阿南市に四国89ヶ所の霊場

 

徳島県の阿南市が主催するイベントで第15回西日本生涯還暦野球大会が、先日開催されました。阿南市役所には「野球のまち推進課」が全国に先立てて設置され、野球で地域越しをしています。西日本の32チームが招待され、5ブロックに分かれ優勝チームが5チーム生まれる大会です。70才代の男性患者Bさんのチームは、そこで5連勝し優勝したそうです。四国88ヶ所に1つ付け足しして四国89ヶ所を89(や+きゅう)霊場を阿南市に設置(スポーツ評論家、二宮清純氏の提案だそうです)。60才以上のチヤガールズも出て来て楽しいイベントです。

Bさんは、この大会に間に合わせようと2週間前から右肩の治療に来られていたのですが、2回の治療で何とか間に合いました。レギュラースタメンで毎試合出て、活躍されていました。何とBさんは、スポーツ紙に負けない立派な「手作り新聞」を作って成績を残しておられました。こうやって、成績が残ると俄然やる気になるものです。もちろん、この新聞はメンバーみんなが読む事になるのですから・・・・・来年から、参加してみよう・・・などと思ってしまいます(私も2回ほど練習に参加したことは、あるのです)。

さて、本日のBさん、自律神経を整える基礎治療で、鍼4本を頭に刺し、首診をして内臓を整える応用治療には、3壮のお灸を足にして終了。後は、右肩の治療です。足に見つけた治療点にお灸をしていきました。紫雲膏をたっぷり盛ったうえに、艾炷(がいしゅ=円錐形のモグサ)を置き火を着けるのですが、Bさんはほとんど熱を感じなかったそうです。それでも、右肩は良くなっていきました。下記が、Bさんの言葉です。

1壮:「朝起きた時よりも、可動域はふえた。」

2壮:「肩・・・あんまり痛くない。」

3壮:「前より(痛みが)多少減った。」

4壮:「違和感があるが、(痛った!)ちゅうのは無い。」

5壮:「違和感がだいぶ減っとる。」

6壮:「痛み、違和感がない・・・可動域が増えとる。」

最後にパイオネックス(円皮鍼)を治療点に張って終了しました。次回の治療は、1週間後です。またご報告します!