日本国籍の大坂なおみ選手が、全豪オープンで決勝に進出し、世界ランキングも1位になる勢いです。恥ずかしがり屋の大坂選手のインタビューが自然体で、ほんわかしているので、いつも楽しみにしています。インターネットで、下記のエピソードを見つけました。
全豪オープン大会前の会見で大坂選手は「今の私の最大の目標は“大人になること”。今の自分は、3歳児のようなものの考え方だから。実は一冊のノートがあるの。毎晩、寝る前にノートにみんなに披露するジョークを書き留めている」と発言。記者からどんなジョークを書いているのか聞かれると、「今のもジョークよ!」と会場を盛り上げた。
粋(いき)な話ですね。
このお茶目な自然体が、独特の雰囲気を生み出しています。
試合中でも、この自然体を感じる時があります。それが、納得したプレーの時に出るガッツポーズ
「Come on !」
の拳(こぶし)です。よく見ると、常に親指がまっすぐでそれ以外の指が曲がっています。大坂選手にとって最大の握り拳(こぶし)に、親指を使っていません。
これは、カラダの自然法則(身体運動の法則における身体安定の法則=足は親指、手は小指)が身に付いている証拠です。
もし親指を最大限に曲げたガッツポーズをとると、カラダが緊張します。
無意識のうちにそのことが分かっている大坂選手は、やはり只者(ただもの)ではありません。
こういう人を天才と呼ぶのでしょう