石垣、再挑戦!

「段取りが、全然ダメ・・・考えてみとうみや、こんな石垣があったら邪魔じゃろう・・・トラックが入らん・・・そこの石垣、取ってや・・・」

と言われ石垣を取り、3トントラックから真砂土をたっぷり入れ、再び石垣を作り変えることになりました。もうこれで5回目の修正となります。やればやるほど修正の必要性が分かってくるので、これは神様のおかげだと考えています。

積み上げた石垣の真砂土をスコップで取り移動させ、ホースから水を勢いよくかけると、アッという間に泥水が石垣から流れてきます。これをみた瞬間、石と石の間に入れるバラス(砕石砂利)の重要性をまざまざと感じました。

そこで、近くのホームセンターに行き、18キロのバラスを10袋購入。これをしっかり石の隙間につめ込むことにしました。晴天の今日は泥状になった真砂土をすっかり乾かしてくれると思います。明日からボチボチ、石垣に再挑戦です。

痛みの大経験者

大病や大ケガをしたことがない私にとって、痛みを実感する機会が患者さんに比べると、どうしても、少なくなります。そこで、60才代の男性患者Aさんの実体験を伺うことができました。

「先生、首から上の痛みちゅうもんは、ものすごいんよ。ここに通う以前は、雨の降る30分前に三叉神経痛が・・・・カミソリで切られるような痛みで・・・・雨が降りだすと、おさまるんじゃけど。雨の降る30分前が一番気圧が下がるんじゃろね。今は、痛みじゃのうて眠気が来るだけじゃけん、しれとらい。」

「それと、気温が36~37℃になると、やっぱり左半分の頭痛がくるんよ。群発頭痛は、また違うてうっとうしい感じなんよ。これは、酸素を吸うと治っていく。」

Aさんの場合、40~50才代にかけて5回の手術を行い、仙骨にボルト8本とチタン合金も入っているため、元々繊細なカラダがより繊細になったのだろうと推測します。この痛みに対する経験者からもっと色々学んでいきたいと思います。

真砂土が来た!

駐車場に畑を作るため、石垣作りをして3トンダンプトラックの土入れを待っていたのです。思いのほか大きな畑になりそうなので、しっかり石垣を作ったのですが・・・・

「段取りが、全然ダメ・・・考えてみとうみや、こんな石垣があったら邪魔じゃろう・・・トラックが入らん・・・そこの石垣、取ってや・・・」

3トンダンプトラックの構造や動きを全く理解していない私は、全体の流れが分かっていないのです。結局、大量の土を畑になる所と、駐車場の境界線あたりに置くことになりました。

これで、石垣の作り治しとなりました。こんなことの連続で畑の石垣作りをしています。

今日入れた土というのは、花崗岩が細かくなってた真砂土(まさど)で、日本でも有数な良質真砂土なのです。この真砂土を畑に入れ土台をつくり、腐葉土を入れ畑にするのです。

それにしても、私の愚行を単刀直入に指摘してくれる友に感謝、感謝、感謝!

花粉症が治ると・・

「先生、お陰様で花粉症が治って、鼻が良くなってきたんですね・・・すると、匂いに敏感になるんです。チョット厳しいことを言うようですけど、先生の服から陰干しの匂いがするんですよ。」

70才代の男性患者Aさんから、単刀直入のご意見がありました。これには、思い当たることがあり、納得したのです。南向きの明るい部屋で大根葉などの乾燥をしているのですが、その部屋に湿気のある洗濯物を干すと乾燥していた大根葉などが、しんなりと息を吹き返しツボミから花を咲かす勢いだったため、洗濯物を北側の部屋に移したという経緯があったのです。

「ああああ・・・分かった、思い当たることがあります・・・・ありがとうございます・・・洗濯物を干す場所を変えます!」

感性豊かで、素直な意見を言ってくださるAさんに感謝です。治療後、早速「部屋替え」作業に取りくみ、南向きの部屋を洗濯物干し部屋に、南向き部屋にあった大根葉などの乾物を東側のガラス窓で仕切られたベランダに移動しました。これで、スッキリ!

Aさん、本当にありがとうございます!

