和顔愛語

今日は父親の命日。26年前の5月12日に67才の若さで亡くなりました。丁度今の私と同じ年齢です。胆嚢の摘出手術から1週間後に亡くなりました・・・・手術前には、今後のスケジュールがいっぱい書かれてありました。さぞかし、悔しい思いだったことでしょう。私が長生きをして、父親の無念を晴らします。弟は花校長と呼ばれていた父親(中学校の校長時、生徒には花を育てる優しい心を育(はぐく)む指導をしていました)の遺伝子を受け継いで、地域を花で活性化しようと努力しています。河之内という我が故郷は弟に任せます。

 

お墓の掃除を母親と一緒にして、父親の大好きだったお酒をご先祖様の神棚にお供えしました。私で出来ることは、このくらい・・・

私は、カタカムナという日本固有の自然の摂理に従った思想、生き方を治療に生かせる方法を見出していきたいと思っています。これからの10年でアワ(生命力、感受性)に満ちたカラダをめざし、この治療院をアワに満ちたイヤシロチにするのが大いなる目標です。

山元式新頭鍼療法(YNSA)の創始者・山元敏勝先生、魂合気の創始者・大野朝行先生に出会えた幸運と佐伯清明の息子として生を受けた幸せに感謝。

父親が残した唯一の小冊子にこんな言葉がありました。

「子供は、性格の明るい教師に叱られても恨み事は言わないが、暗くて陰険な教師には、小言を言われただけで恨み続けるものです。“和顔愛語”教師自身が性格改造していきたいものです。

実家の床の間に”和顔愛語“と掛け軸が掛かっていたのは、コレだったんだ!