携帯電話が故障

携帯電話が壊れてしまいました。

午前中に電話がくるはずの電話を受け取ることができません・・・・と、嘆いていたのです。

ところが、たった今、iPatに「◯◯さん、携帯が故障で連絡できません。いつでもお越しください。あじさい」と送信していた伝言の応答

「今から向かいますね!」

がありました。良かった!携帯電話はつながらないのですが、iPatは、つながるようです。しかし、午前中に、

「すいません、電話がつながらないので、直接来ました。今日予約出来ますか?」

と、初めての患者さんが来られ、12時30分の予約をして帰られました。当院に電話をかけても、携帯電話にかかるようにしているので、携帯電話が故障すると、仕事になりません。午後からdocomoに行ったのですが、来週の火曜日まで空きがなく、しばらく患者さんを集客することが、出来なくなりました。

これを機に、事務の仕事をしっかりし、怪我の功名となるようにします。

先生

「何か、質問ありますか?」

施術が終わって、頭に鍼を刺して30分くらい時間を置く必要があるため、2人で向き合う時間ができるのです。そうすると、自然と質問を聞きたくなるのです。

気がつくと私、70才になっていました。そして、幼い頃に決めたことがあります・・・・・私の祖父母、両親、皆教師。教師しか出来ない家系に生まれたのだから、色々な経験をしてから、「先生」と呼ばれるようになろう。

これは、私の偽らざる思いです。

70年の経験が、向かい合った患者さんに生きるようであれば、先生と思われても良いのかな?

腰椎分離症

 

腰椎分離症で、3ヶ月静養が必要とされた高校生A君。1週間前から通院して、今回で4回目です。最初の2回は、左腰痛に対応する、左肩甲骨周辺の圧痛点に、置鍼する治療を中心に行いました。治療で痛みがなくなるのですが、翌日は痛みが再発するということが続きました。

そこで、3日目は全く違う治療をすることにしました。頸椎6番と7番の左側面の圧痛点に中指の指紋がある場所を軽く触れるだけの施術です。治療後の痛みが10→5になったそうです。

「この治療では、翌日がもっと良くなることもあるので、経過を教えてね。」

と、言って3日目の今日を迎えました。

「調子はどう?」

「痛みは全くありません。」

「・・・・うん?どんな感じで?」

「少しずつ、良くなって、今は痛くありません。」

「そしたら、前回と同じ方法でやろう!」

と、頸椎6番と7番の左側面の圧痛点に、中指の指紋がある場所を軽く触れるだけの施術を行いました。A君は、気持ちよさそうに40分ほど眠り、終了となりました。

次回はどうなっているのか楽しみです。

物事は簡単

 

「どうですか?これ(秘密兵器)使いました?」

「全然使わんかった・・・・ボール(硬式野球のボール)で、足ウラゴロゴロだけ。」

と、前回しっかりご指導したつもりだった時間が、音を立てて崩れました。

「今日は、どこが気になります?」

「足(下肢)のここ(太ももの外側)。斜面が急なとこで、作業しよろう?じゃけん、どうしても痛なるんよ。」

「あああ・・・そうじゃね。そしたら、ここ(上腕)をほぐしてみよわい。」

と、いきなり80才代の女性患者Bさんの上腕を押圧。緩みを感じたので、

「これで、どうじゃあろう?」

「・・・・・・どしたん、痛ない。反対の足が痛いだけじゃ。」

それで、反対の上腕をほぐし、

「これで、どうじゃあろう?」

「・・・先生、楽(らく)い、楽いわい!」

と、太ももの外側の痛みか無くなりました。結構物事は、簡単なのです。

ヒマワリの譲渡成立!

手前のヒマワリ、直径50mmもあります。2年前に3種類のヒマワリを畑に植えたのですが、去年はビルのオーナーが代わった事で、畑を使用出来ませんでした。そのため、畑は野放し状態。結果としてこの不思議な形(背丈はそれほど高くないのに、骨太、巨大葉)のヒマワリが生えてきました。

その後ろには、3mを超えるヒマワリが徐々に花を大きく咲かせ始めました。手前のヒマワリを「スサノオ」と名付けたので、高いヒマワリを「アマテラス」と名付けましょう!

「このヒマワリ、凄いね!・・・・・種もらえる?」

「もちろん、差し上げますよ!」

と、お隣りさんから声をかけてもらい、種の譲渡成立!

