サンゴと胎児

9年前に、名古屋予防医学セミナーで大沼四廊先生が、何故難病は、靭帯などが石灰化していくのかを解明したお話がありました。ざっくりとした内容で私が説明いたします。

ストレスが多いと血管が収縮し、流れが滞り新陳代謝が悪くなり、死んだ細胞が残る。そうすると、呼吸が浅くなり二酸化炭素を吐き出せなくなる。すると二酸化炭素を好み酸素を必要としない嫌気性菌が、二酸化炭素を取り込み石灰化するそうです。これは丁度、海のサンゴが二酸化炭素を取り入れサンゴを増幅するのと同じです。

大沼先生は、30年もの間、「なぜ石灰化するのか?」考え続け、ふと閃めかれたそうです。羊水は海水と同じ塩分濃度です。初期の胎児には骨はありませんが、いつの間に作られていきます。この過程がサンゴが出来る過程と同じなのです。羊水には二酸化炭素がありそれを好む嫌気性菌と一緒になり骨格を作り上げるそうです。

さて、そこまでは解明出来た大沼先生、「石灰化した靭帯は、どのようにすれば元に戻るのか?」

と頭の中がモヤモヤし、普段は余り読むことのない分厚い医学書を取り出し、机の上に置いたそうです。そして最初に偶然開いたところに、「乳酸菌がカルシュームを溶かす」と書いてあったそうです。奇跡的な出会いです。

特に、ぬか床には物凄く乳酸菌があるので、ぬか床自体を食するといいそうです・・・昔の日本の生活に戻ることが健康生活への道なのです・・・・漬け物・・・再挑戦するか!

素敵な歌声が・・

(ちょっと、歌っている様子をデッサン)

今日で萬翠荘の展示は終了。

3日間だけのアーティストはこれで終了。

こういう時は、素敵な出会いがあるものです・・・16時撤去なのですが、早めに13時ころ萬翠荘に。すると、ジャズシンガーの歌声が響き渡っています。積み木作家の私は、決まって壊れた積み木を作り続けなければなりません。いつものように壊れた積み木を積み直していると、心地よい本格的な女性の歌声。

この素敵な声は、萬翠荘の隣りにある愛松亭から流れていました。どうやら、無料コンサートが始まっているようです。丁度積み木を積み終えたころにコンサートも終了。ところが、その30分後に再びコンサートが始まったようです。これを逃してはダメだと急いで愛松亭に駆けつけ、坊ちゃん団子と抹茶のセット(650円)を頼み席につきました。

凄い迫力のシンガーです。歌の合間でバンドの紹介、ドラムを叩いていた男性は、NHKのど自慢で金を叩いていた人。ベースを弾いていたのは、元NHKのど自慢のベースを弾いていた人。地方都市の松山にこんな方々がいらっしゃることに驚きました。私もこの地方都市からボチボチ発信していこうと思います。いい出会いに感謝。

色々あった1日

日仏文化交流展で来日されているフランス所属団体の会長さんが、息抜きのため私の故郷に来られました。東温市にある惣河内(そうこうち)神社の社務所は、私が生まれ小学校5年生まで生活したところです。現在は、弟夫婦と母親が社務所の隣りにある実家に住んでいます。社務所には一畳庵という俳人・松根東洋城先生が1年半住まわれた実際には一畳半の畳間があり、見学することが出来ます。関係者合計6名が、社務所でゆっくりくつろぎタイム。梅雨前の清々しい天気に心地よいそよ風・・・新緑が鮮やかで、100種類ある山あじさいが清楚にたたずんでいました。

私は案内役を済ませた後、松山市内の萬翠荘に寄ってみました・・・思った通り作品は、どなたかが触れて、一部壊れていました・・・・積み木ですから、これも作品の一部、予定されたハプニング・・・予定されているので、本当はハプニングとは言えません。修復に30分ほどかかり、午後8時の治療のため帰宅。

