井穴刺絡療法

患者さんから、様々な情報をいただきます。ある患者さんの娘さんは、アトピー性皮膚炎で悩んでおられたそうです。それを、たった一度の治療で治した鍼灸師がおられたそうです。それは、指先から血を取る井穴刺絡療法だったようです。この治療後、2~3日経ってアトピー性皮膚炎が消えていったそうです。

同じ鍼灸師として、このような治療ができるなら、やってみたいと思います。そこで井穴刺絡療法について調べると、私の中に大いなる偏見があったことが分かりました。まず、医師以外が血液を取ってはいけないという偏見です。下記が、日本刺絡学会が出来るいきさつです。

『昭和62年(1987年)栃木県鍼灸師会会長(当時)宅に「三稜鍼による瀉血治療は、医師法違反」として家宅捜査が行われた事件がきっかけとなり、「日本刺絡学会」の前身である「全国刺絡問題懇話会」(準備会)が結成されました。

「刺絡についての全国的な話し合い組織を作って、刺絡に関係のある諸問題を検討する必要がある」という当時の理念は現在も変わっておりません。刺絡の法的問題、学術の啓蒙、教育、普及等の必要性から、刺絡学術のセンター的役割を担う全国的な懇話会にしようという事で、機関誌『刺絡』を発行し、「全国刺絡問題懇話会」を発足いたしました。平成6年(1994年)には現在の「日本刺絡学会」と名称を変更し、『刺絡鍼法マニュアル』を作成。このマニュアルを使用し、全国3会場で基礎講習会を実施し、安心安全な刺絡の普及に励んでまいります。』

益々、興味を持ってきました。

黄金期の西武ライオンズ

昨日の日本シリーズでは、阪神タイガースがオリックスバッファローズを下し、日本一となりました。そこで、40年ほど前、黄金期の西武ライオンズが日本一になった強さの秘密をご紹介します。これは、森下敬一先生の著書「血液をきれいににして病気を防ぐ、治す」の一節にあります。

『かつて西武ライオンズは、プロ野球界で最強を誇った時期があり、1982年と83年は広岡監督のもとで日本シリーズを2連覇しています。その原動力となったのが玄米菜食でした。

それまで、スポーツ選手の多くは、「肉を食べなければ力が出せない」と信じ込んでいました。しかし、革新的で合理的な考え方だった広岡監督は、私を招いて、82年シーズン前に選手やその奥様方、球団関係者の方々に自然食を提案する講演を聞かせています。前述の工藤氏は、まさにこの年にプロ入りして、当時の広岡監督と出会ったのです。

西武ライオンズでは以降、玄米を主食に野菜や魚介類を副食として、肉は控え、タンパク質の摂取は、豆類、豆腐、豆乳、魚などにすると言う食事を、合宿所と選手の家庭で徹底させたのです。その結果、風邪でダウンする選手が減り、故障者は12球団の中で最も少なくなって、チームの連覇に貢献することができました。

その後、実は工藤氏は、遊びたい盛りの一時期、生活が乱れて、内臓を壊してしまったことがあるそうです。引退も考えましたが、広岡監督の教えを思い出して、生活を改め、玄米食と菜食中心の食生活を続けました。その結果、復活を遂げ、以降長く活躍できたといいます。玄米食を継続すれば、運動選手としての寿命が長持ちする証明かもしれません。』

とあります。この本を読んだ患者さんは、今日から早速、玄米を食べようと意気込んでおられました。興味ある方は、やってみてはいかがでしょうか?

J、Kソマトトープ

半年ほど前から、1~2週間に1度のペースで来院される70才代の男性患者Aさん。2年前に脊柱管狭窄の手術を行い、両下肢に痺れが残っていましたが、両大腿部の痺れはなくなりました。痺れはふくらはぎ(腓腹筋)と向こう脛(前脛骨筋)に絞られてきました。施術のたびに、痺れが少なくなってきましたが、まだ残っています。今回は、JソマトトープとKソマトトープにしっかり刺鍼することを心がけました。

「Aさん、どうですか?」

「・・・・・効いとる・・・何か、脈を打つような感じで、痺れがなくなりよる。すーっと消える感じでは、ないんよ。」

「へ~、そうなんじゃ!面白いなあ。」

「今のは、こっち(腓腹筋)に効いたけん、前(腓腹筋)の痺れが気になる。」

「分かった、前を狙おうわい・・・・・今度は、どう?」

「うん、効いとる。」

「そうじゃろう・・・鍼は効くんよ!」

と、改めて頭頂部にあるJソマトトープ、Kソマトトープの威力を思い知ったのです。その後は、足に見つけた治療点に軽く中指を添えるだけの操法。

「OKグーグル、タイマー3分お願いします。」

「はい3分ですね、ではスタート!」

を合計4回して終了となりました。この操法は、Aさんには向いているようで、効果抜群です!来年の4月に痺れの検診があるそうなので、それまでには治そうと頑張っているのです。

宝島

 

高浜港8:08出航→興居島由良港8:23入港。泊(とまり)港10:05出航→高浜港10:20入港という短い船旅。往復500円、高浜港の駐車場で駐車代300円→合計800円の2時間旅となりました。気分転換に最高です。あじさいの杜鍼灸院から、高浜港まで13分。こんな身近に素晴らしい島があったなんて!天気は最高、海のブルーと空のブルーに包まれて、画家のゴッホが憧れた日本の景色を体感した感じです。

毎日、鍼灸院に籠(こも)って仕事をしていた私。松山市の宝島に800円旅行をみっけ!

