四股

四股を50回程しても汗は、さほど出ないのですが、4リットルのペットボトル2個を肩甲骨に乗せて四股30回すると、大量の汗。これは、スペースを取らない非常に効率の良い健康法です。四股とスクワットでは、鍛える筋肉が違います。スクワットは太ももの筋肉を鍛えるのに対して、四股はお尻の筋肉を鍛えます。お尻には小臀筋、中臀筋、大臀筋という骨盤を支える筋肉があります。少し、話が脱線しますが、このお尻の3つの筋肉が、肩にある三角筋の前部繊維、中部繊維、後部繊維と対応しています(と、私が勝手に思っているだけです)。そのため、肩の三角筋が痛い患者さんには、お尻の筋肉に鍼を刺して治療しています。

話戻って、四股ですが、四股をする場合、スクワットと違い前傾姿勢になりません。脱力した状態で地面に対して垂直になります。その姿勢が取りづらいので、4リットルのペットボトル2個を肩甲骨に乗せると簡単に四股の姿勢を取ることができます。

今月14日(日)から、大相撲名古屋場所が始まります。力士が当たり前にしている四股を見ながら、真似してみてはどうでしょう?相撲から学ぶ事はたくさんあります・・・大ノ里が優勝を決めて大関へと駆け上がってもらいましょう。

YouTubeで、このペットボトルを使った四股の方法を紹介しています。興味ある方は、ご覧下さい。

モモ

今回は、モモ(メス猫)の計画的な家出について。

前回の家出から帰ってきて、私にべったり近づくことも多くなったモモ。私が寝ている枕元で寝るようになりました。最近では、インコのちーちゃんとも仲良く一つ部屋で暮らしていたのです。が、何を思ったか、モモは私が部屋に入る瞬間を狙い一気に外へと、遊びにいったのです。

「可愛い子には旅をさせよ」です。

もう、全然気にしていません、今後も時たま、あるであろうイベントです。

幸い、裏山が自然豊かなところなので、自由に遊んでもらおうと思っています。明日か明後日には、ノドカラカラで帰った来るでしょう!

EM菌の威力

 

(茶色い部分が、EM菌に食べられたところです)

 

先日の洗濯での出来事。下着、服、靴下などはネットに入れて、洗濯から乾燥まで出来る洗濯機で洗濯するのですが、タオルや日本手拭いなどは、ネットに入れないで洗濯機に放り投げます。そのため、洗濯、乾燥を終了して、フタを開けると、日本手拭いが出てきました。

「・・・うん?・・・何これ?」

何と、日本手拭いに染めている文字が*EM菌によって食べられていたのです!なぜこんな事になったのか、全然わかりませんが、そのパワーを改めて思い知りました。しばらくの間、このEM菌に食べられた日本手拭いを壁に貼って、患者さんに見てもらうつもりです。そこで、EM菌に少しでも興味を持っていただければいいと思います。

*EMとは、農地や水環境の改善に威力を発揮する光合成細菌や、発酵型の乳酸菌、酵母など、自然界にいる人にも環境にもやさしい善玉菌の集合体です。これらの善玉菌を絶妙な比率でブレンドし、相乗効果を生み出したのがEMという共生関係です。1982年に比嘉照夫琉球大学名誉教授によって開発され、現在では、農業、畜産、河川浄化、健康など様々な分野において世界100カ国以上で使われています。

明日は、興居島!

 

午後10時、仕事が終了。

モグサがチョット少なくなったので、ミキサーでヨモギを攪拌(かくはん)して作ります。そして、明日は、興居島に行くので、モグサ準備をしてワイン🍷を飲んですぐに寝ます!

おやすみなさい🌙😴

グルメ

 

テレビのスイッチをつけると、グルメの番組のオンパレード。制作側としては安上がりでできるのでしょう、また、紹介されたお店にとっても、経営上助かるので相思相愛。

しかし、これは異常としか思えません。こんな飽食の時代は、人類史上、稀(まれ)な瞬間。人類が誕生して700万年飢餓状態が当たり前で、今日まで続いたのです。飢餓状態を前提として人類は設計されているのに、飽食すると、病気になります。今の日本では、2~3人に1人がガンになるため、ガン保険に入る人が多いと思います。

こんなこと、おかしい?って思いませんか?

と、否定的な文章を書いたので、このくらいにします。料理の得意な70才代の女性患者Bさんに、エイ(お魚です)と大根を煮た料理の事を話したのです。

「先生、まずお酒。お酒で煮た?」

「いいや、お水、みりんと醤油。」

「それが、ダメなの。お酒、みりん、醤油、甘くしたかったら砂糖で煮るのよ!」

「そうなんか!確かにチョット水っぽいエイと大根の煮物になった!」

「そうじゃろう!?安いお酒と、生姜で魚の匂いが消えて、しっかした味になるけん。」

で、早速2リットル、680円の安いお酒を買った私です・・・これってグルメ?

