稾龍の奉納

今日は、河之内(かわのうち、私が生まれた地区)の記念すべき日となりました。宮司佐伯敦(実弟)が、総代さんをはじめとする地域住民の皆様の協力を得て、地元小学生、愛媛大学の学生さんを巻き込み、厳かな中にも和気あいあいとした稾(わら)で作った龍の奉納祭りを、執り行いました。10月22日から準備を始め、昨日までの期間大変な労力を費やしたことでしょう。皆様本当ご苦労様でした、そして、素晴らしい時間をありがとうございました。

来年は龍年、初詣を河之内の惣河内神社で迎えてみては、いかがでしょうか?立派な稾の龍がお出迎えしてくれますよ!

京都出張治療2日目

京都出張治療2日目

私が出張治療しているロンドクレアントの紹介をいたします。以前にもご紹介しましたが、文化人類学の第一人者・梅棹忠夫先生の実家を、ギャラリーおよび、イベント空間、および喫茶店にしたところです。そのため、様々な人々が行き交う場となっています。

私が治療するところは、ギャラリーの奥にある茶室です。

そして、このギャラリーには、珍しいストーブがあります。このストーブ、何とドイツ製で壁に収まっています。そのため、ギャラリーの空間を狭めることなく、まるで絵画の様に存在しています。

このストーブは、燃焼用の空気を床下から供給しています。つまり、室内の空気を一切使わないので、ギャラリー空間の空気を汚したり、酸欠状態に陥入ることを防ぎます。

原理は、ストーブのガラス張りになっている2つの底辺から、床下の空気を呼び込んで薪を燃焼。発生した煙は、ストーブの上の直径50cmの耐火煉瓦(レンガ)で出来た蓄熱材にある、らせん状の排気口を伝って外に出ていきます。

さすが、ドイツ製!と思わず唸(うな)ってしまいました。

このストーブは、西日本で最初の設置とのことです。このストーブに興味ある方は、

株式会社 美山ウッドエンジニア tel.0771-75-1053

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に連絡してください。

いざ、京都

午後9時過ぎに院を閉めて、京都へ!

令和2年初めての京都出張治療です。1カ月ほど前、東京での仕事の元同僚から突然の連絡が入りました。そして、待ち合わせたのが、松山駅前のスペイン風のバル。ここで素晴らしいのは、美人姉妹(かな?)のサービスと、地元の銘酒・小富士があることです。元同僚は、このバルが気に入って、ずいぶん通っているようです。

私は、松山にいる時、飲み屋に行くことはありません。理由は、定休日なしで午後10時まで営業しているからです。ずいぶん働いているように見えます・・・・が、患者さんが来ない日だってあるのです。ですから、ユルユル楽しく仕事をしています。ストレスはありません。

さて、このバル。壁には、地元サッカークラブ・愛媛FCや、県民球団・愛媛マンダリンパイレーツのポスター。なかなか味わい深い・・・・

「あいよ!お釣り100万円‼️」

こんな感じ、いい感じ。

京都出張治療6日目

本日は、ロンドクレアントご夫妻のご子息結婚式。

めでたい席にこれから向かいます。そのため、本日は、臨時休業です。

あじさいの杜鍼灸院は、「定休日なし」とあるので、年中無休と勘違いされる方が、多いのですが、「定休日がない」だけで、「臨時休業あり」です。今回は、12月1日(日)の山元式新頭鍼療法(YNSA)上級コース1(大阪会場)に参加し、12月2日(月)から7日(土)までの長期臨時休業となりました。愛媛の方々には、大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。

明日から、平常通り9時から営業致します。

これから、阪急電車で大阪梅田に向かいます。

追伸:昨日の治療で感じた事、山元式新頭鍼療法(YNSA)の基本治療の前後に、足の長さを比較すると面白い。多分、治療後に足の長さがそろっていると思います。

京都3日目

滞在先のロンドクレアントでの治療は、昨日で終了。今日は、大徳寺での出張治療です。その後、2軒訪問し、夜行バスで松山に戻ります。

京都は、市バスが充実しているので、移動は比較的楽です。206番の市バスに乗って最後の訪問に向かっている途中です。

隣の3人のご婦人が、京都弁で楽しそうに話ている会話を、BGMに今日の治療について、考えています。山元式新頭鍼療法(YNSA)の中に、Jソマトトープ(小さな人型)という見方があります。正直言いますと、少し半信半疑のところがあったのですが、その凄さに驚きました。30才代の男性患者Aさん、右頬がケイレン気味で、突っ張っています。非常に違和感があるそうです。

そこで、Jソマトトープの出番です。親指の第1関節から先を、左右合わせ大きさの頭で少し長い首をしたソマトトープ(小さな人型)が、頭頂部から前頭部に仰向けになっています。Aさんの頭頂部から前頭部にかけてJソマトトープをイメージし、右頬にあたる箇所に3本置鍼。すると、

「ゆるみました❗️いい感じです。」

驚きと納得の感情で、Aさんを見ている私がいました。山元敏勝先生は凄い‼️

京都2日目

大阪までの出張治療のため、京都駅から大阪・岸辺駅までJR線を使いJR線で京都駅に向かって帰る途中です。山陽電鉄本線のトラブルで、JR線で振替輸送をしているので、JR線に遅れが出ているそうです。大した遅れではないし、これくらいで、山陽電鉄本線の乗客の手助けが出来るのならば、それは素晴らしいシステムだと思います。