40才代の男性患者Cさん、半年前から両腕を上げると痛みがあり、様々な治療を受けても治らないそうです。そこで、大沼四廊先生がやっておられた臀部のコリを取る操法をやってみました。

「どうですか?  腕上がりますか?」

「・・・あれっ、上がります。」

Cさんの痛みは面ではなく、両肩とも点で痛いので大沼先生の操法が効果あると思いやってみたのですが、効果が出ました。後は通常にの山元式新頭鍼療法(YNSA)で10→3位痛みが取れました。

今後とも、大沼式の治療法も加味しながら患者さんと向かい合っていこうと思います。

腸管絨毛細胞で造血

3日間アーティストをした後、治療家として再出発。愛媛という地方から本気で芸術活動をしている人々に会えて刺激になりました。昨日は疲れで歯が浮いていたのですが、一晩寝ると歯が落ち着きました。睡眠に感謝です。

大沼四廊先生のYouTubeを見ると、小腸で血液ができることの証明がしっかりありました。未だに血液が骨髄から出来ると信じている人々は、スッカリ騙されています。大沼先生は北海道生まれで、牛や馬の死骸などがあちこちで転がっている所で遊んでいたので、骨を持ってはよく折っていたそうです。

「あんなところに、血液なんかない!」

と、小学生の頃から思っていたそうです。しかも理科の時間に「血液は骨髄で出来る」と一行書かれているだけで、その工程も説明していないので、先生に聞いたところ、先生が説明出来ない。その先生が医者に聞いても、説明できない。大沼四廊先生は、もうその頃からウソだと見抜いておられたのです。まさしく天才です。血液は小腸から出来ます。

大沼四廊先生の「がんの盲点 白血病はがんでない」p150に、『哺乳類の第一造血は卵黄の膜で、第二造血は胎盤絨毛細胞で、第3造血は腸管絨毛細胞で造血されているのです。したがって食べ物が腸で消化され血液になるという故千島喜久男岐阜大学教授の腸管造血説が正しいと証明できるのです。

さて私の造血に対する結論は、医学の辞書に記載されている内容と大きな違いがあります。つまり、骨髄は辞書に書かれているように造血の臓器としては適していないと言うことです。医療に大きな影響をもたらす内容だけに、公的機関での検証の上、真実を明らかにして掲載していただきたいものです。』

とあります。1866年に骨髄造血説が世界中に広まり、未だに信じられていることの矛盾に気付きましょう!

もぬけの殻

(作品つくってぼーっとしてます)

3日間だけ、アーティストになって萬翠荘で作品を作りました。精魂尽き果てるとはこの事です。実際には2日と半日かかって作り上げました。充実感なんて全くありません。ただ空しさだけ・・・・もう全くやる気無し・・・もぬけの殻となってしまいました。

日仏文化交流展となっていますが、実際には愛媛在住の日本人の作品が7~8割。日本人の作品は見応えがあります。坂の上の雲ミュージアムは6月10日まで、萬翠荘は6月5日までです。興味のある方は、お越しください、無料です。

血液を浄化すると・・・

今日は、大沼四廊先生の名著「がんの盲点 白血病はがんでない」の終わりに書いておられる一節をご紹介します。

『現在の私は、身体に障害を持っている方の自然修復を研究しています。血液が浄化され、白血球が回復すると、病名に関係なく、本来の姿や形、またその機能も回復すると言う仮説がやはり的を射たと実感しています。その背景には、遺伝子疾患の遺伝子すら回復するということが確かめられたからです。難病には、必ず血管の退化が見られます。瞬時に回復するケースもありますが、血管が蘇生されるまで治療期間が長引くものもあります。血液をきれいにすることで代謝が始まり、正常になっていくのです。

治ろうとする治癒反応は、健常者だけのものではありません。それは、誰しもが持って生まれているものなのです。本来の状態に戻そうとする修復反応の遺伝子情報もまた、備わっているということです。眠っている遺伝子をいかにして目覚めさせるのか、それが適切な手当てになります。しかし、現在行われている日本の保健医療や対処療法の中にはそういう発想すら存在しません。』

