サウナの効能

昨日は、同窓会で飲み過ぎたため、近所の温泉「ゆらら」に早朝出かけ、しっかりと2回サウナに入りました。そのため、今回はサウナの効能を「石原医学大全」から引用します。

『低くても70℃、高いと90℃もの高温に身をさらす「サウナ浴」は汗腺と皮膚腺が全開になり、皮膚に張りと潤いを与える。体温もグンと上がるので、体内の老廃物も燃焼処分され、「万病一元、血液の汚れから生ず」(漢方医学)の“血液の汚れ”が浄化される。

温熱刺激は血管を拡張し、血流が促進されるため、心拍出量も50~100%増える。その結果、血流が増えた腎臓は活発に働き、尿量も増加する。サウナの後に気分爽快、開放感いっぱいになるのは、脳からα波が出ているから。心身ともに気持ちが良い時は免疫力も確実に上がっている。サウナ浴は甲状腺の働きを促し、美肌若返り効果がある

(中略)

また鹿児島大学の教授だった鄭忠和博士は、「65℃のサウナに15分、その後30分の保温、最後に水分補給」という方法の「和温療法」を確立。動脈硬化、慢性疲労、線維筋痛症まであらゆる病気で治療実績を上げておられる。

特筆すべきは慢性心不全への治療効果だ。心臓の血液拍出量が減り、腎臓の血流が低下して、尿が出なくなって、体内に水分が蓄流し、1日に1kg以上も体重が増えていくような深刻な心不全が、和温療法で快瘉しているケースも多くあるという。サウナ浴の温熱により、発汗と排尿が促され、末梢血管の内皮機能も改善するからだという。心臓病にサウナは禁忌とされたされていたが、プロフェッショナルの管理下で行う和温療法によってその常識が覆されたのだ。』

今度、「和温療法」に挑戦してみようと思います。

母校惜敗

母校松山東高校が、優勝候補今治西と野球の試合を行い、1対2と惜敗。残念無念です。今日は、これから松山城に行き、松山東の同窓会で宴会です。母校の応援に行けなかったので、宴会では応援に参加したOさんに、しっかり試合内容を教えてもらおうと思います。

今日は、ここまで!城山に向かいます!

最高の一日

 

今日は、午前9時から治療をスタート、患者さん8名で午後10時終了。ほぼ休み無く仕事をしたのです。仕事大好き人間ですから、最高の一日でした。

明日も、9時から楽しくスタートします!

60兆個の細胞

 

本日、朝から雨が降っています。

最近、雨の日は、車で2~3分のところにある「ゆらら」という温泉に行くのが日課になっています。ここでは、ダンボール、ペットボトル、缶などを廃棄出来る場所もあり、非常に重宝しています。「石原医学大全」に従って、サウナに入って汗をたっぷり流した後、生姜、黒砂糖入りの紅茶を飲んでいます。以前には、サウナの後、「ゆらら」自販機の黒酢を100円で飲んでいたのですが、カラダを冷やしている感覚があったので、紅茶を飲みカラダを温めた状態を維持するようにしています。現在、午前9:56で、体温36.7℃。いい感じです。

「石原医学大全」の第一章の冒頭をご紹介します。

『人体には60兆個もの細胞がある。一つ一つの細胞が任務を遂行することで、人間は動き、思考し、内臓は休みなく働き続ける。細胞の活動を支えているのが糖質、タンパク質、脂質の3大栄養素やビタミン類、ミネラル類だ。食物から摂取した3大栄養素を分解して得たエネルギーで細胞は活動する。

糖質は主にご飯やパン、麺類などの主食からデンプンとして摂取され、唾液や膵液中のアミラーゼによって二糖類の麦芽糖に分解される。麦芽糖はマルターゼ、菓子類などに含まれる砂糖はスクラーゼ、乳製品などに含まれる乳頭はラクターゼによってブドウ糖に分解され、小腸から吸収され血液に届けられる。

タンパク質は胃液や膵液でアミノ酸に分解され、同じく小腸から血液に吸収される。脂質は脂肪酸とモノグリセリドに分解された後、小腸を経て、リンパ管内から脂肪組織に蓄積され、必要に応じて遊離脂肪酸となってエネルギー源として消費される。

