痛いところが4ヶ所の高校生A君

一か月前にギックリ腰。
そして、一週間前に同じところ(特に 右の腰)が痛くなり、右の太ももの後ろと、左右のアキレス腱が痛い陸上部の高校生A君が来院。11日間で4回治療し、完治しました。

1日目、寒い夜に自転車で来たため、手足が冷たくて氷の様です。しかも、左右アキレス腱が痛いため、足を引きずりながら歩いています。一番楽な姿勢がうつ伏せ。
うつ伏せになってもらうと、右脚が20mmも長い!

操体法のカカト踏み込みで、骨盤調整をすると、ぴったり揃いました。その後、ふくらはぎに鍼を刺しますが、筋肉が硬くて・・・中々刺入できません。
一番太い鍼で何とか刺せました。これが効いたようです、来た時の腰の痛みが10、全く痛みがないのを0とすると、4になりました。まだ、アキレス腱は6の痛み。

2日目(3日後)せっかく良くなった腰が重い。そして、ふくらはぎが突っ張る感じ。それでも1日目に比べると、歩き方が軽快です。ただ、気になるのが、右アキレス腱の冷え。手を置くと、私の体温が奪われる程の感覚になります。

そこで、右膝のウラからカカトにかけての圧痛点に、太めの鍼とお灸をしっかり施術。これで、腰もふくらはぎも軽くなりました。

3日目(3日後)A君は、腰がまだ気になるようです。
仰向けになってもらいます。右太ももの内側と、両肘が気になります(硬そう!)。
そこで、鍼とお灸を交互に気になる箇所にしっかり施術。その後、右膝のウラの圧痛点にお灸を15壮ずつ。これが効いたようです。腰の痛みが無くなりました。

4日目(4日後)もう腰は大丈夫。ただ、左右のふくらはぎに違和感があるそうです。
仰向けになってもらいます。

「あれ?・・左脚の方が長い・・・・初日は、右脚が2cmも長かったのに!」

なぜか分かりませんが、骨盤の傾きが変わったようです。

今回は、違和感のあるふくらはぎに直接、鍼とお灸で施術。
丁寧に、圧痛点を調べて行くと、右脚の圧痛点は、右外側に膝ウラからふくらはぎ中央部まで縦に並びます。左脚は、右外側に同じように並びます。

一般的には、左脚は、左外側に圧痛点が並ぶはずなのに・・

これは、A君が陸上部でトラックを走っている結果かもしれません。
A君は200m走が得意な為、反時計回りに左にカラダを倒し走ります。すると、右脚、左脚共に右側を蹴るような力が入ります。これを繰り返していくと圧痛点が右に偏るのでは・・・

それから、もう一つ気が付いた事。
足の甲が見える短い靴下をはく高校生は、アキレス腱が冷える!A君はこの大寒波襲来の時期でさえ、足の甲を出して外を歩いています。アキレス腱の冷えは、短い靴下のせいだと思います。

こんな、カラダに悪いファッションは、やめましょう!
A君のお母さんに、電話をしたところ、

「家に帰って、さっそく長い靴下を履いていました。暖かくて気持ちがいいって言ってました。」

A君!エライ‼️