本日は、治療中の来客が2名。1人は、飛び入りの患者さんで、1時間後に来ていただきました。もう1人は、私の弟(当院の事務長でもあります)。クスノキのチップをドンゴロスに5袋と、私の母校東谷小学校創立100周年記念誌と佐伯清明(私の父親)の小誌「つぶやき」を置いて、去って行きました。
クスノキのチップは、虫が嫌がるのではないかと思い、畑の後部歩道にたっぷり敷きました。残りは、砂利を敷いている駐車場に撒(ま)いてみようと思います(台風が去った後の方がいいかも・・・)。
久しぶりに父親の「つぶやき」を読み返してみました。父親は子供教育に懸命な人でした。60才で定年退職後、67才という若さで亡くなりました。胆嚢摘出手術後の予定が沢山あった、夢いっぱいの人でした。さぞかし悔しかったでしょう・・・・
今、改めて読み返して、私の愚かさだけが見えてきます。父親の無念を私はもう一度心に刻んで生きなければ・・・・・後、1年チョットで父親が亡くなった年になる私。
悔いのないよう生きます。
父親の「つぶやき」の教育一般から抜粋
「才能を測る物差は一本ではない」四十人いたら四十色の才能があります。才能とは、三十点か百点かが問題ではなく、その努力がどれだけ持続するかというエネルギーの問題です。
子どもは、教科の知識を学ぶのではありません。人間の生き方を、教師の姿から模索しているのだと思います。
生涯からだにしみこんで消えない、何かを子どもの心に残してこそ教師だと思います。
大きく心をゆさぶる感動を何回か経験しながら、子どもは、自分の能力を伸ばしていくものです。
奥深く隠れている個の芽に、日光をあててやることが教育です。たとえ、個の芽は外から見えなくても教師が信じることでできるものです。