毎日自転車でお出かけしているので、ヒマワリを観て楽しんでもらっているようです。来年は、お隣りさんでもヒマワリが見れるので、楽しみが増えます!

カボチャは救世主

 

毎朝、メス花を見つけては、交配しています。オス花10に対してメス花1くらいの割で花をつけています。そんな貴重なメス花を、今日も「ポキッ!」と折ってしまいました。これで、3個目・・・・ああ~もったいない!

戦時中は、「何がなんでもカボチャを作れ!」というポスターが東京では貼られていたそうです。これは、カボチャは素人でも栽培がしやすく、生命力が旺盛だからなのでしょう。

我が畑のカボチャは、一つの苗だけだったのですが、コンポースターに入っていたカボチャの種から苗が生えて、ヤマタノオロチ化しています。秋までこの状態が続くと、かなりの収穫が見込まれます。石原結實先生の「石原医学大全」によると、カボチャは、陰性でも、陽性でもない玄米、あわ、ひえ、さつまいもなどと同じ「間性の食べ物」に分類されています。つまり、主食になれるのです。

玄米が高くて、ソバばっかり食べている私には、カボチャは救世主です。

安保徹先生がパーキンソン病を説明

東京医療専門学校で3年間東洋医学も西洋医学も学んだのですが、西洋医学的にみて、数多くの病気が原因不明であることに驚きます。そのため、症状を軽減することが治療となることが多いのです。前回書いたパーキンソン病も原因不明と学びましたが、パーキンソン病に関して、安保徹先生が下記の通り述べておられます。

『白血球の自律神経支配の法則から考えると、特別な病気ではありません。過労や心の悩み、薬の使用などのストレスから来る自律神経の乱れです。長期にわたるストレスは、交感神経の緊張が慢性化し、血管が締めつけられ血流が悪くなります。脳への血流が悪くなり、しかも黒質組織は神経細胞の中でも特に豊富な血液が必要なため、真っ先に悪影響を受けてしまいます。中年期以降の人は脳の動脈硬化が進むため、スムーズに血液が流れていきません。

その上、増加した顆粒球が活性酸素を放出し黒質の変性にかかわっていると思います。患者さんの様子を観察すると、一途に頑張る人が多く、無理をしてストレスを抱え続け、慢性的な交感神経緊張状態によって病気を発病させていると考えられます。』

母親を治療

今日は、母親に治療をしました。今年で93才。とても元気で若々しいのです。

その母が、俳句を詠みました。

外国(とのくに)の孫達(まごら)いかがや 天の川

鍼無し鍼治療

60才代の男性患者Aさん、2週間前の治療で、腰痛が良くなったのですが、お風呂場で前のめり姿勢を取った時に、腰痛が再発。

今回は、『鍼治療でなくても良いな!』と感じ、Aさんの後ろに回り、頸椎6番と7番の圧痛点を押圧。続いて肩甲骨上部圧痛点を押圧し、後頭部にある圧痛点を押圧したり、指先で軽く叩きます。

「これで、どうですか?」

「・・・ずいぶん良くなりました。」

「良かった・・・・鍼無しでも、けっこう効くでしょう?」

こうなったら、「鍼無し治療」でやってしまおう!と決めました。山元式新頭鍼療法(YNSA)の腰治療点を親指で押圧。

「痛い!」

Aさんが痛みを感じるたびに、腰痛が無くなっていきます。最後は足に見つけた治療点を親指で押圧。スッカリ腰痛がなくなりました。

鍼治療に恐怖を感じたり、猜疑心を持っている人が結構多いので、鍼無し鍼治療を極めるともう少し患者さんが増えるかもしれません。

ヒマワリ

畑で育つヒマワリと一斗缶で育つヒマワリとは、勢いが全く違います。やっぱり、地球とつながっている畑は、パワーが違います。わずかな面積ですが、そこには複雑な生態系が生まれているのだろうと思います。

ただ、17本の一斗缶ヒマワリは、人工的だけに手間ひまかけなくてはなりません。それは、それで楽しいのです。ヒマワリのコピペで豆知識を!

『ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられている。既に紀元前からアメリカ先住民の食用作物として重要な位置を占めていた。インディアンは花びらから染料をとった。葉はガチョウの餌になり、油脂はマーガリン、また絵具の材料としても使われている。1510年、スペイン人がヒマワリの種を持ち帰り、マドリード植物園で栽培を開始した。』