ブレない

患者さんから、週間ベースボール1月2日号 増刊「大谷翔平」の雑誌をいただきました。大谷翔平選手の54本の打球速度、打球角度、急速、球種、対戦投手、飛距離、球場、対戦相手、状況の詳細説明など、大谷翔平選手の研究書とも思える写真集です。

それにしても、大谷翔平選手の凄いのは、ブレないこと。

日本で行っていた仕草をアメリカでも押し通し、日常生活の中に秘めた日本文化の素晴らしさを伝えてくれています。これは、中々出来るものではありません。

「私が、日本にいる時は、日本人の行儀を守ったのよ。ここはアメリカ。あなたは、アメリカ人のジェスチャー(列車に乗って、大きく片足アグラをかく)を取って!」

と、元妻に言われ、やったものの馴染めず・・・・・これで、別れた・・・早く別れ、今思えば良かった・・・・ブレ続けた生活を送って入る私でも、そこだけはブレなかった・・・そして、今の恵まれた生活に心より感謝しています。

食べない

食べないと、いけないと多くの人が思っています。

しかし、食べない気持ち良さ・・・・これを、感じてみてください。これが正常です。

今回は、これ以上言いません。

嚥下障害

 

「この年になったら、ご飯がノドを通らなくなって、息が出来なくて大変な目に会うことがあるんです。」

90才代の女性患者Aさん、いわゆる嚥下障害です。

Aさんは、一人暮らしのご高齢ですが、料理が得意で毎日の食事が一番の楽しみです。私にも様々な料理方法を教えてくれます。今回は、嚥下障害の治し方を教えてくれました。

「テレビで、2つの治し方を知ったんです。一つは、笛みたいな伸びる風船があるでしょう?あれを10回吹いて胸の筋肉を使うんです。もう一つは、水を入れたペットボトルにストローを入れて、10回ブクブクさせるんです。」

「なるほど。」

「これを台所のテーブルに置いて、食事前にやってるので、今は楽に食べられます。若い頃は、バレーボール、踊り、カラオケなどで動き回っていたけど・・・・若い時のように動けなくなっても、これくらいは出来るのでやってます。」

嚥下障害のトレーニングだけでなく、人生訓を学んでいます。

追伸:呼吸筋のコピペです。

『呼吸筋とは

肺は自ら広がったり、縮んだりすることはできません。肺の周りの筋肉(横隔膜・内外肋間筋・胸鎖乳突筋・斜角筋・腹直筋・腹斜筋など)がはたらくことで肺が広がったり縮んだりします。これが呼吸です。
呼吸に使われる筋肉(呼吸筋)は、主にお腹の中にある横隔膜と肋骨の間にある肋間筋です。横隔膜が縮むと胸腔が広がり、肺の中に空気が入って息を吸うことができます(吸気)。反対に横隔膜が緩んで風船がしぼむように胸腔が縮むと、肺の中の空気が押し出され息を吐くことができます(呼気)。特に、息を吸い込むときの最大の筋肉である横隔膜を鍛えることで呼吸筋が強化されます。』

Aさんは、空気を吸い込むことで、横隔膜をしっかり鍛えていたのです。

愛媛大学野球部

愛媛大学野球部、実力があるのに接戦をものにすることが出来ず、5連敗。今日敗れると最下位決定。それで、応援に行くことにしました(当院に何人も通院してもらっています)。

3回終わって2対2の同点。ヒット数は、愛媛大の方が5本と2本の高知大より多いのですが、2つのエラーが失点に絡んで、勿体ないです。

指を骨折していたバッターが、フルスイング出来、2塁打です(現在も、通院中)!
去年、腰痛で頻回に通院していた選手が、フルスイングで全力疾走出来ているのを見て、ホントに嬉しい。今、盗塁も成功!

高校時代2番手のピッチャーが、大学で急成長!直球、変化球を自在に操っています(今年から当院治療しています)。2年前、内側側副靱帯損傷からカムバック(当院で治療)した投手が、豪速球を投げ1イングをしっかり占めました。最後は、去年頻回に通院していたエースが、登板。ところが、いきなりヒットを打たれ、瞬く間に1点献上。なんとか、1点差で逃げ切りました。これで、1勝1敗のタイになり、明日が決着の日となります。愛媛大頑張っていきましょい!

