無意識に起こる自発動

無意識に起こる自発動

体調管理には、普段から気をつけている方なので、肩が痛い、腰が痛いということは、ほとんどないのですが、10日くらい前から、右膝が少し痛くなってきました。こういう時が楽しみなのです。人体実験が出来るからです。そこで今回は、Iソマトトープ(耳周辺の人型の投影した治療区)の膝をねらうことにしました。てい鍼という銀の鍼(写真参照)の先端を右耳の上にある膝治療点に当てがい畳に座り込みました。右膝を立てて、左膝はあぐらをかき、右膝に右肘を置き手に持ったてい鍼の先端を治療点に当てるだけです。左手は畳に置き三角形を作ります・・・・三角形をたくさん作った姿勢なので、楽です。

すると、右かかとを支点として足が左右に動き始めました・・・これが無意識に起こる自発動です。この動きが5分くらい続き、こんどは、体幹が揺れ始めました・・・1~2分。次にかがとの内側が伸び始め、3~4ふん続いたあと、こんどは、親指が伸び始めました・・・これが一番気持ちよく、5分ほど続きました・・・合計15分の治療でした。

正座をするとまだ痛みはありますが、右脚全体が軽くなりました。これを毎日続けるとどうなるのか?実験してみます。無意識に起こる自発動は、操体法の技術です。それに山元式新頭鍼療法(YNSA)を融合した治療法になります。自分自身の身体に向き合うことのできる良い時間でした。