昨日、午後から患者さんの予約が入ってないので、久しぶりに美術館に行きました。最近、四国は、香川県の直島(島全体が美術館)、イサム・ノグチ庭園美術館、徳島県の大塚国際美術館(陶板に世界の名画を焼き付け、触れる事のできる美術館)など、アートの島として売り出しています。そんななか、愛媛県は・・・・?と、思っていたのですが、愛媛県美術館・・・なかなか素敵でした。
ここは、かつて松山市営球場があり、私が高校3年生の時は、2回戦で西条高校の首藤投手に、ノーヒットノーランで抑えられた因縁の場所です。あの時のショートゴロがもう少しセンターよりに転がっていれば・・・・
千住博展が、今月19日(日)で閉幕します。昨日しかチャンスが無かったので、思い切って、午後から臨時休業にしたのです。行って良かった‼️・・・・これが、素直な想いです。
自然現象を見事にとりいれ、小宇宙を生み出す姿勢が本当に素晴らしい。
久々に芸術家魂が、ムクムクと込み上げて来ました。
私が最後に展覧会を開いたのは、2006年、ケンタッキー州のバーンハイム美術館。2カ月滞在型芸術家(artist in residence)として、作品を作り続けました。あの時の感覚が蘇り、もしここで作品を展示するなら・・・などイメージを飛ばす瞬間が、何度かありました。
それはさておき、千住博さんの大胆かつ超繊細な感性からうみだされる作品の強烈なイメージは、今後の治療に必ず役立つことでしょう。