
恒例の年賀状、やっと投函できました。年に一度だけ美術家として干支の動物を描いています。私の日常は治療家。本当に幸せな人生を過ごせています。
明日は、ギャラリーキャメルKというところで、13:00から、9曲演奏してその後、山元式新頭鍼療法(YNSA)を紹介することになりました。初めての試みですが、普段の治療を見ていただき、その説明を分かりやすくしてみたいと思います。
明日、早めに起きて朝練しましょう!楽しみです。

恒例の年賀状、やっと投函できました。年に一度だけ美術家として干支の動物を描いています。私の日常は治療家。本当に幸せな人生を過ごせています。
明日は、ギャラリーキャメルKというところで、13:00から、9曲演奏してその後、山元式新頭鍼療法(YNSA)を紹介することになりました。初めての試みですが、普段の治療を見ていただき、その説明を分かりやすくしてみたいと思います。
明日、早めに起きて朝練しましょう!楽しみです。
それにしても、風邪はしつこい。カラダは軽くなって動けるのに、ノドがブレーキをかけています。ノドは喋ったり、食べたり、飲んだり、息をしたりと生きるための基礎を築いているところ。そこが、しっくりこないとサイドブレーキをかけたまま動いている自動車のようです。
あまりにも、元気だった17年間のつけが、しっかり回ってきています。弱者の視点を今一度、体感しています。もうこれから、ワインを飲んで寝ます。おやすみなさーい!

スケードボードの練習をしていて、10日ほど前に左足内側を捻挫した男子小学校5年生A君、お父さんと来院されました。1週間前からは、右膝の内側も痛くなってしまいました。整形外科では骨には異常がなく、捻挫と打撲と診断されました。左足あぐらをかこうとすると痛みがあり、右膝は屈むと痛いそうです。
合谷診:左(左側を診断します)
膝診:頚椎#7〜2、胸椎#2、#12、腰椎#1〜6
首診:今回は診ない
置鍼2本のみ
氷水を左足首内側に当て、冷やします。
「どう?気持ちいい?」
「はい、気持ちいいです。」
「冷たいと感じるだけで、気持ち良さがなくなったら教えてね。」
5~6分で終了し、今度は右膝内側に氷水。これは4~5分で終了となりました・・・・さて、これからです。小学5年生で、鍼治療が初めて・・・・まず、泣くことは覚悟で一発勝負にかけるか・・・・・見つけた足の治療点にてい鍼の押圧とお灸で、泣くことを避けるか・・・・・。
左右共に、腰椎4番のデルマトーム(皮膚分節)に関係があるので、2本の置鍼で終了することを念頭に入れ、左右の耳とこめかみ付近にある治療点に2本置鍼。
「痛い!痛い!・・・・お父さん痛い・・・」
何と、非情な鍼灸師!しかし、ここで心を鬼にして、治さなければ・・・・・「ゴメン!」
A君は大粒の涙をポロポロ流して・・・・私の息子に似ているので余計に、感情移入してしまって・・・
「どう?」
「・・・・・痛くない。」
「もう一回しっかりやってみ?」とお父さん。
「痛ない!」
「右の膝は、どう?」
「・・・・痛くない!」
急に笑顔になるA君を見ると、息子がニコッと笑った気がして・・・・ついつい感情移入。この2本で本日の治療は終了ですが、お灸で治療する方法も紹介するため、2壮ほど熱くないお灸を体験してもらいました。改めてデルマトーム(皮膚分節)の威力を感じた治療でした。足首と膝の痛みから解放されたA君の背中をさすりながら、
「よう頑張ったな!またいつでもおいでよ!」
「はい!」
めでたしめでたし。ー

