女子中学生の患者Aさん。昨日、朝平泳ぎの練習をしている時に、右股関節が痛くなり来院。
山元式新頭鍼療法(YNSA)で頭に置鍼。股関節が痛いので、特に耳のウラにしっかり3本置鍼。
「これで、股関節の痛みはどう?」
「こっちは、痛くないけど、まだこっちが痛い。」
痛みの範囲が狭まりました。山元式新頭鍼療法では、股関節=肩。それで、丁寧に肩の内側の圧痛点を探し、細めの鍼(寸6の3番)で刺していきます。圧痛点がなくなるまでに3~4分かかったでしょうか。
「今度は、どう?」
「もう、痛くない!」
これで終了してもいいのですが、念のために天城流湯治法での股関節痛に効く個所、右内踝(くるぶし)と、右肘の圧痛点に鍼を刺し終了しました。
Aさんのお母さんが、
「右脚であぐら組んでみて!」
「うん・・・・ほら、出来る‼️」
「これが、出来なかったんですよ。ありがとうございました😊」
山元式新頭鍼療法(YNSA)と天城流湯治法の併用は、うまくいくようです。
追伸:写真の肩甲骨と上腕骨の関係が、大腿骨と骨盤の関係に良く似ています。そのため、股関節の痛みが、肩の圧痛点を取ることで、無くなるようです。