛みがあります。

いつものように腹診をして、足に鍼を2本ゆっくり刺し、お腹のコリを取ります。

「今日は、いつもとは違う方法でしましょうか・・・・う~んと、左肩を上にして、横向きになっていただいて、よろしいでしょうか?」

「先生、痛い方が下でかまんの(構わない)⁇」

「う~~んと、そうよ、それでええんよ。」

「あんね~~、痛い股関節と対角になる左肩を・・・診るけん。」

「それとね~なるべくベッドの端(はじ)っこに来てくれますか?そそそう~、そんな感じ」

Aさんの左脚をベッドの外に投げ出してもらいます。すると、カラダはバランスを取ろうとして、無意識のうちに左腕を出来る限り伸ばそうとします。

私は、Aさんの正面に立ち、ねじれていく首を左親指で軽く押圧。右手のひらは、首と反対にねじれていくお尻を軽く支えながら押圧。

ちょうどAさんのカラダ全体を「雑巾しぼり」している感じです。

「先生 、これ気持ちいい。なんか・・・効いとる感じじゃね。」

しばらくは、自然呼吸でしてもらいますが、途中から、

「はい、そしたら。息を吐きながらゆくっくり伸ばしましょうか?決して無理しないでくださいね。はい、今度はゆっくり吸いながら・・・・・・・息止めて、一気に吐く~~」

これは、総合格闘家、平直行さん(人気漫画、グラップラー刃牙のモデル)直伝の呼吸法です。

この呼吸法でカラダの可動域はもの凄く増えます。平さんは益々進化した武道家としての治療法を確立しておられます。

「Aさん、ベッド下ろします。」

「ビユ~~~~~~~~~~」

「はい、ゆっくり起き上がってみてください!」

「あれっ、軽なっとる❣️調子ええけど、膝から下が・・・・なにやら冷たいわい。」

「あら、そうなん・・・ふ~~ん、そしたらね・・・もう1回寝てもらいましょか!」

Aさんの右手小指の圧痛点にお灸を5壮しました。

「Aさん、今度はどうですか?」

「先生、冷たない❣️」

「あ~良かった!そしたら、今日はこれで、お し ま い‼️」

恐るべしYNSA

 

2日前から下の左前歯に痛みを感じ、歯茎の腫れが確認できました。

そこで、山元式新頭鍼療法(YNSA)で人体実験をしてみました。

顔にある4感覚点

①眼点:眼に関する全ての症状

②鼻点:鼻に関する全ての症状

③口点:口に関する全ての症状

④耳点:耳に関する全ての症状

の内、③口点。これは、口内炎、口唇ヘルペス、歯痛、味覚障害などにも効果があるそうです。

私のした事は、顔面の正中線から1cm左で、生え際からおおよそ3~4cm下の圧痛点を見つけ、そこに、パイオネックスという円皮鍼(0.6mmの長さの鍼)を貼りつけるだけです。

丁寧に探していくと2カ所見つかったので、5mm間隔で2カ所に貼りました。

貼っている間は、全くいたくも痒(かゆ)くもないので、日常生活に影響はありません。

日課の朝風呂に入っていると、パイオネックスがおでこから取れて浮かんでいるを見つけ、

「あれっ?歯茎が痛ない!」

と、やっと気づきました。24時間貼り続けただけで、完治です。

これから、花粉症で眼、鼻アレルギーでお悩みの方は、写真の①眼点、②鼻点にパイオネックスが効果的です。

今日から、患者さんにドンドンおススメしようと思います。

気持ち良さが薬

1ヶ月に8回も熱心に通院されている50才代の女性患者Bさん。

フォーク世代なので、いつもフォークをかけてお待ちしているのですが、たまには「ヒーリング・ベスト・セレクション」もいいかな~と・・・・

「 音楽は、これでいいですか?」

「フォークをお願いします❣️」

『あちゃ~~、失敗してしもた。すみません?』と反省。

これは、いい治療でお返ししないと!・・・ちょっとだけプレッシャーがかかります。

Cさんは、小学生の時、縄とびをしていて、右股関節が抜けるような感覚になったそうです。それが影響してか、エアロビクスをしていて股関節痛となり、夜も眠れない事があったそうです。乗車する時は、座席に着いた後、右太ももを両手で抱えて引き上げなければなりません。

それから、10年前、階段から落ち、左肘殴打で肋骨骨折。現在も左肩に違和感があります。

今回で8回目の来院。

乗車時の動作もスムーズになりましたが、まだ股関節の奥にスジ状のコリを感じ、痛みがあるそうです。

また、肩の前の部分(三角筋の前部繊維といいます)が痛いそうです。

そこで、天城流とクスノキの瘤(こぶ)を合体させた技で治療し、気持ち良く治っていただく事に。

天城流では、股関節奥の痛みを、同側の肘の筋膜を剥(は)がして取ります。

その理由は、東洋医学的見方をすると分かります。肘には小腸経という経脈があり、小腸まで絡(から)むため、股関節に影響すると考えます。

仰向けになったBさんの右肘を、クスノキの瘤(こぶ)で揺すります。揺すること10分。

「Bさん、ゆっくり起き上がっていただいて、宜しいでしょうか?・・・・どうですか・・・」

「ああ・・・大丈夫!痛くないです❣️」

「あ~~、良かった・・・そしたら、今度は、左肩ですね。じゃ~~ベッドに戻っていただいて、宜しい

でしょうか?」

今度は、肩の前側(三角筋前部繊維)。天城流では、親指母指球の筋膜剥がしで治します。

再びBさんの母指球をクスノキの瘤(こぶ)で揺すります。揺すること10分。いつの間にか、Bさん小さなイビキをかいています。ついでに、足の指揉(も)みのサービスして終了。

