ブロッコリーの葉っぱ

 

70才代の女性患者Aさんから、ブロッコリーの葉っぱをいただきました。我が家の畑は、冬全く太陽が当たらないので、植っているブロッコリーの成長は、非常に遅いのです。それをAさんはご存知なので、下さったのだと思います。ここで、インターネットからブロッコリーの葉について、引用します。

 

『ブロッコリーの葉には様々な栄養が含まれており、以下のような効能が期待できます。

①ビタミンC

→風邪の予防と治療に役立ちます。美肌効果があります。

②ビタミンE

→抗酸化作用が強く生活習慣病の予防に繋がります。また、血行を促進する働きもあるため冷え性にも効果的です。

③カロテン(ビタミンA)

→アンチエイジング効果が期待されています。風邪予防に役立ちます。

④葉酸

→赤血球の生成を助けます。』

夏の太陽が当たる畑では、大きく育ったブロッコリーの葉をミキサーで細かくし、豆乳と一緒にして青汁として飲んでいたのです。今日は久々にこの青汁が飲めます。友人から戴いた無農薬の白菜で鍋をして、感謝感謝の夕食です。

ユニフォーム

 

中学、高校と同級生だったAさんの誘いで、軟式野球の練習に参加しました。Aさんは高校まで野球経験は無いのですが、大学で野球同好会に所属していたようです。私は高校、大学と硬式野球部にいたのですが、その後は、全く野球と縁のない生活をしていました。Aさんは50才から再び野球を始めました。その結果、はるかに私より野球が上手くなっていたのです。

「継続は力なり」です・・・・というのも、軟式野球部のメンバーは私より年上の人ばかりなのに、私よりはるかに野球が上手なのです。よく聞いてみると徳島商業で甲子園に出場していたり、甲子園で優勝した松山商業のエースピッチャー井上明や済美高校の安楽投手を育てたりした方がいたり、未だに女子ソフトボールの監督をしていたりと野球を続けておられるのです。

こういう方々には、全く敵(かな)いません。まずボールが投げられなくなっています。現役時代では、遠投を軽々90mはしていたのですが、10mほどしか投げられません。スタミナがありません、ボールを追うだけで息切れです。打ってもゴロばっかりで外野に飛びません。「継続なしは無力なり」です。

ただ言えるのは、皆んな「野球小僧」だということです。純粋にボールを投げたり、打ったり、取ったりが好きなのです。私もこのお仲間と出来る限りお付き合いしていきたいと思います。

練習の合間で色々会話をしていると、意外な事実に出会いました。私より5~6年先輩の方は野球名門校の川之江高校出身。川之江高校は、夏の甲子園大会でベスト4まで進出しています。その先輩が私の母校松山東高校と試合をした時、結果は川之江高校が勝ったのですが、松山東高校のメンバーが川之江高校の純白のユニフォームの格好良さに衝撃を受けたそうです。そして、その後、紺色の帽子、アンダーシャツの松山東高校が、川之江高校のように純白のユニフォームに変更したのだそうです。

私は、母校のユニフォームは伝統のある松山中学の純白カラーの継承だと信じていたのですが、実は、川之江高校に憧れて変更したという事実に時代の面白い流れを感じました。ちなみに、現在の川之江高校ユニフォームは、以前の松山東高校の紺色帽子と、紺色アンダーシャツです。

一日一食

一日一食を始めて、2週間以上経ちますが、調子がいいです。以前は一日ニ食でしたが、夕食だけにしています。こうすると昼時間に余裕が出来、快適です。24時間の断食になるので、最近話題のサーチェイン遺伝子のスイッチがオンの状態になり、カラダの若返りが可能となります。インターネットからの引用が下記です。

『「サーチュイン遺伝子」とは、全身性のアンチエイジングを実現するために重要な遺伝子です。抗老化・延命の実現が期待できることから「長寿遺伝子」とも呼ばれています。

「サーチュイン」とは、カロリー制限によって活性化されるタンパク質のことです。活性化した「サーチュイン」が老化した細胞に働きかけると、DNAが修復されて細胞を若々しくしてくれることが分かっています