そこで、ふと感じたのは、本日の出張治療。80才代の女性患者Bさん、頭頂部に鍼は刺してもらいたくありません。当初、頭頂部にある12脳神経内臓合法点に置鍼するつもりでしたが、Bさんは、嫌っています。そこで、首診をして側頭部にある12内臓点に変更しました。

結果として、Bさんの首コリが解消され、スッキリされました。

山元式新頭鍼療法(YNSA)は、診断、治療ともにJR線の振替輸送のように、アプローチの仕方が沢山あります。これらを、駆使できる鍼灸師を目指すべきだと、改めて感じました。

これから京都

これから京都

酸化防止剤無添加ワインを買って、これから京都に向かいます。これを、美味しく飲むと気持ちよく高速バスで眠れます。2004年、スペイン・マドリーのランチ(14時からのランチ)で、ワインをオーダーすると、当たり前にボトル1本が目の前に。

「あっそうか・・・水がわりにワインボトルか‼️」

これ以来、ワインは「大人のジュース」くらいの感覚になりました。明日からの京都3日間出張治療、熟睡出来るかどうかがカギとなります。山元式新頭鍼療法(YNSA)のセミナーで、講師の加藤直哉先生が、寝る前にipad の画面を見ると、エスプレッソコーヒー2杯分の刺激があるので、寝る前のiPad 使用は控える事、とおっしゃっいました。

熟睡をするたにも、このiPadそろそろ止めます・・・おやすみなさい🌙

これからパーティー

京都に着き、京都駅から5番線の市バスに乗り、平安神宮、南禅寺などを通って北へ上がっていきます。そして、京都造形大学前のバス停で降りて、歩くこと78分。ロンドクレアントという画廊、ミニコンサート広場、喫茶を兼ねた「憩いの場」の茶室が私の治療室です。

本日は、18:30分に終了。

治療を終えた患者さんは、ここに残って、これからパーティーが始まります。まあ〜〜こんなことは、滅多にないのですが、このような楽しい治療の場は、ありです❗️

私は、まだ茶室に残ってフェイスブック用の文章を書いていますが、笑い声がこだまするパーティー会場にこれから、行きます‼️

茅葺民家

本日がロンドクレアント京都出張治療3日目、最終日です。

ロンドクレアントは、画廊ではありますが、コンサートの会場に早変わりする事があります。30~40のパイプイスをコンパクトに収納する棚が、壁面のウラにあるのです。非常に合理的なスペースとなっています。

この合理的空間の源流は、美山町の大きな茅葺民家にあります。ここのご夫婦がロンドクレアントに引っ越す前は、美山町鶴ケ岡盛郷(もりさと)という集落の元庄屋さんのお家で生活されていました。現在は、次男の梅棹レオさん夫婦が、「ゆるり」というお食事処を経営しおはよう朝日(6/18)というテレビ番組で紹介されています。

この茅葺民家が、日本文化を今に生かしている至宝の空間です。

元々、茅葺民家は縄文時代の竪穴式住居から進化し、田の字型で大黒柱のある空間となりました。この田の字型空間は、ふすまを外すと、大宴会が出来る場と早変わり。

ひと昔前まで、結婚式もお葬式も全てこの空間で行なっていました。これが、本来の日本家屋。

美山の梅棹邸は、この空間を上手く利用して、コンサートを年に5~6回。多い時は80名くらい収容出来ていました。

数年前には、 義母のお葬式を身内でされたそうです。

「そこら辺にある野花を集めて、こじんまりとした、それはそれはええお葬式やったわ。」

と、ご主人のマヤオさんがしみじみ語ってくれました。

本来の日本人の生活は、この空間のように、敷居の低い応用力のあるものだったと思います。

私の治療法も敷居の低い、臨機応変なものになるよう、心がけたいと思います。

ロンドクレアント

私が月に1度、京都で出張治療しているところは、ロンドクレアントという画廊です。この画廊の奥に茶室があり、そこを治療室にしています。

そもそも、このロンドクレアントという聞きなれない言葉は、一体何なのでしょう?

そこでここの主人が記した説明書を載せます。

『rondokreanto (ロンドクレアント)はエスペラント語からの造語です。rondoは小集団、集まり、サークルkreanto創始者、つくり手、クリエーターといった意味です。クリエーターの集う場という思いを込め、ふたつの単語を重ね合わせてみました。

と、あります。それでは、何故エスペラント語?という疑問がわいてきます。そこで、説明書の続きを載せます。

『父・忠夫 はエスペランチストでしたが、わたしはちがいます。』

父が忠夫で、この主人は「わたしはちがいます」とひらがな明記が好き!

これで、ピ~~ンと来た方・・・・いらっしゃいますか?

ひらがな明記を自然としてしまうほどの影響力があるお父様が、忠夫とあれば、それは梅棹忠夫先生のことです。

「文明の生態史観序説」というひらがなの多い読みやすく、とてつもなく壮大な論文を書かれた梅棹忠夫先生のお住まいが、ここロンドクレアントなのです。

ひらがなやエスペラント語が似合う空間で治療できる幸せを味わっているのであります。

毎月第1水曜日から金曜日まで、治療しています。

いつでも、連絡お待ちしています。