それにしても、こんな形で野球と携わることが出来るなんて・・・・ホントに幸せです!

指圧

私は、10年ほど前、新宿歌舞伎町にある「あしカラダ」というリラクゼーション店で働いていました。いわゆる指圧でコリを取る仕事です。これを2〜3年やったのですが、この仕事を続けると親指をやられます。

そのため、「もう2度とやるもんか!」と心に決めたのですが、五十肩の患者さんに腰のツボ押圧(指圧)を行い一発で治ってしまいました。すると、肩痛の患者さん3人が、指圧で立て続けに治りました。

しかし、親指に痛みが出てきました!さてどうしよう?とりあえず、セルフケアで治してから考えます。

石原結實先生のYouTube

石原結實医師のYouTubeは、本当に面白いので、YouTubeをご覧になっておられる方にはお勧めです。石原結實と検索するとすぐに見れます。娘さんの石原新奈医師も、出ておられるので楽しい!

「体重の40%は、筋肉なのね。その中で70%が下半身、だから28%が下半身になるわけ。そこに毛細血管が集まって、血液が貯蔵されてるのよ。それが、年とって下半身を鍛えてなければ、お尻がペッタンコになるでしょ?!アレどうしてかな?乾燥剤でも食べてるんじゃないの?シリカゲル(尻欠げる)なんちゃって!ワッハハハ!」

こんな感じのオヤジギャグありです!

梅干しばあさん

以前、痛みに関して石原医学大全から引用しましたが、もう一度なぜ痛みが生じるのか記載します。

『大半の痛みは冷えと水が原因だ。血流を良くして温めるため患部の細胞より分泌される「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」が痛みを起こす。よって寒い日、雨に濡れた時、冷房で冷えた時痛みは増悪し、サウナや入浴で温まると軽減する。「体を温めること」「利尿や発汗で余分な水分を捨てること」が痛み対策となる。』

この「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」が血行を良くしようと分泌されることで痛みが生じるわけです。昔、おばあさんが梅干しをコメカミに貼っていたのは、「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」を梅干しが浸透圧の関係で吸収するからなのだと、理解できました。

昔からの日本人の知恵、もう一度再確認しましょう!

本の貸し出し

思い切って「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」という森下敬一先生の名著を、5冊購入しました。そして、そのうち4冊を貸し出し可能な本として(1ヶ月以内に返却)、当院に置くこととしました。

森下敬一先生は、血液に関しての研究の第一人者で、国際自然医学会会長、お茶の水クリニックの院長をされて、2019年12月31日91才10ヶ月で、入浴中に亡くなられました。この本の一部を記載します。

『森下自然医学では、ガンという病気は「血液の汚れを原因とする全身病である」と考えます。したがって、現代医学のように外科手術などで患部だけ取り除いても、原因である汚れた血液を放置したままでは治らない、というのが、森下自然医学の考えなのです。』

これで、本の内容を推測してください。また、以下に第一章 風土が違えば病気も異なる の表題を並べます。

食べたものの結果が人間
「風土」と「食生活」
やむを得ず肉食を始めた西洋人
食生活が考え方の違いを生む
人は「風土と食物」の特産品
日米戦争は「食事戦争」?
自然食運動の登場
食を劣化させる農薬、科学薬剤
排毒するための食事療法

興味ある方は、お貸しします!

なぜ痛い?

「先週は、神経が過敏になっているのか、首から上が痛くて・・・・医者にそのことを言うと、『天気のせいよ』と、気楽におっしゃるので・・・あまり気にしないようにしているんですけど・・・・お風呂に入ると良くなるんですけど。」

とおっしゃる70才代の女性患者Aさんには、水毒が関係しているので、サウナにいって汗をかくことをおすすめしたのですが、ご本人はサウナを怖がっておられるようで、多分お風呂で済ませられると思います。石原医学大全の痛みの原因について

『大半の痛みは冷えと水が原因だ。血流を良くして温めるため患部の細胞より分泌される「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」が痛みを起こす。よって寒い日、雨に濡れた時、冷房で冷えた時痛みは増悪し、サウナや入浴で温まると軽減する。「体を温めること」「利尿や発汗で余分な水分を捨てること」が痛み対策となる。』
この「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」が血行を良くしようと分泌されるための痛みだったのです!