昨日、坊ちゃん劇場に「KANO〜1931 甲子園まで2000キロ〜」を見に行ったのですが、高校の2年先輩と「のボール野球」の格好でいったのです。私は、そんなに乗り気ではなかったのですが、先輩の言うことを聞かなくてはなりません。すると開演前でも、我々の姿が目を引くのでしょう。多くの方々が話しかけて下さいます。
そんな中、先輩は正岡子規から愛媛に伝わった野球を、資料を見ていただきながら、楽しく紹介されます。その後は、私が私なりに色々と話して行く・・・と、かなり上手い連携の会話が出来ました。
話が変わります。アメリカ・ペンシルベニアのウイリアムポートという町で、毎年リトルリーグの世界一を決める大会があります。これは、非常にアメリカが有利な大会です。この期間中、アメリカのチーム内でのアメリカ1位を決定。それ以外の国のチームがアメリカを除いた1位を決めます。この両者が世界一を争うという「アメリカファースト」の大会です。必ずアメリカチームが残るため、決勝戦はテレビで全米に放映されるアメリカ版甲子園なのです。
にもかかわらず、優勝回数が1番多いのは、台湾なのです。「KANO〜1931 甲子園まで2000キロ〜」をご覧になられた方は、リトルリーグ世界一の台湾が、誕生するその黎明期を知ることになります。愛媛が産んだ野球の偉大な指導者・近藤兵太郎の功績は甚大なものだと、改めて思ったのです。