突然の右膝痛

 

友人男性Aさんから、今週起こった不思議な体験談を教えてもらいました。

Aさんは、去年から運送会社勤務。時には20kgもある米をかつぎ、高いアパートの階段を上ることもあるそうです。以前から右膝が不調で、小走りしたくない程度の痛みを感じていたそうです。ところが、今週月曜日に目覚めると、今までに感じた事のないほどの激痛が、右膝及び右下肢全体にあり、起き上がることすら、ままならない状態。床に右足をつけることが出来なかったそうです。

幸い、勤務は午後からだったので、午前中はしっかりと静養。すると、昼過ぎには何とか足を引きずりながら歩くことが出来たので、仕事場に向かいました。仕事でカラダを動かしているうちに、足の痛みが徐々に取れ、その日の終わりには、普通に歩ける程度に回復したそうです。その後、金曜日まで普通に仕事をして、土曜日の今日は、気がつくと右膝、右下肢に痛みがほとんど無く、犬を散歩して走る事が出来きました。下半身の血流が良くなり、腰も以前より軽くなったそうです。

最近のAさんの生活で、変化があったのは寝具。西川のエアーマットに変えてからは、よく眠れ長時間横になった時に生じていた腰の痛みも無くなったそうです。

さて、これらのことから何が推測出来るでしょうか?何故、右膝、右膝下肢の激痛が生じ、何故仕事をしている間に徐々に回復し、およそ1週間で以前以上の良い状態になったのでしょう?

興味ある方は考えてみてください・・・私もそうします。明日、私なりの考えをまとめてみようと思います。

首都大学リーグおすすめ!

1年ぶりに、近所の野球強豪校の新田高校の選手A君が、来院。愛媛県の春の大会では1位になったそうです。もっとも、春の選抜高校野球大会に出場した聖カタリナ高校との決勝戦は、県内全域が最大警戒レベルの「感染対策期」に移行したため、8日から21日までの2週間が対策期間となり、くじ引き決着。それに新田高校は、勝利したそうです。夏の県予選では、第1シード校になります。

A君には、足にパイオネックス10個貼って、腰痛を7割ほど取りましたが、それ以上の成果を上げる事は出来ませんでした。そこで、頭部に7本置鍼して痛みは、ほぼ無くなりました。YNSAの創始者山元先生が、見つけてくださった治療点が、最後にはあるので、それまでは、ドンドン仮説を立てて、患者さんのカラダに聞いていくという治療をしています。何故なら、その方法を山元先生がやっておられたからです。

A君は大学に進学しても野球をしたくないと言ったため、初めて私が大学で野球をしていたことを、言いました。私が体験した大学野球は、最高に楽しかったし、そんな野球をしている大学は首都大学リーグ(私の母校が所属)にあるのを知っているからです。まず、首都大学リーグは学業優先で、土日曜しか試合をしない上に、2種類のユニホームを着ると説明し、カッコイイ桜美林大学のユニフォームをA君に見てもらいました。

「ええっ・・・カッコイイ、こんなユニフォーム・・・高校では考えられない・・・・」

「そうじゃろ・・・首都大学リーグじゃったけん、巨人の原監督と試合出来たんよ・・」

などと、その時の体験談をしっかり話してあげました。A君のように野球強豪校に所属していると、強豪大学の練習情報が、入ってくるので、その厳しさに躊躇(ちゅうちょ)するのではないかと思います。しかし、楽しく大学で野球をするところは、あるのです・・・A君の次回来院時、色々情報を提供してみます。

加藤直哉先生

 

ゆほびか(6月号)という健康雑誌に私の師匠である加藤直哉先生が、投稿されています。

その一部を、ご紹介します。

『痛みや傷の原因は脳だった!