患者さんが教えてくれました

治療方法は、患者さんが教えてくれます。今日も新しい方法を教えていただきました。「上腕診に替わる膝の診断方法」と題して11月19日(日)にYNSA学会で膝診を発表します。しかし、この方法の一部を訂正しなければならないと分かったのです。この発表は、もうすでにに動画で学会に送っており、動画自体を訂正することは出来ません。そのまま、東京の会場とリモートで参加される方々に見ていただきます。

動画終了後、新たな方法をお伝えしないといけないと思います。そのため、発表後の質疑応答の時間が少なくなることが必至となりました。事務局に早速連絡するようにします。

発表

足に見つけた手や前腕の治療点に、2日間で3人に軽く指を触れるだけの操法を行いましたが、非常に効きました。この治療点の発表には、あと1年時間をかけてじっくり研究する必要があります。ただ、芸術系の大学を卒業した頭で、そんな事ができるかどうか心配です。

来月19日のYNSA学会で「上腕診に替わる膝の診断方法」という12分の動画を音楽グループのメンバーに作ってもらい、発表します。私は東京まで行かなくてもリモートでその後の質疑応答に答えることができます。当初は東京に行くことを考えていたのですが、経済的なことを考慮してリモートでの参加にします。

今日も、右肘痛が半年続いている50才代の男性患者Aさん、自宅で週に5回は筋トレをしているそうです。仕事で重い物を運ぶことも多いそうです。頭にある山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療点に置鍼すると、来院時、10の痛みが3~4になりました。次に足に見つけた治療点へ軽く中指指先を置く操法を3分、これを2回。次にお灸を7壮すると、来院10→1になりました。

これをどのように発表しようか?と、悩んでいます。

のボール野球

 

ねんりんピックが、愛媛県で開催され、そのプレイベントとして「のボール野球」のお披露目がありました。それに私もファーストの守備で参加しました。昨日の午前10時から、約10分間くらいのものでした。この「のボール野球」とは、アメリカからやってきたベースボールを、我が母校(松山東高等学校)の母体である松山中学を卒業した正岡子規が、故郷の松山で紹介したプレーを復元したものです。

この復元を提案実行したのが、私が松山東高等学校野球部に在籍していた時の監督、稲見達彦氏です。稲見監督の情熱で、当時のバット、グラブ、ボール、ユニフォームなどを復元し、ルールを研究し「のボール野球」が完成しました。

復元したルールから読み取れるのは、打者優先。打者が「ハイボール、フェアボール、ローボール」の高低を要求でき、要求通りのボールが来なければ、ボールとなります。また、フォアボールではなく、ファイブボールなので、ヒットを打つ確率が上がります。ピッチャーは、下から投げ、打ったボールをワンバイトでとるアウトになります。

このルールが子供用に普及したのが、「ロクムシ」だろうと思います。このルールを説明するとややこしいので、割愛しますが、私が子供の頃の遊びのほとんどが、「ロクムシ」でした。

それにしても、楽しいひと時でした。関係者の方々、本当にありがとうございました。

ワラの龍

昨日は、実家の神社の下にある公民館で、藁(ワラ)による龍作りに参加しました。作り手が頭作りと胴体作りの2組に分かれているようです。私は胴体作りに加わりました。円周32cmの胴体から徐々に小さくなって尻尾になる1体が12m。これを3体作り緩やかに三つ編みをしていくという構想です。

今回は、その1体作りとなりました。私は13:30くらいから参加し、17:30くらいの4時間の手伝いでした。地元の人たちと昔話や、世間話をしながらの楽しい作業でした。過疎化していく山間部が頑張ることが、日本を支えることになると思っています。時間がある時は出来るだけ、参加したいと思います。

それにしても、疲れた・・・皆さんが、お元気なのに驚きました。

内側側副靱帯

  

40才代の男性患者Bさん。左腰、左肩、左足首内側、右肘が痛くて来院されました。週に1~2回のペースで治療を受け、右肘以外は順調に良くなりました。高校、大学と野球に没頭し、現在もソフトボール、硬式野球、軟式野球をしておられます。全身が筋肉の固まりのガッチリした体躯の方です、と以前ご紹介した患者さんから色々なことを教わっています・・・・の続きです。

今回は、Bさんの肘。右肘C点(右のひたい)、右ソマトトープ(右頭頂部から少し後ろ)、Iソマトトープ(右側頭部)にそれぞれ1本ずつ置鍼をしました。今回は、右脚の外側の弓状膝窩靱帯の圧痛点を探り、0.16mmの直径の鍼を4本置鍼、雀啄(じゃくたく→鍼を刺してから、スズメがエサを食べる様に何度も上下に動かす方法)をすると、肘の痛みが全くなくなりました。

この治療法は、肘の内側側副靱帯と膝の弓状膝窩靱帯が、共に小指側に位置しているためにに出来る治療法です。肘の内側側副靱帯が損傷していると、膝の弓状膝窩靱帯にも緊張した個所があり、そこが緩むと肘の内側側副靱帯も緩むという現象が起こるのです。カラダは常に治ろうとしているので、最終的には、この治療を継続して行けば、自然治癒すると考えます。大谷翔平選手も、この治療法を継続しておれば、オフシーズンで内側側副靱帯も完治するのではないかと思っています。

野球談義5

バッターボックスに立つ姿勢は非常大切で、その姿を見るだけで、いいバッターかそうで無いかが大体分かります。40年以上野球をやっていないので妄想で喋るのですが、立ち姿は大切です。そこで、今思うと、いかに脱力した姿勢をしているかが大切。

宮本武蔵は、四方八方からくる相手に対して、踵(かかと)重心の姿勢で臨みました。この姿勢こそ脱力の集大成だと思っています。そのため具体的にするのは、つま先をあげることです。つま先をあげると重心が踵にかかります。その状態でボールを待ち、ここだと思って瞬間、足の母指球に力を入れればいいのです。

これは、きっといい打法・・・・と妄想しています