▼サーチュイン遺伝子によるメリット

脳の神経変性疾患を抑制

認知症の抑制

心筋の保護

肝臓の代謝改善

脂肪が溜まりにくい身体をつくる

インスリンの分泌を促す

骨格筋の代謝改善

多くの疾患を抑制できる』

と、いいとこ尽くしです。この一日一食と、水浴びが私の健康法です。朝、熱いお風呂に入り徹底的に手足の指もみをした後、水シャワーを行います。これは、決死の覚悟がないと出来ません。かなりの苦痛ですが、この生命の危機を感じる苦痛が、生きるエネルギーを与えてくれます。水浴び後がもう最高の気分なのです。この気持ち良さを朝から感じられることに感謝しっぱなしです。水浴びは20年程続けています。それと、今年の松山東野球部OBの紅白戦でレフト前ヒットを打ったのを励みに、筋力アップに挑戦しようと考えていますが・・・・3日坊主になるなよ!

目の前の積み木

先日、山元式新頭鍼療法(YNSA)の全国大会のリモート会議の録画を拝見しました。加藤直哉先生始めとする幹部の諸先生方が、医学論文を発表され本当に勉強になりました。また、山元敏勝先生の脳梗塞の患者さんに対する治療動画を拝見出来たのは貴重な体験でした。諸先生方のレベルは、YNSAで治療を始めて3年目の私に比べると次元が違いすぎるのがよく分かります。

ただ、私のレベルでも私の前にぶつかる壁を自分なりに解決することで、少しずつレベルアップしていけば、それで良いのです。そして、つくづく感じるのは四国という離島で、1人手探りの治療をしている幸せ。ほとんどマダガスカル島になっています。元々、木を積み上げる芸術活動をしていた少し変な人。鍼灸医療の世界に入っても目の前の積み木を、精一杯積み上げようとしているようです。無理せずやって行こうと思います。

正月野球

遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。

ゆっくり寝正月を楽しみました。3日の正午から母校松山東高校で野球部OBによる紅白戦があり、最年長で参加しました。ボールを投げると思ったところに投げられず、バットは重く感じるしで、大変でしたが、3打数1安打と打率0.333とがんばりました。最終打席に会心のレフト前ヒット。第一打席、第二打席とどん詰まりのゴロを打ったので、最終打席には思い切りのいいスイングをしようと心がけたのです。

この最終打席は、1対3で負けている9回ウラ、2アウトランナー無し。私がアウトになると試合終了となる場面です。相手ピッチャーは球筋のいい直球を投げています。その球を思い切ってバットスイングしたのですが、完全に振り遅れ。そこで、ボールに当てるポイントを1m位前に置くことにし、しかも良くボールが見える様に左足(私は右バッター)を大きく開いて、ピッチャーの正面に向くようにしました。後は「1、2の3」すると、ボールがレフト方向に飛んでいました。

久々の感触に喜び勇んで走るも・・・中々前にすすみません。やっとファーストベースにたどり着くと、甲子園で1勝しているチームのレギュラーだった石山太郎君に代走してもらい、お役目御免となりました。結局、試合は1対3のまま負けてしまったのですが、いい勉強になりました。

思いっきりスイングすることで、自分の実力を知ることができ、修正ポイントが分かります。何事もこういうことなのだろうと思います。まずは、全力でやって冷静に分析し、次の対策を見つける。来週は友人と野球の練習をすることにしました・・・今年は、昨年以上に野球と関わるかも知れません。

来年のカレンダー

来年のカレンダーがやっと出来ました。当初の予定では、大きな書き込みができるサイズのカレンダーを作ろうとしたのですが、値段が桁外れになるのでやめました。そこで、卓上サイズのカレンダーにしたのです。これには令和4年はもちろん、平成34年、昭和97年という年号をあえて描きました。昭和生まれの人は、今が昭和何年になるのか・・・・もう、すっかり分かりません。そこへ、平成が入り、令和が入ると・・・・・もう、西暦で計算するしかありません。