ところで、私たちの体の痛みや不調は、どのようにして起こると思いますか?例えば、腰痛ならば、腰の骨や筋肉に異常が生じていると考える人が多いでしょう。

確かに、それも間違いないのですが、腰痛などの慢性痛の原因は、骨や筋肉の局所ではなく、「脳」まで及ぶことを忘れてはいけません。

多くの場合、痛みの発生後1ヶ月程度で、痛みの元となった組織の損傷は治癒し、痛みの感覚のみが残存します。この状態が、痛みが改善しない、あるいは、感情の昂(たか)ぶりによる痛みの増減といった慢性痛の状態で、単純な組織の治療だけでは解決しない場合が多くなります。

また症状も、局所のみならず、全身性の痛みに変化したり、天候での変化や、不定愁訴・感情などで痛みが増悪したりと、かなり複雑化してくるのです。

2段階で痛みを感じる脳のしくみも、慢性痛を悪化させます。

痛みが生じたとき、痛みの信号が脊髄・視床路を使って通って一次、二次体性感覚野に到達することで、最初の痛みを感じます。次に、脊髄・中脳路を通ってきた信号が脳幹、さらに島(とう)、扁桃体、前帯状皮質まで伝わります。慢性痛は、このような痛みの刺激が継続されるため、脳そのものが痛みに過敏になります。

第二痛を感じる島・扁桃体・前帯状皮質は、感情的認知的反応にかかわる場所ですから、長期間ストレスを受けると、痛みを増幅して感知するようになり、いつまでも症状が改善しないのです。

ですから、痛み・不調がある場合は、患部だけでなく脳もケアをすることがとても重要になってきます。』

痛みと脳の関係が密接であることを改めて認識しました。

人間主義的経営 再び

愛媛県は、聖火リレーを中止するそうです。インターネットで下記のように掲載されていました。

『新型コロナウイルス感染拡大を受けた愛媛県実行委員会の申し入れを了承した。同市中心部の城山公園で行われる到着式では、市内を走る予定だったランナーが、聖火をともしたトーチを手渡しして聖火皿に点火するセレモニーを開く。公道でのリレーが中止された大阪府では、代替のリレーが万博記念公園で実施されており、ランナーが走れなくなるのは松山市が初めて。

愛媛県内のリレーは21、22両日に20市町で計画され、松山市内では約3キロを27人が走る予定だった。市内での感染拡大に歯止めがかからず、中村時広知事が中止の意向を示していた。他の19市町では実施する予定。』

じわじわと、地方都市にもコロナ第4波が押し寄せているようです。当院では、密にならないように、実際の治療時間は、1時間弱ですが、1時間30分の予約制としているため、患者さん同士が同じ空間にいることはありません。コロナ禍でこのやり方がすっかり定着してきました。今日の最後の患者さんは、私と同い年の女性。そんなこともあって、治療後「人間主義的経営」ブルネロ・クチネリ 翻訳 岩崎春夫の本が話題になりました。

「先生、私はまだ全部を読んでないんですけど、言葉の表現が素敵なので、嬉しくて嬉しくて・・・本当に素晴らしい文章力ですね!」

「そうでしょ!とても翻訳していると思えない、素晴らしい本でしょう・・・岩崎(大学の同級生で共に野球部)は、本当に凄いやつなんだよ・・・・いい刺激をもらった・・・自分も何か作ってみたいと思うようになりました。」

と話しながら、患者さんの息子さんもまた、農業を通して地方創生を考えているとか、久万高原町では、山を買い取って古民家を再生して民宿をしている人がいるなどと、様々な話が飛び交いました。コロナ禍では、力をゆっくり溜め込んで、次のステップを楽しむことにしましょう!

最近のモモ(生後6ヶ月のメス猫)

相変わらず、キャリーボックスにいることが多いのですが、私が「モモ」と呼ぶと「にゃ~」と答えてくれることが、多くなってきました。また、夜になると様々な遊びを勝手に始めます。どうやら、猫タワーのてっぺんが好きなようで、ムササビが木を上るような勢いで、あっという間に移動します。相当運動神経がいいようです。

 

台所の流しの下へは、開戸を開けて入って隠れんぼしていますし、押し入れを開けることも覚えて、勝手に遊んでいます。今日は、初めて背中を見せてエサを食べました。これは、私を信用しているという表現だと理解しています。

というか、今現在、大暴れしています。カーテンに上るは、猫トンネルに体当たりするは・・・・

モモは、猫をかぶっていたようです・・・・おてんば娘でした!よく見ると右頬にキズがあります。結構、危険な遊びをしているようです。それにしても、この空間を気に入っているようで、一安心❣️

吉もん

 

