変形性股関節症(右)と診断され1年8か月前から通院され、最近では、健康管理のため1週間に1度のペースで来院されている50才代女性患者Bさん。
今日は、左アゴと、右下肢の外側が少し痛いそうです。
「今日はね、Bさんに見せたいものがあるのよ・・・」
動物好きのBさん、オオムの物真似に大爆笑❣️
治療前に楽しい動画を見てリラックスするのは、いいような気がします。
「うちにも、喋るカラスがおったんよ。父親がカラス好きで、飼っとったんよ。『おはよう』『行って来ます』『ただいま』『ばあちゃん』って言よったんよ。」
「へ~~え、カラスですか?・・・頭いいでしょう?」
「本当に頭ええよ・・・・」
カラスに関して話をしていくと、ドンドン治療時間がなくなっていくので、ほどほどに・・・
さて合谷診から始めます。
合谷診(人差し指と親指の間の触診):左(左側から治療していきます)
進化系合谷診(人差し指につながる中手骨を6等分し腰椎、胸椎、頸椎、大脳、脳幹、小脳の診断)
左:胸椎(1)、腰椎(1)、脳幹(1)
右:小脳(1)
( )内は圧痛点が無くなり治療できた置鍼の数。これで基礎治療が終わり、自律神経が整いました。
「Bさん、アゴのどこら辺りが痛いんですか?」
「ここです。」
Bさんの押さえている左アゴの個所を覚えて、Bさんの頭頂部に35mmほどのBさんの顔のイメージを映し出します。そして、そのイメージの痛い左アゴに置鍼。
「Bさん、アゴどうですか?」
「・・・・あれっ、痛ない⁉︎」
頭の頭頂部にあるソマトトープ(小さな人型)をJソマトトープ(通称:Jソマ)といいます。
次は、右下肢の外側痛です。これは、トルコの医師テキチ先生が見つけられたT1、T2が一番効果的だと考え、2本置鍼。
「Bさん、どうです?」
「・・・・大丈夫です。」
今日は、オウムの動画が効いたのかも・・・スッキリとBさん良くなりました。後は、フォークソングを聴きながら30分休んで(Bさんは、いつも熟睡してくれます)終了です‼️