作務衣

作務衣で治療

前々回、前回と「ポツンと一軒家」で愛媛のベンジャミンさんご夫婦の紹介がありました。今まで見た中でも、ダントツに素敵な番組。以前からベンジャミンご夫婦の経営される「おめぐり庵」に行こうと友人と言っていたのですが・・・これで、すっかり有名になったので、ほとぼりが冷めるまで無理でしょう。

そのベンジャミンさんが、着ていたのが作務衣。ハッと気づきました、やはり日本人なら作務衣。外国の方から、日本の良さを教えてもらうことが多いんです。アメリカ人のベンジャミンさんに改めて、教えられる・・・・ベンジャミンさんの出身は、ペンシルベニア州。私の元妻の実家があったのがペンシルベニア州だったので、自然の豊さは分かります。そこで、育ったベンジャミンさんが、日本の古武術にハマると、「自然流」という古武術になるのでしょう。

とにかく、私もこれから面白いこと、やりますよ。

除湿機

梅雨真っ只中、湿気がすごい。そこで、患者さんに、

「湿気がすごいですね。」

と、挨拶がわりの言葉がけをすると、

「先生、除湿機してます?」

「いいえ、してないです。」

「えっ?してないの・・・・除湿機は、いいですよ。我が家では、2階に1台置いていて、この時期はずーっとかけっぱなし。そして、2階と1階の部屋を開放すると、全ての部屋に行き渡って、家全体が快適。室内干ししてもすぐ乾くし、たった1台で十分機能するんですよ!」

「えっ!そうなんだ・・・除湿機って、いくらくらいするんですか?」

「1万円チョット出せば、買えますよ!」

「じゃったら・・・・買えそう。」

とすっかり買う気満々になりました。そして、次の患者さんに、除湿機のことを伺うと、

「まず、大手の電気店に行って、実際に見て店員さんに色々聞いて、1番いいと思う商品を見定めて、アマゾン通販で買うといいんですよ。」

と教えていただきました。そこで、8000円以下の価格の除湿機を購入したのです。患者さんに感謝です!

歩くと肩甲骨がダル重

70才代の男性患者Aさん。ほぼ毎日、ご夫婦で30分間散歩をしておられるそうです。ところが、そのたびに、肩甲骨がだる重くなってしまうそうです。

「う~~ん、歩くたびに肩甲骨が痛くなる・・・・・・・どんな姿勢で歩いているんですか?」

「普通ですけど。」

「あの~、着物を着てワラジを履いていたころの日本人の歩き方をすれば、自然な歩き方になるんですが・・・・・肘は内側を向いていますか?」

「普通に腕振っているんで、肘は外向いてるかな?」

「そういう姿勢だと、肩肘が張って肩甲骨も痛くなってきます。ちょっと、待ってください、着物を持ってきますね。着物を着て歩いてもらいます。」

ということになり、普段私が着ている着物を持ってきて、着ていただくことにしました。

「どうですか?」

「そうじゃね・・・歩幅が狭なって足があまり上がらんな。」

「そうでしょう・・・昔の日本人は、肘や膝を緩めて、能舞台を歩くような感じであるいてたんですよ、これだったら肘が内向いて肩甲骨が張ることないです。」

などと、話しながら歩く姿勢を考え直していただきました。奥様も患者さんとして来られるので、お二人で少しずつ修正していただければ!と願っています。

主婦の知恵

患者さんと雑談することも、治療の一貫です。患者さんの生き方や感性も感じ取られ、しかも、患者さんから多くのことを学ぶ時間でもあります。

「先生、新生姜が出とろう。あれは、焼酎に漬けると、ずーっと保つんよ。冷凍庫で保存するとスカスカになってしまうんよ。だから、焼酎漬けが一番なんよ。知っとった?」

「全然知らんかった。へえ~そうなんじゃ・・・そしたら、早速やってみようわい。」

ということで、近くのスーパーで焼酎と新生姜を買って漬けました。新生姜が出回っている今の時期にしっかり漬けると、紅茶に入れる生姜がしっかり確保出来ます。主婦の知恵はすごい!と改めて感じたのです。

発熱は薬

「石原医学大全」から、「出すことが何よりの健康法」の一節を紹介します。

『風邪、肺炎、胆嚢炎などの炎症性疾患、ガン、白血病などの悪性腫瘍、リウマチなどの自己免疫性疾患などの多くの病気に発熱はつきものだ。単に疲労が重なった時でも発熱することがある。

人間は体温が1℃下がると免疫力が約30%するとされているが、反対に1℃上がると一時的に四~五倍にも増強するといわれている。「発熱」が病を癒す「自然治癒力」となるのは、体温が上昇すると白血球の貪食・殺菌能がパワーアップするから。病気の時、体調が悪い時は熱を出して免疫力を上げる必要があるので、「元気になるために発熱する」のである。

しかし、風邪などで発熱すると、患者をもとより医師さえも、「熱=病気」と言う認識のもと、熱を下げようと躍起になる。

抗生物質や解熱剤を服用すると、その日のうちに解熱するが、「治った、楽になった」と安心するのもつかの間、たいていすぐにぶり返すかいつまでもすっきり治らずダラダラ長引くことが多い。

一方、漢方医学では、発熱に対しては、体を温め、発汗作用を有する葛根湯を投与するし、民間療法でも、生姜湯と梅醤番茶、卵酒など、体を温める効果の高い食材をさらに熱々にして飲んで熱産生を促し発させる。

漢方薬も民間療法も、体が良くなるために出している熱を冷ますのではなく、発熱の後押しをしさらに発散させることで治癒を促す。治るとぶり返すことはまずない。もし、発汗してなお発熱が続き、気力体力も萎えていくようなら、医師に見てもらう必要があるが・・・・』

とあります。発熱はお薬であることを認識しておきましょう!