今朝から、松山英樹選手のマスターズ優勝で日本中が沸きかえっています。私は、いつものようにに朝の掃除(床拭き、トイレ掃除)をしていたので、全く知りませんでした(*≧∀≦*)。視聴率が50%以上だったというから、ずいぶん時代から取り残された感です。松山英樹選手のお父様が経営するHideki Golf Garden が車で10分のところにあります。多分、そこではお祭り騒ぎになっていると思います。

テレビをつけると、松山市内(松山英樹選手出身地)は沸いていました。知事までが祝福の会見をしていました。

ゴルフのことは、テレビに任せて、今回は筑波大野球部の気になった選手の紹介をします。昨日の試合でリリーフ投手として投げた吉本孝祐(こうすけ)選手。滋賀県の進学校、彦根東では甲子園出場、強豪校の波佐見高校に逆転勝ち。吉本選手はファーストを守り、バントの構えから、ライナーのホームランをレフトスタンドに放ちました。この映像を見たのですが、ベースを回るスピードの速いこと!元気がいい!

その元気の良さは、大学に入ってから益々加速しているようです。ファーストからピッチャーに鞍替えし、

「何でワシの背番号が13なんじゃ!18(エースナンバー)やろう!」

と言い放っているそうです。眉毛が濃ゆくて、マンガの主人公のようで、「吉もん」と呼ばれているそうです。体育専門学群4年生応援しています!

首都大学リーグ2日目

 

(写真は、東海大対日体大)

現在の首都大学リーグは、同一チームと2戦するだけで、どちらかが2勝するまで3戦することはないようです。やはり、学業を優先し月曜日の試合は、避けているようです。また、1チームが2種類のユニフォームを持っているのに驚きました。昨日の筑波大学は、我々が着けていた風のユニフォーム。今日のユニフォームは、上下の色違い(プロ野球風)でした。

これを見ると、首都大学リーグは人気出ると思いました。学業優先で、2種類のユニフォーム。特に、桜美林大学の今日のユニフォームのカッコイイ事!全身エンジ色・・・・あんなユニフォームを見たのは、初めてです。大学で野球と学業を両立したい高校生、是非とも首都大学リーグ所属の大学を念頭に置いてください。

また、9回で同点ならば、10回からタイブレーク(直訳すると、同点壊し)。0アウト1、2塁という得点が入りやすい条件を作って攻撃を行い、試合が長引くのを防ぎ、選手の負担を少なくします。この方法は、これからの学生野球の主流となるでしょう。

さて、筑波大学VS武蔵大学は、1対2で負けている中、絶好のチャンス。ところが、7回くらいから、画像が徐々にストップし始め・・・・筑波大学がランナー2塁で、ヒットを打った瞬間から、完全に画像ストップ。おまけに音声もなくなりました。しばらくして、スイッチオン。2対2の同点で10回のタイブレーク、筑波大学の攻撃という場面になり・・・・患者さんが来られたため、治療を開始となりました・・・治療が終わると、

「先生、野球の試合は?」

「あああ・・・つけてみましょう!」

スイッチをつけるも、「一時中断」のまま・・・・結局、患者さんと世間話をしながら、時間が過ぎました・・・・それでも、最後に結果だけは分かりました。4対3で筑波大学の勝ち。

なんと、12回で決着するという大接戦だったようです。これで、2勝0敗筑波大学が、首位に立ちました!次の試合は、4月24日(土)、25日(日)ユニフォームのカッコイイ桜美林大学と戦います。今から楽しみです。

首都大学リーグ開幕

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『2021年度リーグ戦ネット配信を、首都大学野球連盟YouTubeチャンネルに加え、スポーツブルの特設ページ及び、UNIVAS公式サイトより1部リーグ戦全試合を無料ライブ配信をすることとなりました。』

上記の案内が、首都大学リーグ4月10日開幕に合わせて、メールで届きました。

何と、母校(筑波大)の試合をライブで見ることが出来るのです。

私がやっていた頃から・・・・もう40年も経っています・・そうか、ならば、こんな時代になってもおかしくは無いですね!首都大学リーグは、学業との両立を目指して試合は、土日に行います。我々が現役の時は、たしか川崎球場を使用していたように思います。