しかし、たとえば平成10年は西暦では何年?急に言われても・・・・・分かりません。もう混乱するばかりです。そこで、平成だと34年、昭和にすると、97年となるのでその数字をカレンダーに描いたのです。もちろん、西暦も入れました。これで、かなりスッキリ計算できると思います。

これで、20年前に別れた娘や息子の年(平成でしか覚えていなかったので)が、来年何才になるのか、しっかりと分かります。また、楽しいデザインですので、お部屋が明るくなると思います。結構評判がいいので、2日間で6個売れました。100個しか注文していないので、早くもの勝ち・・・・500円です、尚、混乱を避けるため、郵送は考えていません。

大掃除には重曹

重曹(ベイキングパウダー)とココナッツオイルで歯磨き粉を作り、毎日使うようになってから、重曹の良さが徐々に分かってきました。これから、おおみそかにかけて、掃除が大仕事になります。今年こそ、居住空間を綺麗にし清々しい正月を迎えたいと思います。そのためにも、重曹が欠かせないように思います。流しのステンレスがサビついて中々取れない個所に、重曹を振りかけしばらく置いて、スポンジで拭くと、良く取れました。風呂場の黒カビにも有効なので、寝る前に振りかけ、朝にスポンジでこすると綺麗になるので、これを何日か続けるとピカピカになる予感があります。そこで、重曹についての引用文を記載します。

『溶かした時の溶液はごく弱いアルカリ性で酸を中和する作用があります(シリンゴル重曹は水に溶けやすくするために粒子を細かくしております)。

人体に無害な物質です(胃の中にはいると胃酸と反応して水と塩化ナトリウム(塩)と二酸化炭素になる)です。

ふくらし粉(ベーキングパウダー)の主成分で、胃薬としても古くから使用されています。

結晶が丸く粒子が細かいため、研磨作用があります。

空気中で安定しているので長期保存ができます。

水を軟らかくする軟水作用があります。

消臭作用・吸湿作用があります。

発泡・膨張作用があります。

重曹が得意な汚れ・苦手な汚れ

中和作用:重曹溶液は弱アルカリですから、酸性の汚れの中でも皮脂等の軽い油汚れが得意です。

研磨作用:少量の水を混ぜた重曹の粒子は細かく角がなく傷がつきにくいため、ソフトなクレンザーのようにして使えます。

発泡作用:水と混ぜて熱を加えることで勢いよく発泡します。その発泡作用で鍋のこげ落としには大きな効果を発揮します。また重曹から変化した炭酸ソーダにつけておくことで、頑固な焦げも柔らかくなって落ちやすくなります。

※炭酸ソーダはアルカリ性が高く、直接手で触れると手荒れを起こす可能性が高くなりますので手袋を使用して下さい。

ひどい油汚れには重曹単独ではあまり向きませんが、こげ落としと同じように熱することで汚れ落としの前準備をすることが可能です。

排水溝のドロドロにはクエン酸との組み合わせで対処します。

石けん洗濯をする時には事前に重曹を水に溶かして水を軟水化(ミネラル分の少ない水にする)することで泡立ちをよくする効果があります。(洗濯用の合成洗剤には効果がありません)

酸性の悪臭の消臭効果、湿気の吸湿効果があります。』

素晴らしいご縁に感謝

(クスノキの輪切りにクリスマス)

昨日は、車で20~30分離れた神社のクスノキを取りに行き、ヘトヘトになりました。このクスノキを使って、来年の展覧会(日仏交流展)に参加しようと思います。私が、本格的に「積み木」という芸術活動を開始したのは、25才。筑波大ギャラリーで行い、奨学金をいただいて26才でニューヨーク・ブルックリンミュージアムアートスクールで学び、ビデオアート創始者・ナムジュンパイクさんのアシスタントをしつつ、ニューヨークで活動を行い、帰国後、精神科医病院で芸術療法・・・・など、約20年細々と芸術活動を行いました。

