腰痛に四苦八苦

介護の仕事で夜勤明けに来られた50才代の女性患者Aさん。

3日前にも来られましたが、腰痛がまだ治っていません。前回の治療では、置鍼を少なくしたのですが、現在の私の力量では、もう少し置鍼を増やし、他の治療法も追加した方が良いようです。

胸骨周辺の圧痛点に、ダイオードてい鍼(金属ステイック)で、筋膜剥がし。胸部ソマトトープ(小さな人型)の腰にあたる圧痛点を狙っています。

山元式新頭鍼療法(YNSA)では、耳の周辺に腰に対応するツボが集中しています。そこで、丁寧に圧痛点を見つけだし、左右に7本づつ置鍼。

眉毛の上で、眉間側の圧痛点も背中に対応します。そこにも、3本づつ置鍼。

Aさんにうつ伏せになってもらい、左右足裏に1本づつ置鍼した後、ふくらはぎ、太ももの内側の圧痛点に鍼を刺して抜く事、10数回。これは、天城流湯治法の筋膜剥がしを、鍼を使用し行っています。

「先生、ずいぶん軽くなりました。」

と言葉を残して、帰宅されました。その後、手が床につく前屈写真を送っていただきました。ちょっと、一安心‼️