チャルルとスルメ

名古屋から来られた三浦先生に、猫には人差し指で挨拶すればいいと言われたので、やってみました。右指も左指も嫌われました。興味を持って近づいて来たのですが・・・指先を臭った瞬間、嫌な顔をされました。多分、スルメを食べている指の臭いに反応したのだと思います。そこで、「猫は、イカを食べると腰を抜かす」という言葉を思い出したのです。

そこで、調べてみました。

「生のイカを乾燥させたスルメは、消化が良くないだけでなく、胃の中で水分を含んで何倍にも膨れ、胃腸を詰まらせることも。匂いにつられた猫が欲しがったとしても、与えないようにしましょう。猫の手が届くところにさきいかやアタリメなどのおつまみを置いておくと、うっかり口にしてしまうかもしれないので注意が必要です。」

とありました・・・・ということは、猫だけでなくスルメをたべている私にも、当てはまります。確かに胃が膨らんでいます。夕食は
スルメ以外食べていない(基本的に少食です)のに、満腹!
チャルルの猫感覚が、「スルメを食べるな、カラダに悪い」と判断したようです。チャルルに教わりました❣️

福井県

福井県

一昨日のリモート勉強会、筑波大学野球部OB総会の続きです。最後の10分間位、PCを通して年代に沿った数名の会話の場を与えていただきました。そこで、自己紹介などしながら楽しく時間を過ごしていたのですが、突然、遅れて会話に入った方から同期が脳出血で倒れたという緊急情報が入りました。その会話を聞いている途中で、時間が来てしまいました。

その後、山元式新頭鍼療法(YNSA)が出来る、福井県(倒れた方在住)の医師あるいは鍼灸師を探したのですが、見当りませんでした。土曜日でお休みだったのですが事務局の留守番電話に、福井県のYNSA認定医師、鍼灸師を教えてくれる様メッセージを入れましたが、連絡はありません。

コロナ禍で大阪の冨田先生を紹介することも出来ず・・・・もがいています。日本中にYNSAが出来る医師、鍼灸師が増えなくてはいけません。もし、福井県でYNSAが出来る方を知っておられるならば、連絡お願いいたします。

リモート勉強会

昨日に続いて、Zoomを使ってのリモート勉強会に参加しました。「日本の住まいの成り立ち」
ー東アジアの森と民家造ー 第2回 中国南部の民家 日本の住まいの源流2
筑波大名誉教授 安藤邦廣先生によるものです。

3000年前黄河流域で生活していた漢民族が、気候変動のため南下。揚子江流域に住んでいた百越(江南の諸族)が拡散して東南アジアや日本へと移動を開始し、日本では弥生人として渡来し縄文人と融合しながら日本独自の文化を形成。また、揚子江周辺で最後まで残った百越は少数民族のトン族とミャオ族となり、高地に逃げ込んだそうです。この移動に1000〜1500年の年月が掛かっています。

トン族は、稲作、高床、棚田をセットとした文化を持ち、日本の農耕文化の基礎ともなりました。
また、世界遺産ともなっているフィリピンルソン島のイフガオ族の棚田はスケールが大きく石垣の高さは3mもあるそうです。そこで、高床の米倉を作ったのが建築の始まりともいえるとのことでした。最も大切は米を気温、湿度、ネズミから避ける建物に叡智を使ったことからの始まりのようです。

それにしても、漢民族という圧倒的な武力を持った人々は、温厚な稲作文化の人々にとって、脅威そのものだった様です。トン族の逃げ伸びた場所には人工の川を巡らしその中で生活をしていたようです。漢民族を見張るコロという高い櫓(やぐら)があり、風雨橋(ふうきょう)と呼ばれる屋根付きの橋で、他所者が来ないか偵察できるようになっていました。
安藤先生は、出雲大社の神殿が48mの高さだったのは、漢民族を見張るためのものだったとお考えです。今の中国の一帯一路政策を考えると、真実味を帯びてきます。

今日の講座をミニノートにまとめました。待合室におきます〜。

あじさいの杜鍼灸院について

OB総会

コロナ患者数が増加している中、大学野球部のOB総会およびセミナーが、リモート会議形式でありました。野球部を辞めて40年以上経ち、初めてOB会に参加することになりました。これも、コロナ禍という時流が作り出した産物です。まさか、私が参加するとは・・・・参加したOBでは、私が最古参だったようです・・・まあ化石みたいなものです。