そして、芸術活動を辞めた頃、2004年、ジョアンミロ美術館で2ヶ月滞在型アーテイストとして活動再開。そして、2006年にはケンタッキー州のバーンハイム美術館で2ヶ月滞在型アーティストとして活動しました。そして、2020年6月に「2020 TSUMIKI in Matsuyama」として愛媛県立美術館で日仏文化交流展に参加いたしました。

来年は、坂の上ミュージアムでの展示になりそうです。これも、多くの関係者のご苦労、ご努力の賜物です。感謝しかありません。愛媛に帰って5年、鍼灸師として生活しながら、芸術活動も出来るなんて、こんなに恵まれたことはありません。素晴らしいご縁に感謝。

松山道後名所図絵

 

毎月第2、4週の日曜日は、実家の座敷で治療を行なっています。座敷の片隅に、大正の広重と呼ばれた吉田初三郎の絵が置いてあります。多分、ここで林内会(りんないかい→近藤林内という地元の偉人の勉強会)があったので、置いているのでしょう。吉田初三郎の絵をよく見ると、松山市とその周辺を描いているはずなのに、富士山が見え、琉球、台湾、南洋諸島も描かれています。その中でも、実家周辺が、随分リアルに数多く描かれているのは驚きです。

私の弟が宮司を務める惣河内神社、隣の金毘羅寺、雨滝、窪の淵、黒森峠、白猪の滝、唐峠の滝、そして面河渓とあり、松山市周辺にある久万、松前、などの地区と比較しても当時は、圧倒的に重要な地区であったことが分かります。豊かな水源と山の材が豊富で宿場であったと、小学校の時、先生から習ったことがあります。江戸時代は農業、林業、養蚕業などの家内産業が盛んで、高知県の須崎市と松山市を結ぶ街道の宿場だったようです。

松山藩主の狩場があったので、この地区には狩場という集落があります。その時はこちらで宿泊されたでしょうから、宿場があり小売業も営まれていたと思われます。また、近藤林内さんが上手い米と綺麗な水で上質のお酒を作り、愛媛県でも有数な富豪になり、それを地域に還元することでこの地域は潤ったのです。この地区にある雨滝の横で作ったお米が、国際大会で2年連続金賞に選ばれたのは、必然的な事のように思えます。

手作り歯磨き粉

 

患者さんが色々教えてくれます。今回は女性患者Aさんが、

「先生、私は歯磨き粉をベイキングパウダーとココナッツオイルで作って、それで磨いています。これだと、口を濯(ゆす)ぐ必要がないので、いつまで効果がある感じがします。もう何十年もやっているので、虫歯が1本もありません・・・・この間、旅行先で歯磨き粉をつかったのですが、甘くって・・・・全然ダメでした。」

とベイキングパウダー+ココナッツオイルの歯磨き粉の良さを教えてくれました。そこで、早速作って歯磨きをしてみました。非常に気持ちがいいです。重曹(ベーキングパウダー)には歯の表面に付いた着色汚れと結合しているタンパク質を分解する効果があり、歯の色も白くなっていくそうです。ただ、重曹の研磨効果は高いため、エナメル質まで削り取ってしまう可能性があるので、あまり強くこすらず、付けてゆすぐだけでOKだそうです。

それでは、何故ココナッツオイルがいいのでしょう?

ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸を60%以上含んでいるそうです。この中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸に比べて長さが短いため、水になじみやすい特長をもちます。そのため、水に溶けやすい糖などと同様に、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り、分解されるそうです。

一方、長鎖脂肪酸の油は小腸から消化・吸収されたあと、リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解・貯蔵されます。このように消化・吸収後の経路が異なるため、中鎖脂肪酸は、一般的な油に比べて、約4倍も速く分解され、短時間でエネルギーになることが特長だそうです。つまり、効率よく吸収される脂肪のようです。

これを知った上で、口に入れる・・・・大切なことです。今一度、食品添加物などを含め、学び直す必要があるようです。