レンコン湯について、ある患者さんから質問があり、下記の事をお教えしました。
『レンコン湯(病気・症状) 咳、痰、老化現象(夜間頻尿、精力減退、抜け毛、白髪)
[材料]
レンコン・・約40グラム 生姜のすりおろし汁・・適量 塩または醤油・・適量
[作り方]
①レンコンをよく水洗いして皮ごとすりおろし、布巾で絞って約20 CCを湯飲み茶碗に入れる。
②①に生姜のすりおろし汁を加える。
③②に塩または醤油で薄く味をつける。
④③に熱湯を注ぐ。』
「私は、塩とか醤油は入れないので、それ無しで飲もうと思います。」
というご返事をいただきました。塩=高血圧という洗脳を受けておられるようです。残念ながら多くの方は、塩は悪玉と思われています。そこで、明治以降の塩の歴史をコピペします。
『1905年(明治38年)に塩の専売制度が大蔵省主税局のもとで開始された。当初は日露戦争の軍費調達という収益主義的な側面の強い制度であったが、第一次世界大戦期のインフレなどにより財源確保の意味合いは薄れ、1917年(大正6年)に自給率の低い日本における塩の安定的な供給を主眼とする公益主義的な制度へと変革された。当時より日本は需要の多くを輸入もしくは移入に頼っていたために、第二次世界大戦期は塩の輸入のストップにより需給が急激に逼迫する事態となった。戦後、工業用塩の需要増から輸入が再開され、国内製塩事業による自給確保と安価な塩の全国的な安定流通を目的に塩専売法が改正され、1949年(昭和24年)に専売事業を執り行う日本専売公社が設立された。』
つまり、塩は非常に貴重なものだから、国で自給し安価に流通するため、化学製品としての塩つまり、Naclという高純度のクスリとして国民に与えてしまったのです。このクスリが弊害をもたらせました。そして、未だに塩=高血圧信仰が広まっているのです。
ミネラルたっぷりのヒマラヤ岩塩は、3億8千年前の海水で出来ています。美味しいですよ!