東京教育大学のユニフォームを2年まで、筑波大学を4年まで着た貴重な体験をしました。ただただ感謝です。OB総会で驚いたことの1つは、部員数が151名・・・・多い!我々の同級生は4名でしたから・・・そして、教員になる卒業生が減っており20%程。我々の頃は、まだ、東京高等師範学校、東京教育大学の流れの勢いが強い頃だったので、70%位が教員になっていたような気がします。

セミナーでは、野球部OBで某超有名企業の代表取締役社長のセミナーがありました。その話には、心打たれました。とても貴重な講義をOBであるという特権のみで受けることができました。

ちょっと申し訳ない気持ちです。内容は記載しませんが、筑波大学の野球が我々の頃と同じ様に自由で風通しがいいとおっしゃっていました。このことを、嬉しく誇りに思いました。

今年のドラフトで読売ジャイアンツに育成9位指名に奈良木陸(ならきりく)という投手が選ばれ、本日契約されたそうです。理工学群社会工学類という難関を突破した理系右腕で、最速151kmを投げるそうです。我が後輩に応援宜しくお願いします❗️

八木彩霞

ヒロ彩霞(画家)の展覧会最終日が、萬翠荘という国の重要文化財でありました。そこで、八木彩霞という画家の波瀾万丈人生講話がありました。ちょっとややこしのですが、八木彩霞のお孫さんが、ヒロ彩霞という女流画家です。萬翠荘館長・片上雅仁氏によるもので、90分があっという間に過ぎていきました。片上館長ほど博識の人物に、お目にかかることはまずありません。飲み会で、どんな話題が出てもツラツラと立板に水の如く言葉が流れてきます。

今回は、お孫さんのヒロ彩霞さんから八木彩霞の資料を山の様に戴き、徹底的に勉強されたようです。今や、日本で最も八木彩霞を知る人でしょう。松山に帰って来て、まだ知られていない偉人が地方にいることをしみじみ感じます。地方がこれから面白い。

http://yagisaika.com/profile.html

カタバミとミツバチ

70才代のご夫婦が午前中に来院されました。ご夫婦は無農薬農法を何十年もされているので、私の師匠です。今回は、大根、白菜、キクナ、ミズナをいただきました。ありがとうございます😊

「ブロッコリー、元気がええ・・・レタスは、外側の葉っぱから少しずつ取っていけば、長持ちするけん、やっとおみなさい。」

「なるほど!分かりました。やってみます・・・・このカタバミ・・引き抜いて腐葉土にしようと思っています。」

「カタバミは、ミツバチに刺されたら効くんよ。お父さんが刺され、倒れた事があったんじゃけど、カタバミを潰(つぶ)してお汁をつけたんで、命拾いじゃったんよ。」

「・・・・ワシは、よう覚えておらんけど・・・・父親がミツバチに刺されて倒れたことがあるけん、似とるんじゃろな。」

ミツバチの毒にカラダが反応する人もいるのです。調べてみると、『ミツバチの毒には、他のミツバチを引き寄せて攻撃を促すフェロモンが含まれています。そのため、一度刺されてしまうと周囲のミツバチも一斉に襲いかかってくるので非常に危険です。一匹一匹の毒性こそ高くないですが、大勢のミツバチに何度も刺されるとアナフィラキーショックで死にいたるケースもあります。』とあります。

また、カタバミについて調べてみると、

『カタバミは酢漿草(さくしょうそう)という生薬で消炎、解毒、下痢止めなどの作用があります。 民間薬としては、絞り汁が皮膚病や虫刺されに有効とされます。 また、カタバミが多く含むシュウ酸は銅のサビを取る効果があるので、十円硬貨をカタバミの葉で磨くとピカピカになるようです。』

早速、10円玉をカタバミの汁でみがくと、あっという間にピカピカ。いい勉強になりました。

たっすい?