「凄く気持ち良かった❣️肩の調子もいいです。」

トロ~~としたBさんの顔を見ると、やはり、気持ち良さが薬であるとしみじみ思うのでした。

イボイボはオッパイ

 

月に2~3回定期的に来院される60才代女性患者Cさん。

「私、三半規管が弱いんよ。昨日は南予(愛媛県の南側)に行って、車に酔うし。頭がスッキリしてないんよ。」

「そしたら、頭に鍼するんが一番ええんじゃけど・・・・」

とベッドに横になっていただきます。

Cさんは、クスノキの瘤(こぶ)でカラダを揺する治療が合ってます。そこで、頭にタオルを乗せ瘤(こぶ)の中でも、最も突起物が密集しているもので、押圧揺すりをしてみました。

「気持ちいい❣️」

これは、私自身も何度も体験していますが、非常に気持ちがいいのです。これを体感できれば、Cさんご自身で、ある程度施術できると思い、丁寧に、押圧揺すりをしていく事にしました。

鍼は、手足の重要なツボに刺し置きし、全身の血流を促します。

山元式新頭皮鍼療法(YNSA)では、頭の正中線から、左右に1cmずつの間隔で生え際から頭頂までのラインを12等分したところが、脳神経の1番~12番に対応します。

また、側頭部は東洋医学の12経脈や、全身の部位に対応します。という事は、頭皮の圧痛点を丁寧に刺激し、圧痛を減らしていくことが、全身に効果を及ぼすことになります。

Cさんには、ご自身でも頭皮を刺激することをお勧めしました。

次回にどのような成果が出ているのか楽しみです!

追伸、写真のようにクスノキの瘤(こぶ)は、生命体そのものです。そのため複雑で繊細な頭皮、頭蓋骨表面に、違和感なく刺激が入っていくのだと思います。

前回の続きで言うと、イボイボはオッパイ。つまり、クスノキの瘤(こぶ)は、オッパイがいっぱいの生命体フラクタル❣️

小指も薬指もそんなに変わりはない!

週1回くらいのペースで今回が16回目の70才代男性患者Bさん。前回に引き続いての報告です。病院では、下肢静脈瘤、脊柱管狭窄と診断されています。初診では、両足底が深さ1cm位しびれて、歩行が難しい程でした。最近は症状が安定して来ており、左足底の前側に一直線のしびれを感じるだけとなっています。

山元式新頭皮鍼療法(YNSA)で頭に3カ所刺し置きします。1本目、2本目はおでこに刺し、3本目の鍼を、足底のしびれと同じ側の左側頭部に入れると、

「足のしびれてるところに、ツンツンと来ます❗️」

「あっ、そうですか!そこを丁度ねらって鍼を刺したんですよ❗️」

Bさんの感覚はドンドン繊細さを取り戻しているようです。

次に、やはり足のしびれと同側の左手にお灸をします。昨日の「オッパイがいっぱい」でも述べましたが、部分と全体が自己相似形となるフラクタル理論は、カラダのいたるところに存在しています。

最近特に注目しているのが、手とカラダ全身。

と、ここまで書いて・・・今回の治療では、手の小指にお灸や鍼で治療すべきであったのに、薬指にお灸と鍼をしてしまった‼️・・・・のに気がつきました(*^o^*)

にもかかわらず、Bさんの足底のしびれが取れました。

なので、テーマが変わりそうです。

小指も薬指もそんなに変わりはない!

治療者と患者さんの信頼関係が大切・・・という展開で、今日はオシマイ❣️

オッパイがいっぱい

オッパイがいっぱい

天城流で良く使われるフレーズが、「オッパイがいっぱい」。

これは、フラクタルと言われている自己相似形:部分と全体とが同じ形となる自己相似性を示す図形を文字った杉本練堂先生の口ぐせです。

例えば、葛飾北斎の富嶽三十六景に描かれている波の先端には、相似形の波が描かれているため、リアルな波の運動が表現されています。

人のカラダにもフラクタル理論が随所に見られます。小腸には、凸凹したヒダがあり、そのヒダには凸凹した絨毛(じゅうもう)があり、その絨毛(じゅうもう)には凸凹した微絨毛(びじゅうもう)がびっしりあります。これは、フラクタル理論が最も分かり易い例です。

小腸はヤギ状乳房の絨毛(じゅうもう)つまり、細長いオッパイがぎっしり詰まった壁のチューブ。東京マラソンのスタート直前を、ドローンの映像で空高いところから見ると、小腸のヤギ状乳房絨毛(じゅうもう)群に見えなくもありません。つまりは、人のカラダもヤギ状乳房のフラクタル。随所にヤギ状乳房=オッパイがあることになります。

先日の高校1年生の女子野球部Bさん、左脚が痛くて引きずって来院されましたが、随分良くなり、体重を左足にかけた時、お尻の下に痛みが残るだけになりました。

お尻は、オッパイに形状が似ているので、「オッパイがいっぱい」に当てはまります。

そこで、Bさんの頬の下(オッパイ形状)を、押圧してみました。

「痛った❗️もの凄く痛い‼️」

今度は、左内踝(うちくるぶし=オッパイ形状)を押圧。

「痛っっった❗️」

「Bさん、自分で胸の下を押さえてみて。」

「痛っっっっっっった‼️」

「痛いとこ、いっぱいあろ。ああいうところが、引っ張り合いしとるんよ。」

と「オッパイがいっぱい」を体験してもらいました。