松山城で同窓会

昨日、葉桜になった松山城で、高校の同窓会がありました。14名(男性11名、女性3名)で楽しくワイワイ。駐車場に石垣を作っている途中なので、城山の石垣が気になります。見事な曲線をえがいた石垣の土台がやっぱり大切なことが分かりました。しっかり石が上を向くように積み上げていました。駐車場の石垣も、常にそれを意識していたので、納得です。

当日は、良い天気で17:30からの開催。徐々に夕暮れになって行き、夜景も美しくなり、「松山愛」に浸りました。そして、持つべきものは友とつくづく思ったのです。

5000円で飲み放題、食べ放題、しゃべり放題!高校時代「高嶺の花」でしゃべることもできなかった女性とも、楽しくおしゃべりができました。とにかく、高校時代劣等生の私、授業中の居眠りだけが得意の目立たない生徒が、皆んなとワイワイ。本当に良い時間でした。2次会にも参加し大盛り上がりの1日・・・・次回も参加するぞ!

松山は夏ブリ

釣り好きの患者さんから、色々教わりました。その患者さんは、ハマチ釣りが大好きなのだそうです。ハマチが大きくなるとブリです。釣った大きなブリの写真を見せていただきました。これは、相当な手ごたえがあったでしょう・・・1m近くあったように思いました。10~15分格闘して釣ったそうです。

「寒ブリっていうでしょう・・・松山では、寒ブリは美味しくないんです。あれは、日本海の寒ブリのことです。何を食べたかで美味しさがきまるんです。松山では寒ブリはエサがよくないので、痩せていて美味しくないんです。松山は夏のブリが美味しいんです。エサが、イカや昔はイカナゴ・・・今は、いないんですよね・・・・太刀魚。それらを食べているブリが美味しいんです。」

と、教えていただきました。

「太刀魚・・・・・・いつからいなくなったかな・・・2015年から取ってないから8年・・・昔は、ど素人でも50匹は釣れる場所があったんですよ・・・それをハサミで切って、程よい大きさにして、知り合いに差し上げると、喜ばれるんです。焼いても、揚げても美味しいですから。」

確かに、私が幼い頃は太刀魚は夕食の定番でした・・・山奥の実家で美味しい太刀魚が食べられたのです。太刀魚・・・いつか、釣りに行こう!

大根葉

大根葉をカラカラになるまで干して、それをハサミで細かくし、干し生姜、干し椎茸などと一緒に、玄米に入れ炊いています。味付けはミリンと醤油だけです。これが実に美味しいのです。同じようにこれらの干した野菜と昆布、煮干しでダシをとって味噌汁を作ります。これに、ぬか漬けをいれて夕食としています。

大根は細く切って切り干し大根にします。南向きの部屋に程よく光が入るので、カビることもなくよく乾燥出来ています。これらは冷蔵庫に入れて保存しています。大根葉に関して、インターネットで書いてあったものをコピペします。

『「かけ菜」

「干葉(ひば)」

「干し葉」

と呼ばれます

東日本の寒い地方で食べられている保存食なわけで、冬場に不足しがちな青物の野菜を天日干しにして食べていたそうです

【天日干しで増えると言われている栄養素】

あくまで今のところ言われているものです

大根の葉っぱは大根より栄養高いと言われています

★代謝ビタミンとも呼ばれ“ヒト”が生きるための源であるエネルギーを作る

ビタミンB群

★骨の健康に役立つビタミンD

★カルシウム

野菜の中でもトップクラス

100g中に約260mg

大根の根の部分は100g中約24mg。

大根の根の部分の、約10倍

★酸素を全身に供給し貧血を予防してくれる鉄分

ほうれん草よりも約1.5倍

★★【ポイント】

天候~乾燥と風です

新鮮なうちに干し始めること』

メボ

 

久しぶりにメボ(目のイボ:麦粒腫)ができました。

『麦粒腫とは、マイボーム腺(涙の蒸発を防ぐために油分を分泌し油膜を張る働き)や汗を分泌する腺など、まぶたの縁にある腺が細菌感染によって炎症を起こした状態です。黄色ブドウ球菌など、わたしたちの皮膚や髪などにいつもいる常在菌が主な原因となります。

普段の健康な状態では細菌の影響は受けませんが、疲労や寝不足などで身体の抵抗力が弱くなっている場合や、不衛生な手で目を触るなどといったきっかけで菌が増殖して感染を起こします。

症状は、初期にはまぶたの一部に赤みや押すと痛い部分が出現し、次第に炎症や化膿が進んでまぶたの腫れ、痛み、異物感、目やにを伴います。』

とありました。心当たりあります・・・・駐車場の一部の畑を全面的に変えるため、重い石を運び石垣作りをして、疲れているのです。何度も何度もやり直して、やっと基礎の石積みができたのですが・・・・朝起きても、疲れが残りなかなか起きられない日々が続いていたのです。

カラダは正直にメボを作って、「カラダのおつかれモード」を警告してくれました。そのため、今日は作業を中止します。やり始めると面白くなって、ついつい頑張ってしまいますが、そこを、抑えるのがカラダのためです。明日は晴れそうなので、午後から2時間ほどやれそうです。

メボに感謝!

