


障子の張り替えをしました。開業して9年も経つと、穴があいたり・・・その穴を、薄めたボンドで埋めてしのいでいたのですが、流石に限界。障子紙を貼ることにしました。
器用に思われいる私、実は不器用。工作が苦手です・・・それなのに、大学では彫刻を専攻したのですから、身の程知らず。決して、職人にはなれません。
そんな不器用な私が、張り替えた障子、シワが出来て味がある・・・と、思って慰めています。



障子の張り替えをしました。開業して9年も経つと、穴があいたり・・・その穴を、薄めたボンドで埋めてしのいでいたのですが、流石に限界。障子紙を貼ることにしました。
器用に思われいる私、実は不器用。工作が苦手です・・・それなのに、大学では彫刻を専攻したのですから、身の程知らず。決して、職人にはなれません。
そんな不器用な私が、張り替えた障子、シワが出来て味がある・・・と、思って慰めています。

石原結實先生は、肥満の原因は新陳代謝の低下、端的にいうと、「排泄の低下」とおっしゃっています。その根本的な原因は、体温の低下。
さて今回は、その続きです。
『体温が1度下がると12%も代謝が落ちる。つまり同じものを食べても12%太ってくるのである。つまり男性に比べて体温が低い人が多い女性の場合は、下半身デブや大根足が男性より多いということにもなる。なぜなら、水をビニール袋に入れて吊り下げると下の方がふくらむように、「水太り」になると下半身に、より多く水がたまってくるからだ。
漢方には「相似の理論」というのがある。これは人間の下半身は植物の根にあたるものであり、上半身は葉や茎、花にあたると考えるものだ。したがって、下半身を強化したいのなら、植物の根にあたる根菜類を摂り、上半身の健康には葉菜類を摂ればいいというものだ。
同じく「相似の理論」からいえば、水やお茶、コーヒーなどの水分をひんぱんに摂る人、パン、ケーキ、みかん、グレープフルーツなどふわっとしたものを好む人は、水太りになりやすい。つまり食べたものと同じ形になるわけだ。だから痩せたいのならゴボウ、ニンジン、レンコン、ネギ、タマネギ、ヤマイモなど色が濃くて、身の引きしまったものを食べると、自分の身も引きしまるという理屈になる。
またナメクジに水やビールをかけると、とめどもなく大きくなるが、塩をふりかけると縮む、肥満の人は、「水分過剰の塩分不足」という一面もあるわけだ。』
非常に分かりやすい理論です。真実は単純なのです。


肥満の原因は?
石原結實先生の本を読むと、「腑に落ちる」ことばっかり。
『ちまたでは、肥満と言うと、体脂肪が20%だの30%だのと「脂肪の量」を気にしている人が多い。しかし人体内の水分は60~65%も存在するのだから、体重に影響するのは水分の方が2倍も大きいということがわかる。
だから水を飲んでもお茶を飲んでも太るという人がいるわけだ。西洋医学では、肥満の原因は、摂取カロリーが消費エネルギーより大きいから、つまり食べ過ぎが原因といとも簡単に決めつけている。
(中略)
簡単にいうと、肥満とは新陳代謝の障害であり、もっと端的に表現すれば、排泄の低下が原因である。特に水分の排泄の低下、つまり小便の回数が少ないか、または1回の排泄量が少ないかが1番の原因で、その証拠にダイエット中やよく運動した時にはびっくりするほどの排尿があり、それとともにお腹がぺったんこになっていく。
こうした排泄の低下をもたらしているのは体温の低下である。』
これからが、面白くなるのですが、今日はここまで!

「こんにちは!」
笑顔が素敵な60才代の女性患者Aさんに、笑顔が戻ってきました。6日前は、ギックリクビで、全くクビを左右に向けることが出来なかったのですが、3回の施術で普通に動くクビに戻ってきました。まだ上を向くとクビの中央部やや左奥に痛みが残っているそうです。
「今日は、お灸だけでやってみましょう!」
私は、鍼治療も好きですが、お灸の方がもっと好きなのです。理由は、患者さんがご自身で足にお灸をすることができるからです。
「非常識の医学書」で福田稔医師は、『病気を治すのは、患者さん自身、95%は患者さんによるもので、5%が私たち医師の手伝いによるものと考えています』とあり、やはり、お灸でセルフケアをすることが一番だと思います。
お灸のもっといいことは、ヨモギから簡単に作ることが出来ることにあります。乾燥したヨモギをミキサーにかけ、篩(ふるい)に4~5回かければ出来ます。そうなんです、無料の手作りが魅力なのです!
ということで、Aさん6日前のクビの痛みが10→0.5になりました、良かった、良かった!