私は、難病と言われている患者さんを治したことはありません。山元式新頭鍼療法(YNSA)を始めて3年しか経ってないので、当たり前です。YNSAでは、難病を多くの医師、鍼灸師が治しています。その方々は経験が豊富なのです。近い将来来られるであろう難病患者さんに、経験不足の私は、血液からのアプローチの方が良いかも知れません。ボチボチやっていきます。

ゴッドクリーナ

 

God Cleaner(ゴッドクリーナ)と呼ばれる大沼四廊先生が開発された血液の汚れを、すばやく排出する健康器具の体験をしました。薄めた食塩水にGod Cleaner(ゴッドクリーナ)を入れたバケツに両足を入れます。すると、出るは出るは・・・・・

「こんなに汚い物がカラダの中に入っていたの・・・・・」

ただただ呆然とするだけです・・・・が、結構気持ちいいのです。カラダの隅々まで掃除をしてくれている・・・・何もしないのに、ただ勝手に!30分で写真のように真っ黒の物質とコゲ茶色の物質が出てきました。真っ黒な疲労物質はタンパク質で、コゲ茶色の物質は脂肪だそうです。私は、西洋医学の薬を全く飲んでいませんので、この2色です。薬を飲んでいる方の疲労物質の色は白っぽいこともあるそうです。

大沼四廊先生著書の「椎間板ヘルニアは確実に治る」の一説を記載します。

慢性関節リウマチにら患し、関西から通院している方の解毒の状態です。(中略)

5分過ぎた頃から徐々に汚れが出始めました。アルミニウム、ヒ素、カドミウム、水銀などの有害なミネラルのほかに、酸化した脂肪やタンパク質など疲労物質を電気分解によって排出し、新陳代謝を正常にします。希釈した食塩水をイオン化し毛細血管の浸透圧を改善することで、超速で解毒し慢性病の改善と予防に役立ちます。

とあります・・・いつの間か口にしている農薬や添加物も、沢山出ていたはずです・・・・私の足からも。

ビールの力を借りないで

(大沼四廊先生が使用されるサプリメントです)

先日歯医者に行き、ポスターを見ました。口内環境と腸とは密接な関係があるといった内容でした。そこでインターネットを使って、両者の関係を記載したものを下記に。

 

『口腔と腸はただつながっているというだけでなく、どちらかの状態が悪くなると、もう一方の働きも悪くなってしまう深い関係にあります。

食べ物が口腔内へ入ると、まず咀嚼によって細かく砕かれ、唾液と混ぜ合わされて消化が始まります。飲み込んだ食べ物は食道を経て胃にたどり着き、さらに消化が進み、小腸、大腸へと進んで、消化・吸収されていきます。

口は消化器官のスタート地点であり、腸までずっとつながっています。これまでは口腔と腸は物理的につながっていても、機能的なつながりはうすく、直接影響し合うことはないと考えられてきました。

ところが、口腔の環境が悪化すると、腸内細菌のバランスが乱れ、腸内環境も悪くなるということが最近の研究で分かりました。この腸内細菌は、ある種類のリンパ球の発達にかかわっているため、腸内環境が悪化すると、免疫機能の調整が難しくなります。』

やっと最近になって、口内環境=腸内環境という説が生まれ始めているようです。そこで、東洋医学的な立場も取り入れながら、大沼四廊先生の一瞬で血液が変わる理論を検討してみます。東洋医学では五臓六腑という言葉があり、腑は胃や腸のように管になった器官をいい、臓は肺や肝臓のように詰まった臓器のことをいいます。腑の役割で最も重要なことは、食べ物を消化し、小腸まで運んで小腸の絨毛をにより吸収され、血液となり門脈を通って肝臓という一大工場に運ばれることです。この門脈は静脈にも関わらず、新鮮な動脈血を有した大切な血管です。