頸椎3番

 

今年2月、ユニバーサルスタジオで絶叫ジェットコースターに乗り、頭痛に悩まされている40才代女性患者Bさんが、病院に行き、お薬で良くなったそうです。その時、頸椎の1個が飛び出ていると言われ気になっておられたようです。この4日間、連続で両側頭部と後頭部が痛く、おまけに目の奥にも痛みがあるそうです。前回は、お子さんを連れての来院でした。

「4才のお子さん、可愛いので女の子だと思っていたけど、男の子だったんですよね。」

「はい、そうです・・・男の子です。年中さんになるんです。」

「ボクね~、保育園の体操のおじさんしていた事があるので、年長さんと年少さんが大人と子供ほど違うのを知ってますよ、などと他愛もない話から始まりました。いつものように、合谷診から始まり、膝診、首診をして自律神経と内臓を整えました。

「今、頭痛と目の痛みはどうですか?」

「・・・・だんだん目の痛みが取れ始めて、頭の痛いのはなくなりました。」

「今回は、特別に頭痛をねらった訳ではないんですよ。自律神経と内臓を整えるだけで良くなるんです・・・面白いですね~・・・ついでに、目の治療点に2本鍼を刺しておきますね。」

で、今回は治療終了となり、あとは奥のベッドでゆっくり休んでいただきました。Bさんが気にしておられた「頸椎の1個が飛び出ている」という医師の言葉に対して、

「カラダは、60~70%水なのですから骨は、この水袋に浮いているのです。だから、骨は簡単に動んですよ・・・・特に、骨盤の歪みなんかは、すぐに元に戻ります。」

としゃべると、Bさんは驚いた表情をされたので、それから以上の説明は避けました。実際には、

『腸管膜根という小腸の根元の部分が、ストレスで縮むため、右骨盤が上がる傾向があります。すると、微妙に背骨が曲がって、特に胸椎の9番、12番、頸椎3番あたりに負荷がかかりやすくなります。お医者さんが頸椎が飛び出ているとおっしゃったのは、首の真ん中あたり(頸椎3番)じゃないでしょうか?』

と言いたかったのです。実際、首診をしていて胃の診断点に触れた時のBさんの反応からある程度の確信を得た気がします。胃の診断点は首の後ろ側中央部にあり、頸椎3番~4番位です。この診断点にBさんは、

「余り感覚がないんです。」

胃の治療点(頭頂部)に置鍼し、診断点(首の後ろ側)に触れると、

「感覚が出てきました。」

と言われたのです。これでBさんも、何かを感じとられたと思います・・・・これだけで、十分な説明だと思います。

お久しぶり 2

 

70才代の男性患者Aさんは、5年ほど前から約1年半、毎週来院されました。ところが、移動手段がなくなり来院出来なくなりました。そこで当院がそのような患者様に対して、送迎システムを考案中で、Aさんにはお試しで乗車していただき、3年半ぶりの再会となりました。

「先生、頭の鍼(山元式新頭鍼療法・YNSA)で花粉症が治りましたよ。たまに、花粉が多い時に少し出るくらいになっています。それから、右の股関節の手術を予定していたのに、やらなくてすみました。」

YNSAがお役にたったようですが、Aさんがしっかりセルフケアをされていたのも、良くなった理由です。Aさんは、非常に感性豊かな方なので、無意識のうちに頭頂部の圧痛点(特に舌咽神経と肺に効く治療点)へ爪を立てて刺激しておられたようです。この刺激で首が緩む感覚を感じられたようです。今回は、治療中置鍼した個所に置鍼したままで軽く指を置く治療を試みてみました。

「OKグーグル、タイマー3分お願いします。」

「はい3分ですね、ではスタート!」

しばらくすると、

「・・・意識がしっかりあるんだけれど、眠くなる・・・・」

と、この治療の典型的な症例に一瞬で入られました。その感覚を言葉でうまく表現されるので、感心するばかりでした。治療家はAさんのような患者さんから、多くの学びをいただくのです。送迎システムをしっかりして、これからもAさんの意見をたくさんいただけるようにします!