オッパイがいっぱい
天城流で良く使われるフレーズが、「オッパイがいっぱい」。
これは、フラクタルと言われている自己相似形:部分と全体とが同じ形となる自己相似性を示す図形を文字った杉本練堂先生の口ぐせです。
例えば、葛飾北斎の富嶽三十六景に描かれている波の先端には、相似形の波が描かれているため、リアルな波の運動が表現されています。
人のカラダにもフラクタル理論が随所に見られます。小腸には、凸凹したヒダがあり、そのヒダには凸凹した絨毛(じゅうもう)があり、その絨毛(じゅうもう)には凸凹した微絨毛(びじゅうもう)がびっしりあります。これは、フラクタル理論が最も分かり易い例です。
小腸はヤギ状乳房の絨毛(じゅうもう)つまり、細長いオッパイがぎっしり詰まった壁のチューブ。東京マラソンのスタート直前を、ドローンの映像で空高いところから見ると、小腸のヤギ状乳房絨毛(じゅうもう)群に見えなくもありません。つまりは、人のカラダもヤギ状乳房のフラクタル。随所にヤギ状乳房=オッパイがあることになります。
先日の高校1年生の女子野球部Bさん、左脚が痛くて引きずって来院されましたが、随分良くなり、体重を左足にかけた時、お尻の下に痛みが残るだけになりました。
お尻は、オッパイに形状が似ているので、「オッパイがいっぱい」に当てはまります。
そこで、Bさんの頬の下(オッパイ形状)を、押圧してみました。
「痛った❗️もの凄く痛い‼️」
今度は、左内踝(うちくるぶし=オッパイ形状)を押圧。
「痛っっった❗️」
「Bさん、自分で胸の下を押さえてみて。」
「痛っっっっっっった‼️」
「痛いとこ、いっぱいあろ。ああいうところが、引っ張り合いしとるんよ。」
と「オッパイがいっぱい」を体験してもらいました。