80才代の女性患者Bさん、治療もほぼ終わりおしゃべりをしていると、
「あっそうそう、先生眉間に湿疹があるでしょう?・・・・だから、これから皮膚科に行こうと思うんですよ。」
「あ~~赤くなってますね・・・・鍼で治せるけど・・・・」
「えっっ・・先生、ホント!」
「うん、そうよ。ほら、このチラシ(松山市針灸師協会が今年作ってくれました)に皮膚科の病気にも効くって書いてるでしょう。」
ということで、Bさんの頭頂部圧痛点に1本置鍼しました。Bさんの頭頂部は、ブヨブヨしている感じで「鍼を打ってください」と叫んでいるように感じました。そして、置鍼後Bさんの眉間を見ると、赤くなっていたはずなのに・・・・色が冷(さ)めているではありませか。
「Bさん、あそこの鏡を見てください。」
「・・・・・・正面から見ると、色が消えたけど・・・横から見ると、ちょっと浮き上がって光ってる。」
ということで、様子をみてもらうことになりました。すると翌日、Bさんからlineが入って来ました。Bさんは積極的人生を送っておられます。80才になっても、自動車を運転し、lineの講習会に参加して、テスト送信で私に送ってくれました。
「昨日は、お世話になりました。眉の間の湿疹は、それ以上に変化なく、湿疹皮膚科様子みます。」
「Bさん、経過報告ありがとうございます。ということは、鍼治療した時と同じ状態が続いているのですネ。」
「今、ミラー見ましたら、今は消えてました!」
「良かったですね~」
私が置鍼した個所が、Jソマトトープ(小さな人型の投影)の眉間に当たるところです・・・そういえば、本日の患者さんの頭痛もこのJソマトトープで良くなりました。凄いぞJソマ!