興居島に上陸して・・・・「あっっ!携帯電話が・・・・車の中!!」
またしても、やってしまいました。車運行中、携帯電話の充電をするため、肘置きの凹みに置いていたのですが・・・・取り出すのを忘れてしまいました。車は、対岸の高浜港の駐車場で鎮座。海の孤島で、電話連絡がないことを祈るだけです。
この凡ミスから、対策を考えます。
①ドアに「携帯忘れるな‼️」シールをデザインして貼る。
②携帯電話を入れるバックのポケットを必ずチェックする。
③②を認識するため、「ポケットチェック」シールの作成。
早速、デザインを考案しようとするも、携帯電話がないので、ipad のsketches というアプリが作動しません・・・・携帯電話がいかに大切か!再確認出来たことに感謝。生命の次の次の次くらいに大切ですね。
追伸:シールを作り安心してしまい、また忘れそう・・・・😭
追伸2:携帯電話には、電話連絡なしで、一安心。

私は、ずいぶん傲慢な生き方をしてきました。自由気ままな生活をしてきました。多くの素晴らしい方々に支えられていたのに・・・・
そんな事も分からず生きてきました。生かされているのに、生きていると勘違いしていました。
私は70才です。もう70才と思うのか、まだ70才と思うのか?
まだまだ、70才です。これからが、私の人生。皆様に感謝して生きるだけです。

60才代の女性患者Aさん、ギックリ腰ならぬ、ギックリクビで来院され10の痛みが3にまで回復して帰宅されたのですが、翌日再びぶり返して同じような痛みになりました。そこで、左中指を中心にした施術をし帰宅され・・・・本日、3回目の施術となりました。
「こんにちは!」
今回は、笑顔で来院されました。
「だいぶ、良くなりました。夏の疲れが積もり積もって、ドバッとクビに来た感じでした。そして、今まで寝返りが出来なかったのですが、今朝は寝返りしていました。」
と客観的に説明していただける程、余裕があるので、一安心。山元式新頭鍼療法(YNSA)では膝診をし、頭に置鍼し、自律神経を整えます。次に首診というクビを親指で押して、内臓の状態を診る方法で、頭に置鍼し内臓を整えます。Aさんのクビで最も痛いのが、胃の診断点に位置しています。また、脾臓の診断点にも痛みがあります。
そこで、胃と脾臓の頭にある治療点に合計6本置鍼。
「これで、どうですか?」
「・・・・ずいぶんいいです・・・クビの奥に何かまだ残っています・・・けど、来た時に比べたら、全然違う!」
あとは、足ウラに見つけた治療点に鍉鍼(ていしん=銀の細い棒)で一撃。
「ええい!」
「うううううう・・・痛い!」
で終了となりました。


日曜日は、実家のある東温市の親戚宅で施術をしています。
お世話になった東温市の河之内で、何らか形で恩返しが出来ればと思い、少しずつ実家に近づいていますが、どのような形になるか、分かりません。
今日訪れた実家の池に綺麗なハスの花が浮かんでいました。弟の河之内(実家の地域名)への愛情の表れです。この池では、弟とよく遊んだものです。
「敦、ありがとう!父ちゃんが、祖父ちゃんが、そして祖母ちゃんが喜んどるぞ!」


昨夜から、懸命にiPad用の白いペンを探しているのですが・・・・見つかりません。早朝、寝ぼけてまなこで、再び捜索。私が20才代、ニューヨークでナムジュンパイクさんというヴィデオアート創始者のアシスタントをしていた時のことを、思い出しました。
「佐伯さん、ボクの人生は探し物をする時間が、多くて・・・・ずいぶん損しているんだ、はっっっはあ!」
とニコニコ顔でおっしゃっておられました。創造の主は、混沌とした空間に身を置き思いもよらぬ作品を産み出します。パイクさんのロフトは、まさにそんな空間。探し物を始めると、それはそれは時間がかかります。
私の施術所は、パイクさんのロフトのような混沌とした空間ではありませんが見つかりません。こういう時はあきらめが肝心。今日のカルテは、iPad ではなく、紙に書くと決め、その準備をして、いつものように熱い風呂に入ることにしたのです。
服を脱ぎ、最後に右の靴下を脱ぐと、白いペンが・・・
「ポロン!」
「何じゃこれ・・・・手品じゃあ!」
という訳で、いつものように施術が出来たのでした・・・めでたし、めでたし。

60才代の女性患者Aさん、昨日クビに異変を感じながら眠ったのですが、今日の昼頃、痛みで全くクビが回らなくなりました。そのため、ご主人が運転する車で来院されました。
山元式新頭鍼療法(YNSA)は、上腕診という頸椎、胸椎、腰椎の状態を診断し、頭にある治療点に置鍼します。また、首診で内臓の状態を診断し、頭にある治療点に置鍼します。そのため、Aさんのようにクビが回らない患者さんにとって、YNSAは都合が良いのです。私は上腕診の代わりに膝診をしていますが、結果は同じなのでYNSAをしていることになります。
さて、Aさん。クビを動かすことが全く出来ず、左右を見ようとすると、体幹をゆっくり動かしながら移動するだけです。まるで、空気のギブスをはめられているような状態です。
『これは、きつそう・・・可哀想。』
と、思いながらも22本の置鍼で、痛みが10→3になり、右の可動域は、10→0、左の可動域は10→3にまで回復しました。
この施術で分かったのは、Aさんのギックリクビは、急性の治療点より、慢性の治療点の方が効いたという事実でした。今回のギックリクビは、Aさんの慢性的な生活習慣に何か原因があるのでは・・・・という、ヒントを与えてもらった気がします。