土いじり

畑がずいぶん賑やかになってきました。畝(うね)作りをしての畑仕事は初めて!

やはり、土に触れて地球を感じることが一番・・・・と、実感します。幼いころの記憶、父親、祖母との思い出も自然と思い出せ、幸せ一杯になります。

父親が、麦わら帽子をかぶり、作業着で畑を耕していたイメージが、今の私とダブル・・・・・・のは、私だけ。父にはかないません。

朝起きての、水やりが楽しい!父親も水やりやっていました。母親が、ある日

「あの人(父親)は、花や植物の気持ちが分かっとったと思う。」

とポツリと言った言葉を思い出しました。

てんとう虫

てんとう虫は、農作業をする上で非常に貴重な虫だと分かりましたので、コピペします。

『成虫の体長は数mm - 1cm程度の小型の昆虫である。成虫は半球形の体型で、脚や触角は短い。体は黒・赤・橙・黄・褐色など鮮やかな色で彩られ、体の模様も種類間で変異に富んでいる。日本では赤や黄の地色に黒い水玉模様、あるいは黄に白の水玉模様のものが多く、その多くはそれらの斑点の数で命名されている。

幼虫・成虫とも強い物理刺激を受けると偽死(死んだふり)をし、さらに関節部から体液(黄色の液体)を分泌する。この液体には強い異臭と苦味があり、外敵を撃退する。体色の鮮やかさは異臭とまずさを警告する警戒色といえる。このため鳥などはテントウムシをあまり捕食しないが、それでもクモやカマキリ、菌類などの天敵が存在する。

食性は種類によって大きく異なり、アブラムシやカイガラムシなどを食べる肉食性の種類、うどんこ病菌などを食べる菌食性の種類、ナス科植物などを食べる草食性の種類の3つに分けることができる。このため農作物にとっては益虫と害虫に大きく分かれることとなる。肉食性の種は近年では農作物の無農薬化を行う際、農薬代わりに使用される生物農薬の一つとして活用されている。』

てんとう虫を繁殖させるためのアパートまであるくらいですから、頼もしい虫のようです・・・・てんとう虫が飛び交う畑を目指してみます。

練習

「先生、治療受けて次の日が調子良かろう、それで頑張って仕事するじゃろ?それからまた、肩が痛なるんよ。」

「あれ、硬式ボール使うた?」

硬式ボールを使ってセルフケアする方法をお教えして、硬式ボールを1週間お貸ししたのですが・・・・

「それがなあ~、せんかった。」

「それじゃあ、ようならんがね。そしたら、今日は練習しよう!やり方をお教えするけんね。」

と、80才代の女性患者Aさんに、再び前回と同じ治療することにしました。Aさんには右側を上にして横向きになってもらいます。下になった脚を真っ直ぐにしてもらい、上の脚を90度に曲げてもらいます。

すると、右腰部が「しっかり押圧してください」という格好になってくれます。腰は、表層部から深層部に大臀筋、中臀筋、小臀筋があります。これらの筋肉が肩にある三角筋の後部繊維、中部繊維、前部繊維に対応します。

具体的にいうと、肩の前側が痛いと、腰の小臀筋にある圧痛点を押圧すると、肩の前側の痛みがなくなります。もう少し具体的にいうと、横向きになった右腰のテッペン(大転子といいます)と骨盤の前側の上にある出っ張り(上前腸骨棘といいます)の中間にある圧痛点(居髎=キョリョウといいます)を押圧すると、肩前側の痛みがなくなります。こんな感じで、臀圧(デンアツ)、環跳(カンチョウ)、ついでに「気をつけ」の格好をして、中指の先があたる太ももの横側(風市=フウシといいます)に押圧。

Aさんには、畳に置いた硬式ボールの上にお尻を当て、仰向けになってもらい「痛気持ちいい」状態を作ってもらいます。「痛気持ちいい」ところがそれぞれのツボになっています。

「先生、これは気持ちええ。」

「そうじゃろ?気持ち良かったら続けられるけん。ゆっくり味合っとるのが治療じゃけん・・・・・・気持ちいいのがお薬なんよ。」

さて、来週はどうなっているのでしょう?楽しみです。

中高年のみなさまへ!