ブドウ糖、アミノ酸、遊離脂肪酸等は、細胞内に存在するミトコンドリアと言う小器官内で酸化され、エネルギーを作り出す。このエネルギーによって60兆個の細胞は活動し、その活動から熱が発生する。

以上が細胞生理学的な説明となる。つまり、細胞の動力源は「熱」。細胞が活動できるのは人体に「熱」があるから。「熱」が著しく低い状態では細胞の活動は停滞し、老化は加速し、免疫力は低下。感染症をはじめ、あらゆる病気にかかりやすく、治りにくい体になる。』

私が若い頃、精神科の病院で勤めており、毎朝患者さんの体温を測っていました。ほとんどの患者さんは、35℃代・・・・薬漬けで体温が上がらない現実を目の当たりにしていたので、「石原医学大全」の60兆個の細胞が活性化することの意義がよく分かります。

お灸は自分で出来る

 

 

60才代女性患者Cさん、1年前から腰痛。そして、1ヶ月前からは背中が痛くて来院されました。今回で7回目の治療となります。まず、「食生活を改善しましょう」と提案すると、納得の表情のCさん。そこで、紅茶に生姜と黒砂糖を入れ、それを朝食代わりにするようお勧めしました。Cさんは、1日2食の生活に徹するようになりました。数回の通院で背中痛、腰痛も改善。その中で、お灸を足にする治療を気に入られたCさんは、ご自身で毎日足にお灸をされています。すると、

「先生、今まで睡眠薬を飲まないと眠れんかったけど、足のお灸で眠れるんよ。もう嬉しくて嬉しくて・・・」

とニコニコ顔のCさん。どうやらお灸が合っているようです。無意識に飽食を推進している時代の流れを無視して、1日2食にされたCさん。お灸も熱心にされています。私が、お灸治療に比重を置いている理由は、「患者さんがセルフケアできる」ところにあります。Cさんは、当たり前にセルフケアをされています。

これが、私の目指す医療です。

筋トレ

 

昨日から、春の選抜高校野球大会が始まり、愛媛県でも3月21日から愛媛県大会地区予選が始まります。頭に置鍼をする山元式新頭鍼療法(YNSA)は、患部に直接鍼を刺すことがないので、非常に安全。そしてYNSAは、若い高校生や大学生に速攻性が顕著に現れるように思います。今月、野球部員は10名以上診ています。

私の高校、大学時代、野球をしていましたが、怪我をすることはありませんでした。細かくみると右手人差し指、中指は突き指の連続で、外側に曲がってしまい、真っ直ぐ投げたつもりでも、見事にシュート回転をして右に流れてしまうことはありましたが・・・怪我ではありません。

当時の練習と今の練習には、大きな違いがあります。それは、ウエートトレーニングの導入。ちょうど、私が筑波大学野球部に所属していた時、2年の冬場にウエートトレーニングが他の大学に先駆けてやっと導入されたと記憶しています。確かに冬を越した3年時には、打った飛距離がずいぶん伸びたことを覚えています。しかし、怪我をするほどの練習ではなく、楽しい時間だったように思います。

今は、筋力アップのため様々な器具を使用していますが、それで柔軟な筋肉がつけばいいのですが・・・・私も、筋力アップのために、4リットボトル2本に水を入れて、四股を踏んだり、4リットルボトルに2リットルの水を入れて、持ち上げるようにしています。この水を利用した筋肉アップは、カラダの内部を揺らすため、自然に感じます。そして、小指を握り締めないで、伸ばしたままで出来るため、力むことがありません。

数ヶ月後に、しなやかな筋肉が付くようボチボチやってみます。

無水鍋

30才代の男性患者Aさんと、15本の置鍼を終えて、30分の待機時間を雑談しながら過ごしいました。すると、黒猫ヤマトの宅急便で荷物がやってきました。先日注文した「無水鍋」です。女性患者さんから美味しく簡単に料理ができる「無水鍋」を紹介していただきました。これだと、どんな野菜でも水を使うことなく、柔らかくて美味しい野菜が食べられるとのことでした。

ところが、この「無水鍋」の取り扱い説明書が、中国語!さっぱり分からないのです。頭を抱えていると、男性患者Aさんがキレイな発音の中国語で読みながら、日本語訳をしてくださいます。よくよく伺うとAさんは、大学でしっかり中国語を勉強されたそうです。おかげで、使い方をしっかり理解する事ができました。

早速、人参と玉ねぎを味付けすることなく料理したのですが、本当に美味しくいただきました。これからの食事が楽しみになったのです!