風邪から何日?
もう風邪をひいてから、よく分からないくらい日が経った様に思います。日に日に良くなり、ノドの奥が少しイガライくらいとなりました。17年間も風邪を引いていなかったという無意識の上から目線が無くなったことは、良かったです。今回の風邪で患者さんの目線を思い知ることが出来ました。「来年こそ、もっと患者さん目線!」が目標です。
それから、改めて風邪のメカニズムを知る必要があります。以下の通りです。
健康な人間の腸内は、有益な菌、有害な菌含めて存在し、微生物のバランスが保たれています。しかし、そのバランスが崩れて腸内環境が悪化するとウィルスの増殖が盛んになり、血液中に入っていくのです。
血流に乗ったウィルスは、喉の粘膜など弱っているところに炎症を起こします。私たちはその症状のことを風邪と呼んでいるのです。体質を正常に戻すには、腸内細菌を正常化することです。動物性タンパク質食品や三白食品をやめ、玄米菜食に切り替え、特に酵素を十分に補給して腸内乳酸菌の増殖を図ります。
このことを、身をもって知りました。市売の弁当など絶対買うことがない私ですが、知人の奢りでつい食べてしまったのが・・・・・原因。腸内バランスが崩れて一気に風邪で寝込むことになったのです。この1週間、毎日10時間以上の睡眠をとりました。それくらいの浄化期間が必要で、しかも、断食をすることでより浄化され、解毒されるのです。
残念ながら多くの方々は、このことに理解を示しません。「風邪を引いたら、沢山食べて栄養をつけよう!」という考えの方が多いようです。風邪を引いたということは、カラダ全体がバランスを崩して弱っているのですから、休むしかないのです。しっかり休む機会をいただいたと考えるべきです。
私の母親は元気なので、寝込んだことがありません。父親は67才で亡くなりましたが、風邪を引くとただひたすら布団で寝ていました。その影響なのか、風邪を引いたら良く食べるという発想は生まれて来ませんでした。「風邪を引いたら栄養を取ろう」と思っておられる方々は、ご両親からその言葉を受け継いているのでは・・・・と思います。高度成長期の西欧化真っ只中の悪しき風習です。玄米菜食の日本食がこれからのキーワードです。

風邪5日目
昨日、カリンを焼酎につけて冷暗所に置きました。1年以上漬けてノド薬になるようです。長年風邪をひいていなかったという、自信が崩れ落ちたので、しっかりノド薬を作ることに励みます。最も、漬けてからは置いておくだけなので、楽ちんです。私の周辺でも風邪気味の方が多いようです。今日はお蕎麦とネギタップリの味噌汁で済まします。とにかく、睡眠を多く取ることです。
夜の患者さんがお二人19:30から来られますが、治療後は直ぐに寝ます。

風邪3日目、8割方回復しました。とにかく、食べないことの大切さを実感します。極力内臓を休ませて、血液をきれいにすることです。午後、緑茶に酵素をたっぷり入れ飲んだのが美味しく、効いた気がします。夕食は黒豆入りの味噌入り玄米粥(げんまいがゆ)とぬか床たっぷりのカブの漬物で、元気になりました。
これが本当のお薬です。

風邪ひき2日目、野口晴哉先生(野口整体の創始者)のような達人は、1日で風邪を退治するそうですが・・・・私のような凡人には無理でした。そこで、森下敬一先生の名著「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」の風邪を治すの一節を再び引用します。
1)身体を温めるため、くず湯(本くず粉で作ったもの)を摂る
2)整腸のためクコ、カンゾウ、ヨモギの薬草茶を飲む
3)咳止めのために、黒豆、ヨモギを煎じて飲む
4)水分排出と粘膜強化のため、焼き味噌と刻みネギに熱湯を注いで飲む
5)呼吸器系等強化のため、レンコンのすりおろし汁を飲む
今回は、上記のうち1)、4)、5)にトライしました。1)のくず湯にはテンサイ糖ときな粉を入れて飲みやすくしました。美味しかったので、また作って飲んでみようと思います。4)の焼き味噌ですが、刻みネギを入れて飲むと、普通の味噌汁でした・・・・なぜ焼くのか?がよく分かりませんでした。5)レンコンを中途半端にすりおろしたため、量が少なく、食べてしまいました・・・再度挑戦する必要がありそうです。黒豆に関しては、玄米と一緒に炊いているので夕食でしっかり食べようと思います。
薬など一切使わないで、自然の食材だけで風邪を治すことが最も質の高い治療法です。
そこで、40年ほど前、ニューヨークにいる時のことを思い出しました。ある女性が風邪をひいた時、「私はレンコンを食べたのよ!」と得意げ言っていました。当時は、「それがどうしたの?日本にはレンコンなんてどこで買えるよ。」と心の中でつぶやいたものでした。
当時のニューヨークは桜沢如一氏のマクロヴィオテックの思想が流行っていたので、インテリの間では、薬に頼らない治療がすでに浸透していたのだと思います。当時の私には見抜けていなかったようです。今になってやっと分かり始めました。40年ほど前の女性に、これから追いつけです!