明日は、興居島!

もう眠ます。

1日1食で、最高の日々を送っている私ですが、ビールとワインを夕食前にたしなみました。まだ、食べていません・・・・でも、最高に気持ちいいんです。

中高年になって、卑しく食べることを控えましょう。

運転中に電話

5月12日は、父親の命日。昨日、弟の宮司が父親の30年祭を見事に司りました。準備が大変だったと思います。もし、私が宮司になっていれば・・・・とても、出来ません。弟に心より感謝です。

実家からの帰宅中、突然の電話、停車して。

「はい、あじさいの杜鍼灸院です。」

「以前お世話になったAです。腰が痛い知り合いを診てもらえないでしょうか?」

ということで、20時30分の予約となりました。Aさんの知り合いB(男性)さんは、右の腰痛と右股関節痛で右膝を上げるのが難しい状態です。そこで、膝診をして頭に置鍼をします。これは背骨の調整をして、自律神経を整える基礎治療。次に首診(内臓の状態を診断します)で、右消化器と右大腸の2本を頭に置鍼。

「これで、どうですか・・・・右膝上がりますか?」

「・・・・・・あれ?上がる!今まで全然上がらんかったのに・・・・どしたん、これ?」

 Bさんは、40才代で飲食業を営まれており、8時間くらい立っちぱなしの生活をされています。2日前には、39.2℃の高熱がありそれに伴い、腰に違和感を覚えたそうです。ということは、「内臓を整えると腰に効くのでは?」というあまり根拠のない思いが浮かんできたので右消化器と右大腸の2本を頭に置鍼したのです。結果、ずいぶん良くなったので、もう一本右側頭部に置鍼して鍼治療は終了。

次は、足に見つけた(開拓中というのが、正しいかもしれません)治療点に鍉鍼(銀の棒)押圧と、お灸をしながら、世間話をして右膝を上げてもらいました。

「左より上がるようになった!」

めでたし、めでたし!

ヒマワリの引っ越し

今日はヒマワリのお引越し。

ペンキを塗った一斗缶に、ヒマワリの種を植え、畑の日当たりが良い場所に置いていたのですが、鍼灸院の前に17個全てを引っ越しました。例年真夏には葦(よし)のすだれを置いて日陰を作っていたのですが、今年はヒマワリで日陰を作ってみようと思っています・・・・さて、どうなることやら?

そして、畑の空いた場所に、2年前に採れたヒマワリの種を植えたのです。一斗缶に植えたヒマワリ🌻は、背丈があって3~4個の花が咲く予定です。そして、畑に今日植えたヒマワリ🌻は、どんなになるのか・・・・楽しみです!

自慢話

 

70才代の男子患者Bさんが治療用のイスに座るや否、開口一番。

「最近は、調子がええんよ・・・・どこも、悪うないんじゃけど、左肩があんまりよう回らん。」

「う~ん、そんなら奥のベッドでお尻をほぐそうか?」

「お尻をほぐす???」

「そう、お尻と肩はつながっとって、お尻が緩むと肩がゆるむんよ。」

「・・・・・・・・」

と、奥のベッドまで移動していただき、左を上にして横向きになってもらいます。最近、鍼灸でなく指圧で肩治療をすることが多くなりました。今回もBさんには指圧をすることにしました。

お尻横の天辺(大転子といいます)とお尻の後ろにある出っ張り(上後腸骨棘といいます)の中間のツボ(臀圧といいます)を押圧。

「どうですか?肩・・・」

「あれ?痛ない・・・・よう回るようになった」

と、こんな感じでお尻周辺のツボ(環跳、居髎、風市)を押圧。

「右肩とおんなじ、変わらんようになった・・・鍼やお灸より、ええんじゃないの?」

「・・・・昔は、歌舞伎町で、これやって食ってたけんね。指名客が多かったよ。」

と昔話・・・自慢話は、よくない、よくない!

