オリンピックで卓球、バトミントン、ソフトボール、柔道、水泳等見どころ満載なのですが、高校野球の県予選も大詰めです。愛媛県は、古豪松山商業が復活してきました。第一シードの聖カタリナ高校に8回まで2対0で勝っていたのですが・・・結局2対3で敗れてしまいました。しかし、確実に松山商業は昔の強さを思い出させる雰囲気を持っていました。
愛媛の高校野球は、済美高校が2004年春の選抜高校野球選手権で、初出場初優勝をしてからは、済美高校以外にも、松山聖陵高校、聖カタリナ高校などの私立高校が甲子園に出場するようになってきました。それまでは、愛媛県の高校野球は、松山商業、松山東、西条、今治西、新居浜商業、宇和島東、川之江、南宇和などの公立高校が歴史を作っていました。他県に比べると公立高校が甲子園に多く出場している不思議な県でした。
これは、正岡子規が松山中学に野球を伝え、他の中学校に伝わった歴史が基本にあると思います。西条高校、今治西、宇和島東高校などが地方の中核になったのだと思います。
私が、愛媛に帰って来たのは6年前。それまでは全く野球と縁のない生活をしていたのですが、
「そうだ、オレ野球部OBじゃったんじゃ。」
と、野球部の先輩、後輩に会う機会に恵まれ、その人脈の暖かさと広がりに、ただただ感謝したのです。幸い私の治療院は、新田高校という野球強豪校との縁があり、多くの部員の治療をしています。明後日は、その新田高校が第一シードの聖カタリナ高校との決勝戦です。新田がんばれ!