つまり、この新鮮な血液を作るために腑はあると言えます。その残りカスを大腸が処分してくれます。よく考えると小腸は7mもある長い腑、絨毛(じゅうもう)を広げるとテニスコート2面分の広さになるのです。口内がその巨大な腑の一部である事が納得出来ます。つまり、口内は小腸の延長に過ぎないのです。

よく丹田という言葉を聞きますが、丹田の丹は赤であり、中国では昔不老不死の薬を丹といい、田は物を生ずる所であり、丹田とは精気精粋の生ずるところという意味が有るそうです。貝原益軒という江戸時代の名医が、その養生訓に「臍下三寸を丹田といい、これは身命の命根のある所なり」と説いているのは、小腸の位置と働きをズバリ言い当ています。

これで、大沼四廊先生の理論がほんの少し分かったように思います。

ビールの力

(写真は、施術前のもので、赤血球が重なっています)

午前中、野球の練習があった後「あじさいの杜鍼灸院」に遊びに来てくれた友人と、大沼四廊先生の血液浄化動画(私の血液)を一緒に見ました。赤血球が団子状になっている血液が、シジミのエキス、乳酸菌、アロエ、酵素を飲みサラサラになっていき、キダチアロエを飲むともっと、サラサラ。最後に大沼先生の施術後には、きれいな赤血球が単体で流れて行く映像が見えました。

「ホントじゃね・・・・一瞬で変わるんじゃね。」

「事実じゃろ・・・・よう分からんけど・・」

と「何で?」が充満した雰囲気になったのですが、私なりに解釈します。今、仕事を終えてゆっくりビールを飲んでいるのですが・・・・・一口ビールを入れるだけで、カラダは酔っぱらいます。これだと思うのです。つまり、口は十二指腸、胃、小腸、大腸などの腑と繋がって一つの長い袋の形状をした統一された腑だからなのです・・・などと、言い切っていますが、多分にビールのせいです。

いやいや、かなり正論かも・・・・小腸から血液が出来ます。もっとも大事な小腸はどんな食べ物が入ってくるか、一瞬で感じてしまうのでしょう。つまり、口と腸は繋がっており同じ腑だと考えれば納得できます。特に、離れている腑同士の方が、より引き合うということは、山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療をしていて良く分かります。

痔の治療で、頭の天辺(百会というツボ)にお灸をし「ズドン」と肛門が反応することがあります。よく似た現象かも知れません。とビールの力で書いてみました。

大沼四廊先生、体験その2

 

ゴムの長いチューブを足の指からからめ、足首から膝まで巻き込み、大腿部はもう少し大きいゴムチューブでしっかり巻きます。巻き切って30秒そのままにして、一気に足先からゴムを外します。これは、大沼四廊先生考案の血管を掃除する治療法です。この文書を書く前に、片脚づつ自分でやってみたのですが、まだ胸がドキドキする感じでランニングをしたような感覚になります。私の場合は、少し横になって落ち着くまで、しばらく動かない方がいいようです。

大沼先生の治療院で受けた時は、周りに患者さんが沢山いたので、自分のカラダに向き合っていなかったのかも知れません。じっくり、「ゴムチューブ血管掃除術」に向き合うとその効果を感じることができます。大沼先生は、毎日する事を奨励されています。勿論、やりますが、1日1回だけしか出来ないと思います。

さて、皆さん千島学説をご存知でしょうか?大沼四廊先生は、この千島学説を立証しておられるのです。千島学説では血液は骨髄ではなく、小腸で作られて門脈を通して肝臓に運ばれているとされています。ですから、食べ物、飲み物が非常に大切なのです。今の世の中では未だ認められていませんが、もう間も無く世に知られてくると思います。常識的に考えても人の毛細血管をつなぎ合わせると地球を2周半もするのに、あの細い骨髄だけで血液を作ることは不可能です。小腸は絨毛があるのでそれを広げると、テニスコート2面になります。これだと十分に血液を作ることが出来ます。

詳しくは、大沼四廊先生の著書「がんの盲点 白血病はがんでない」に乗っています。貴重な本なので12500円になっていますが、それだけの価値があります。