
明日は、興居島。
夜遅くの施術となりました。絵だけ描いて寝ます。

明日は、興居島。
夜遅くの施術となりました。絵だけ描いて寝ます。

気づくと、今日は誕生日。71才になりました。
私が好きな画家に、アメリカの「グランマ・モーゼス」がいます。彼女は、74才の時に孫のために、クリスマスカードを描きました。その後、台所をアトリエにして、グランマ・モーゼスが経験し、印象に残っている情景を絵にして、地元のギャラリーで展示。
なんと、その絵に興味を持ったニューヨークの画廊オーナーが、「グランマ・モーゼス」を世に出したのです。超有名人になったグランマ・モーゼスは、当時の大統領JFケネディとも会話するほどになりました。それでも、グランマ・モーゼスは淡々といつもの生活をするだけでした。
71才、まだまだこれから!

首痛の続報
朝起きると、痛みが軽減しているように感じたのですが、そうではなかったようです。動くたびに、右首上部一点に痛みが集中している状態に変化しているようです。このように、痛みが変化してカラダから抜けていくのではないか、と感じています。
そこで、一歯下駄で15分室内を歩いてみたのですが、逆に右肩に痛みが出てきました。仕方がないので、ニ歯下駄で散歩に出かけることにします。
下駄での散歩は、カカトから頭の天辺にヒビキが伝わります。この感覚は治療に繋がるのではないか・・・・・しばらく続けてみて、患者さんに助言できるようになれば良いと思っています。

「のボール野球」参加のため、本日は臨時休業(夜の予約はあります)。もう、カラダがボロボロです。実は、私のカラダ、この2~3ヶ月左膝痛から腰痛。そして、腰痛から右首痛と痛みが徐々に連動しているのです。
これは、40年前に鍼灸師S先生から習った「痛み連動」です。しかもこの連動は、左右ジグザグに出ることが多いそうです。私自身、腰痛、膝痛などは、ほとんど経験したことがないので、S先生がおっしゃっていたことを、軽く受け流していたのですが、40年経って今、やっと実感出来ました。
そして、患者さんが訴えておられる「痛み」を身に染みて体験しています。今回の「のボール野球」が荒療法として、私のカラダを良くしてくれる・・・かも?

「あの~、アサリを買われるでしょう?あれって、どうやって食べるんですか?」
昨夜、閉店間際の大手スーパーで、買い出しをしたレジでの会話です。
あじさいの杜鍼灸院(私の施術所)は、9:00~21:00までの営業のため、スーパー閉店間際に、買い物に行くことが多いのです。そして、いつも買うのは決まっている(食事というよりエサ)私のことを覚えておられるレジの方が、少し気にするのも良く分かります。
「ああああ~アレは、ワサビと醤油で食べるんです。料理はしません。アサリとか、タコ、イカなどは海から陸に上がっても生きてるでしょう?ああいう生き物は生命力が強いんですよ。だから食べるの。」
「あああなるほど・・・さすが、勉強になりました。」
こちらで開業して9年目、変なおじさんと思われているのかな?

高校野球のピッチャーB君、右肩の前側(三角筋前部繊維といいます)、左腰痛そして、走塁の際、急に止まって左足首内側に痛みがあります。昨日からのB君の続きで、今日が最終回。右肩と左足首が良くなったのですが、左腰痛がまだ残っています。
そこで、ベッドからいつもの治療室に移動してもらい、膝診を行い頭に4本置鍼。
「これで、腰どうですか?」
「・・・・・・大丈夫です。痛くないです。」
「えっ・・・・そうなの?」
「何か、腰が良くなってので、右肩が逆に気になります。」
という事で、右オデコと右耳に置鍼して終了となりました。3日後に予約して、帰宅されました。後日、その後の状態をご報告するつもりです。

高校野球のピッチャーB君、右肩の前側(三角筋前部繊維といいます)、左腰痛そして、走塁の際、急に止まって左足首内側に痛みがあります。昨日からのB君の続きです。
肩痛は良くなったので、今度は左足首を狙います。
「足首捻(ひね)ったりしたら、氷水で冷やすのが一番いいよ。」
と、直接患部に氷水を当て、気持ち良さが冷たさだけになるまで待ちます。
「冷たくなりました。」
「そしたら、左手首を出してください。銀の棒を軽く手首に当てるね。」
と、鍉鍼(ていしん)を当ててしばらく気を入れると、別の個所に移動するという施術を5~6分。
「これで、左足首はどうですか?」
「・・・・・いいです!」 (つづく)

高校野球のピッチャーB君、右肩の前側(三角筋前部繊維といいます)、左腰痛そして、走塁の際、急に止まって左足首内側に痛みがあります。
「3カ所のうち、どこが一番気になるの?」
「肩です!」
「そしたら、ベッドで(治療を)やろう。」
と奥のベッドに移動して、臀圧(デンアツ=母校が見つけたお尻の側部のツボ)、居髎(キョリョウ=骨盤の前面のツボ)、五枢(ゴスウ=骨盤の上部内側のツボ)に置鍼。
「これで、肩どう?」
「・・・・・え?・・痛くないです。凄い!」
と、ニッコリ笑顔。
「そしたら、今度は足首を狙おうか!」 (つづく)

腰痛で長く座れなかった高校生ピッチャーのA君、初診から3日後に2回目の来院。今度は、首痛、右肩痛、腰痛がずいぶん解消したため、右肘の痛みが気になります。
いつものように、膝診をして3本置鍼。そして、オデコと側頭部に肘の治療点があるので、それぞれ1本ずつ置鍼。
その後、右肘の治療点である右膝にお灸13壮とパイオネックスを貼って終了としました。
その後のA君、なんと165球の投球が出来たとのことです。鍼灸師になって良かった!

腰痛、首痛、右肩痛で長時間座ることができない高校生のピッチャーA君の話の続きです。
座ると痛いので、立ったままで上腕を診断。頭に置鍼している途中で、
「何か、座れそうな気がします。」
とA君。
「じゃあ、膝を診ようか?」
と、上腕ではなく、膝を診ながら頭に置鍼していくにつれ、怖いはずの鍼に慣れてきたA君。今度は首診となり、側頭部に2本置鍼。再び奥のベッドに行き、右を上にして横向きになってもらいます。A君は右肩が痛いので右腰に長めの鍼と、11壮のお灸をします。その結果、
首痛:10→0
肩痛:10→1
腰痛:10→3
となりました。(つづく)