カラダのスイッチ

左O脚をややX脚にする手術を受けた60才代の女性患者Aさん。

左脛骨を切り、脛骨の角度を変える手術を受け5ヶ月近く経過。左足をかばうため、右股関節から足首にかけての「気持ち悪さ」がありました。しかし、

「先生、前回の足首にした鍼が効いた気がするんよ!気持ち悪いのがのうなったわい。」

前回は、左足首の外側(外踝=そとくるぶし)の圧痛点4ヶ所に鍼の刺し置きをしました。これは、山元先生の完全なる真似事です。山元先生は、著書の中で、

「あの天井の電気を見てごらん。ほんじゃ今度はこの壁を見てごらん。ねっ、壁にスイッチがあるでしょう。ほんでこのスイッチを入れんと天井の電気はつかんでしょ。このスイッチが頭にあるんだよ。」

先生のスイッチという言葉を実感しています。確かに頭にスイッチがあります。

さらに、先生は足首の外側にも外果治療点という4ヶ所のスイッチを見つけておられます。

私は、この4ヶ所に鍼を刺し置きしただけです。

Aさんの過去のカルテを見ると、全く外果治療点に触れていません。ところが、前回、先生の真似事をしただけで、結果が出てしまいました。これは、凄いことです。そこで、今回も外果治療点4ヶ所と、その周辺の圧痛点に置鍼(鍼の刺し置き)。

その後、外果治療点4ヶ所にパイオネックス(円皮鍼)を張って終了としました。

「先生、正座が出来た❣️」

さらに、一歩進んだようです~~