私の師匠、今昭宏先生のホームページに操体法における、想念の世界に関して、次の様な一節がありました。
「誰かにほめられたいとか認められたいといった思いが
強くなって、頑張り過ぎてくたびれるのは、
自分が自分をほめて認めることを忘れているからかも。
ときどき自分をほめて認めると楽しい。
「えらいぞ自分」
「たいしたもんだ私」
「素晴らしいぞ俺」
「私は天才だ」
などなど。
冗談でもウソでもいいからとにかく言うこと。
空間が明るく元気になります。(^^♪”」
「今先生は、天才だから!」
と、ニコニコ顔でさら~っと言い流す今先生。
授業中、何度も聞いたことがあります。
確かにその瞬間、明るく元気になります・・・ただし、今先生だから、嫌味に聞こず、明るくなると、心のどこかで思っているのは確かです。
私の人生でまだ一度も、「佐伯先生は、天才だから!」
と言ったことがありません。ただ、何度も、何度も「佐伯さんは、天才だ!」と言われた事はあります。
私が20才代、ニューヨークでビデオアートの創始者、ナムジュン・パイク(白南準)さんのアシスタントをしていた時、天才パイクさんから言われたのです。
掃除を丁寧にしたり、お疲れのパイクさんに指圧をしたりする度(たび)に、
「あ~~、佐伯さんは天才だ~」
天才のパイクさんに天才と言われると、うれしくて、うれしくて舞い上がり続けていました。
きっと天才という言葉は魔法の言葉なのでしょう。言い続けてたり、言われ続けていたりすると本当に天才に・・・・・・使ってみるか❣️
追伸、今先生、文章を使わせていただきました、事後報告で申し訳ございません。