早速、午後3時から始まる筑波大学VS武蔵大学の試合観戦(大田スタジアムでの第3試合目)。

筑波大学のユニフォームが変わり、我々が着ていたユニフォームに少し似ているので、嬉しくなりました。40年前の武蔵大学は万年2部で、しかも下位チームでしたが、いまでは1部で優勝を狙えるチームへと変身していました。東海大菅生高校のバッテリーが主軸になっており、福島県の甲子園常連高、聖光学園出身の選手も入っています。

筑波大学は、身長181cm、体重83kgの佐藤隼輔投手(左腕)はドラフトでも注目される逸材。捕手の成沢選手は甲子園で優勝した東邦高校のメンバー。十分優勝を狙えるチームとなっています。

このライブ発信のアナウンサーが筑波大の野球部選手で、3試合とも続けて出演しています(朝から夕方までしゃべり散らし)。そのエネルギーには、ただただ敬服しました。このアナウンサーと、対戦する2チームの選手がゲスト解説でチームメイトの事をしゃべるので、楽しい時間を過ごせました。

試合結果は、1対0で筑波大学の勝ち。明日もあります。こんな楽しみが私の人生に突然生まれるなんて・・・・OB会事務局長はじめ、諸先輩方、関係者の方々に心より感謝いたします。

感染対策期の影響

新型コロナの感染拡大を受け、愛媛県の中村時広知事は、8日、県内全域を最大警戒レベルの「感染対策期」に移行すると宣言した。8日から21日までの2週間を対策期間とし、松山市民に不要不急の外食外出自粛を要請。県民には外出や人との接触、会合の機会を減らす。松山市との不要不急の往来自粛。感染拡大地域への不要不急の出張往来自粛を求めた。事業者には感染防止対策の改めての徹底を要請する。

とクラスターが発生したため、愛媛県民に中村知事から要請があり、早速、高齢の患者さんからキャンセルの電話がありました。その方は、バスを乗り継いで来られるので、仕方がありません。当院には、車で来院される方がほとんどなので、それ以外のキャンセルは出ていません。

今日は、4才の女の子と一緒に30才代の女性患者Aさんが、来院。今回で7回目となります。最初のころは、眠り方が分からなくなったと、深刻な状態でしたが、徐々に平常に戻っています。調子が良くなった奥様の様子を見て、ご主人も来院されるようになりました。

現在は、足にパイオネックス(円皮鍼)を貼るだけの治療に移行しつつあります。足で痛みが取れない場合、頭に置鍼するという2段構えの治療をしているので、かなり余裕が出てきました。4才の女の子がそばに来ておしゃべりをしても、パイオネックスを貼っているだけなので、危なくありません。今日は、色えんぴつを渡して、お絵描きをしてもらいました。保育園の美術の先生をした経験を持つので、これはお手のものです。

ピカチュウを描いてくれました!

YouTube (首の痛みの取り方 その3)

YouTube制作

今回は、首の痛みの取り方の3回目。

 

古来からある尺膚診は、肘から手首までの状態を、切診(脈診及び触診)し五臓(肺、脾、肝、腎、心)の状態を把握する診断法です。私自身は尺膚診を習得している訳ではありません。一般的に脈診は非常に難しく、主観的であり過ぎるように思います。十人十色の診断が出来上がるように感じます。そのため、私はあきらめました。ただ、肘から指先までを上半身と見なす尺膚診の考え方をありがたく頂き、利用しました。インターネットから、「尺膚診のすすめ方」を引用します。なお、五主とは、皮毛、肌肉、筋、骨、血脈をいいます。

尺膚診のすすめ方

前腕内側を、術者の手掌をもつて肘から手首にむかい軽く切診する事により、五主の状態を通じて五臓の虚実を決定する。

1.肺(皮毛)

前腕内側の皮膚の枯燥、潤沢、寒熱、汗腺の開閉などの状態をみる。

2.脾(肌肉)

前腕屈筋群の筋腹の部位にて肌肉の栄養状態、硬軟をみる。

3.肝〔筋)

手関節の腱の部位にて筋(スジ)の状態、硬軟をみる。

4.腎(骨)

橈骨と尺骨と手根骨の骨(コツ)の充実度をみる。

5.   心 (血脈)

血脈の流れの良し悪しをみる。

筋膜はがしの方法は、天城流湯治法(杉本錬堂氏創設)に基づいています。

興味ある方は、YouTube をご覧ください。