17年ぶりに風邪をひきました。大した風邪ではありませんが、皮膚が繊細になり少しダルさを感じます。とにかく、こういう時は、断食と睡眠です。毒素を出すために汗と便が大切。普段の食事は玄米か蕎麦を中心で、ぬか漬けを食べているのですが、知人の差し入れ弁当で、久しぶりに白米と肉を食べたものですから、昨日は便秘。
夜はしっかり布団で汗を出し、朝は快便。これで、もう一日断食すると風邪は治ると思います。森下敬一先生の名著「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」では、
自然医食療法では、原因は風邪をひいた人の体質そのものにあるとしています。ウィルスは、体の外から入り込んだのではなくて、腸内で自家生産されるのです。ですから、体質面の問題を治さない限り根本的な治療になりません。
健康な人間の腸内は、有益な菌や有害な菌も含めて存在し、微生物のバランスが保たれています。しかし、そのバランスが崩れて腸内環境が悪化するとウィルスの増殖が盛んになり、血液中に入っていくのです。
血流に乗ったウィルスは、喉の粘膜など弱っているところに炎症を起こします。私たちはその症状のことを風邪と呼んでいるのです。体質を正常に戻すには、腸内細菌を正常化することです。動物性タンパク質食品や三白食品を止め玄米菜食に切り替え、特に酵素を十分に補給して腸内乳酸菌の増殖を図ります。
具体的には次のような手当てが即効性を発揮します。
1)胃腸を休めるため、1ないし2日絶食し以下のようなことを実践する
2)体を温めるため葛湯を取る
3)自律神経のリズムを整えるため十分な睡眠を取る
etc.

先日、ある患者さんから助言をいただきました。
「先生、せっかくええベッドがあるんじゃけん、あれで治療前にカラダを温めたら、より効果があるんじゃなかろうか?」
「・・・・そうじゃね~、あのマット(ベッドの上に敷いたアメジストという紫水晶のマットで、電磁波完全カットの温度調整可能)は、値打ちあるし・・・・もったいないなあ・・」
「ほうじゃろ・・・大体、患者さんはこのベッドがあることすら知らんのじゃけん・・・先生、何も言っとらんのじゃろ?」
「そうじゃね~、言うとらん。」
確かに宝の持ち腐れでした。どうも、私は一つの治療法にこだわり始めると、それだけに集中しやすい性格のようで、いわゆる、「単純バカ」です。すっかり、上下に電動で動く素晴らしいベッドを忘れていました。そして患者さんの立場になりきることが、出来ない自分を恥ずかしく思うのです。
そこで、今日から施術前の10分間、45℃のベッドで横になり、小マットをお腹か脚に置いてゆっくりしてもらうことにしました。これで、効果があり、しかも他の治療院と差別化できれば集客力がアップする可能性があります。
そこで、今日から早速始めることにしました。皆さん一律に気持ちが良いとおっしゃいます。しばらく続け様子を見ようと思います。

筋肉には起始(きし=始まるところ)と停止(ていし=止まるところ)があります。そして、筋肉の働きは起始部に向かって停止部の筋肉が縮まることをいいます。そこで、仙骨を起始部としている筋肉を上げてみましょう。
1)脊柱起立筋(腸肋筋、最長筋、棘筋)
2)広背筋
3)大臀筋
4)梨状筋
上記の1)2)3)筋肉は、大きく、長い脊柱を支える大切な筋肉です。4)の梨状筋は、仙骨の前面が起始部となり、大腿骨の大転子と呼ばれる出っぱりに停止します。つまり、お尻から太ももの大切な繋ぎ役となっています。
このように、仙骨を停止部として多くの筋肉が集合していることが、分かります。ということは、この仙骨がカラダの中心部であると考えてもいいようです。しかも、仙骨は仙椎5個が16~18才になる頃から癒合し始め、34才ころに仙骨という1つの骨になるのです。こんなに時間をかけて骨になるということは、大切なところということが言えると思います。仙椎5個の時は、靭帯でしっかりと固定され大切に守られていたのです。
骨は破骨細胞により骨を溶かし、破骨細胞で新たな骨を作り出しています。このように骨は生きています。もっとも遅く完成した仙骨を大切にしましょう!