駐車場の草引きをしていると、予約時刻より30分以上早く、80才代の女性患者Aさんが、愛車で来られました。

「今日は、ずいぶん早いですね!」

「先生、この草やっかいよ!」

とAさん車から降りるや否や、草引き開始。

「これ食べられたらいいのにねえ~」

「ホントじゃね~あとで調べとこわい。」(最もポピュラーな雑草、カタバミでした。クローバーと見た目が似ていますが、別の科の雑草だそうです・・・それにしても、超有名雑草を知らないとは・・・・)」

「先生、草引きは気分転換になっていいね~」

本当にそのように感じます。今日のように寒い日は、ついつい屋内で過ごしがちになりますが、率先して草引きするのはいいもんです。明日も昼休みに出来そうです。駐車場で20分ほど2人で草引きをして、治療開始。そして、終了。

今回Aさんから、みかん、柿そしてキンピラゴボウをいただきました。

「先生、このみかん・・・たっすいかもしれん!」

「たっすい???・・・どうゆう意味です?」

「・・・・大味というか・・・・・あれ?・・・たすいかもしれん。」

「たすい?・・・・たすい!!分かった!うん、たすい。」

とやっと納得出来ました。子供の頃よく「おまえ、たすいのう。」「たすいことするなや。」などと言っては相手を卑下していたのを思い出しました・・・イジメだった!・・(頭などが)ちょっと緩(ゆる)めという意味です。Aさんは、愛媛でも南(南予と言います)の出身なので、たっすいと言ってたのかも知れません。もう、死語かもしれませんね😢

落ち葉

我が家の玄関を出ると、桜の木があり11月になると、落ち葉が歩道にあふれます。それを近所のご夫婦が集めて、私のキャリー4箱に入れて置いてくれます。昨年までは、ご夫婦は燃えるゴミとして週2回出しておられました。しかし、今年からは我が家の畑に・・・・と、喜んでいたのです。

しかし、YouTube で腐葉土の作り方を見てみると、いただいた落ち葉をただ単純に畑へ入れるだけでは、腐葉土にならないようです。そこで、今年は駐車場の片隅に作った小さな畑を腐葉土作りの場所にしようと思います。まず裏山に上り完全な腐葉土があるかどうか確認し、もしあれば、近所のご夫婦に許可をもらい、取りに行く。その腐葉土にはバクテリアがいるはずなので、

この腐葉土に落ち葉を混ぜて・・・などと、思いを巡らせています。

バクテリアなどの土壌微生物を飼うというつもりで、楽しくやってみます。

栄冠は君に輝く、再び

昨夜のNHKの「songs 」で、山崎育三郎と森山直太朗のコラボがありました。何と素晴らしい時間。私は、音楽をこれほど素晴らしいものだと思っていませんでした。なぜ・・・・変声期の頃、「あなた、音痴ね・・・」という言葉をもらい、『音楽は、女の子のやるもんじゃ・・・ボクは音楽をやらん!』と頑(かたく)なに思い込んだのです。

そこで音楽を止め、美術の世界に向かったのだと思います。いずれにせよ、訳の分からない芸術と呼ばれるものに、子供心なりに「自由」を感じたのです。死ぬまで、子供心でいたい。しかし、この思いだけでは、生活できません・・・・・で、様々な仕事を渡り歩き、今に至ったのです。

そして、気がつくと鍼灸師・・・天職です。

 

チャルル眠そう

チャルルが、別荘の我が家に来ました。普段は、直接我が家に入室するのですが、今回は、治療院内に立ちよってからの入室。治療院には来客が2人いたためか、チャンネルは緊張で固まって動けません。こんなチャルルを見ていると、やはり1才の子供だと思うのでした。

私が、チャルルの移動用ケージの入口を開けると、急いで入ってくれました。普段は、このケージに入るのを嫌がるチャルル。よっぽど怖い経験だったようです。その後は、ご主人夫妻が我が家に連れて行きました。

その数時間後、部屋に戻ってみると、疲れ切った様子で、いつもの戸棚の上で眠そうにしています。先日のテレビで、猫に嫌われるのは、「近づいて行く」と「大声を出す」という2つの行為が原因だと言ってました。「近づかずチャルルが来るまで待つ」「小声でチャルルに話しかける」を今回はテーマにします。