いい土からいい水

 

昨日、スーパーマーケットで、買い物の列に立っていると、知り合いの男性患者Aさんが、目の前にいました。

「Aさん、こんにちは!」

「あれ!」

「こっちで、畑続けてるの?」

「そう!相変わらずやってる。」

Aさんの家は、松山市内にないのですが、私の住んでいる所から近い場所に畑を持っていて、頻回にこられているようです。お互いが支払いを終えて立ち話。

「今、水について調べているんですけど、いい水はやっぱりいい土から出来るんですね。」

「それは、カラダも同じですよね・・・・いい物食べて小腸でいい土になったら、いい血液になるのと同じ。そうそう、この本の著者が森下敬一先生という、腸造血説を唱えたお医者さん。」

たまたま、カバンに入れていた「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」という本を見てもらいました。

「えっっ!血液は骨髄から出来るんじゃないんですか?」

「腸で出来るって書いてますよ。」

「面白い!写メしていいですか・・・・・」

何と早い、早速Aさんはその場で、Amazon注文したようです。Aさんは、森川海プロジェクトという壮大なテーマを通して、今後の地球環境と人間との関わりを模索しながら提言されています。この本も何らかのヒントになればいいと思います。

強力磁石パワー

「先生、磁石やってないな!やっぱり・・・・ほじゃけん、持ってきたんよ。」

「えっ・・・・やっとるよ。ほら、ここ(ステンレスのお盆)に貼っとろう?」

「これじゃあ、弱かろう?100均に行ったら、強力磁石売っとるけん、これを使うたらええんよ。」

さて、何の会話?

ステンレスのお盆に置いてある大型金属クリップではさんだ鍼を、私が取り辛そうにしていました。それを見るに見かねた50才代の男性患者Aさんが、強力磁石で固定するようにアドバイスをしてくれたのですが・・・・・私が全く勘違いしていたという状況での会話でした。

鍼は大型金属クリップではさみ、鍼が入っているプラスチックの筒から取り出すようになっているはずなのですが、私が買った片面を接着剤で固定するテープ状磁石は、パワー不足で、鍼を取ろうとすると大型金属クリップまで、外れたりしていました。その問題をAさんは、いとも簡単に解決してくれたのです。

まず、強力磁石2個でステンレスのお盆をはさみ、内側の強力磁石に大型金属クリップを付け、そのクリップで鍼をはさむ方法でした。確かにこれだと、クリップがしっかりと固定され、難なく鍼を取り出すことが出来ます!

そして、完成したのが写真です。これだと、何本使用したか、正確にわかるので、一石二鳥です。Aさん、本当にありがとうございます‼️

昔ながらのパン屋さん

あじさいの杜鍼灸院から歩いて1分ほどのところに、「津田団地前」という伊予鉄バス10番線の終着駅があります。そのウラにパン屋さんがあるのですが、「ガラガラ」とトビラを開けて入ると、昭和の時間と空間になっています。

「こんにちは!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・」

ジブリアニメから、出て来るようなご高齢のおじさんが、太い指を開いたままで、登場。今日で、3日連続の買い物のため、少しずつ会話が出来るようになってきました。

「私どもは、ろばのパン屋の全身で、こっち(松山市)でこんな昔からのパン作りしている店は、3軒しか残ってないんです。」

「ええっ、あのろばのパン屋。ろばのパン屋はチンコロリ・・・・なつかしいなあ~。」

私は、普段パンをあまり食べません。しかし、ここの添加物が入っていない、昔なつかしいパサパサのパンは、貴重だと思いワインと一緒に夕食の一品にし始めました。これからもよろしくお願いいたします!