汗をかいて水を飲む

筋トレを始めて、3~4週間くらい経ったと思うのですが、無理なく下半身に筋肉がついてきているようです。裏山がハイキングコースになっており、下駄を履いて登っています。最近気づいたのですが、「手袋をして歩くと汗をかく」ということです。つまり、「カラダの保温をしっかりしないと、汗をかかない」という単純なことを実感したのです。

「石原医学大全」で、『宇宙・社会現象は常に出すほうが先にくることで健常性が保たれている。“give and take””出入り口”“出納帳”の如く。よって、水分も運動、入浴、サウナ・・・などで汗と尿を出してから飲むと、健康に有益な水分となる。』とあります。まさしく、これが理にかなっています。せっかく、裏山を歩くのなら、しっかり汗をかくという目標を掲げるべきでした。そして、その後に飲む水の美味しさをたっぷりと味合うべきでした。

水を多く飲み過ぎるとそれが、水毒となってカラダを冷やしてしまいます。このあたり前のことを、念頭に置き水分を取っていこうと思います。

1日1食

70才代の女性患者Aさんは、ストレスからくる頭痛や、左肩痛などを抱えておられます。来院される前までは、1日3食の生活をされていましたが、思い切って1日1食に変えられました。

「そしたら、カラダが軽い!今までで、最高に気持ちがいい。肌がキレイになったのが分かるんよ。1日1食にしたら、時間がたくさん出来るし、カラダが軽いし良いことばかり!」

と、楽しそうに喋ってくれました。そこで、石原医学大全の一節をご紹介します。

『「朝だけ断食」を実践すると、まず大小便の出が格別によくなる。さらに午前中の仕事のはかどり方が違ってくる。「空腹でやる気が出ないのでは?」というのは、全くの杞憂で、消化のための胃腸への血流が減る分、脳や筋肉への血流が増加するため、集中力が増し、体が軽く、疲れ知らずで過ごせるはずだ。

最初の数日は「食べグセ」「食べることで得られる快楽」がちらついて、克己心を必要とするかもしれない。しかし、1週間、2週間と継続してみると、「過食」から解放された心身は軽く、実にはつらつとしているはずだ。

身をもって理解できるだろう。食べることの体への負担がいかに大きいことか。1日3食の食生活がいかに体をいじめてきたことか。断食で空腹をもたらされた体には、様々な変化が現れる。こうした効果をさらに高めるために、「朝だけ断食」に慣れたら月に1~2回でも「半日断食」「1日断食」にトライしてもよいだろう。数十年に及ぶ過食生活で、体内に蓄積された老廃物を一掃し、免疫力を上げる引き上げることができる。』

生姜、黒砂糖入りの紅茶

不整脈が気になり、膝から下が冷えている50才代の女性患者Aさんに、石原医学大全の次の一節を紹介しました。

『不整脈の原因には水毒が考えられ、その水分を体外に出すための手段として、吐き気や下痢があり、鼻腔、涙のう、肺胞、皮下などに留まった水には、くしゃみ、鼻水、涙、薄い水様痰、湿疹等のアレルギー症状などがあります。それでも無理な場合、体温を1℃上げるための頻脈を起こす。その結果、不整脈が生じる場合があると考えられます。』

そして、体温を上げるため、紅茶に生姜と黒砂糖を入れて飲むことをおすすめしました。Aさんは、今まで飲んでいた緑茶やコーヒーの代わりに、生姜、黒砂糖入りの紅茶をポットに入れ仕事の合間に飲むようにしたそうです。

すると、夜中に尿意で起きることが無くなり、膝下の冷えが無くなったそうです。たった1週間での出来事です。冷えを感じておられる方、生姜、黒砂糖入りの紅茶おすすめです。