石原医学大全から

「先生、人参リンゴジュースを飲み始めて、足の静脈瘤がないなったんよ。まだ、1ヶ月も経ってないのに・・・・・きっと、血液をキレイにしてくれて、血管も丈夫になっとるんじゃと思わい。」

「ええええっっ!それって凄いね・・・・ボクも毎日、2杯は飲んどる。美味しいけん、続くんよね。石原医学大全の石原先生は、ご自身で体験して書いているので、説得力があって凄いんよね。」

などと、治療の合間の会話がはずみます。また、別の患者さんとは、

「石原先生の本に、20分茹でたコンニャクを、タオルで巻いて腹痛や下痢、便秘に効く方法なんか、書いてあるでしょう?」

「あああ~、アレね。私は以前に何度もやったことある。」

「何で、コンニャクなんじゃろ?」

「コンニャクは、中々冷めないの。だから!おでんでも、コンニャクは中々冷めないでしょ!アレ。」

と、いつも患者さんに教えてもらいっぱなしなのです。

ブローカ失語症

ブローカ失語症点という治療点が、側頭部に存在します。その前に、ブローカ失語症をインターネットからコピペすると、

『ブローカ失語症(運動性失語):相手に言われた言葉に対する理解や概念化は良好だが、自身の口から出す言葉や単語、もしくは自身で書く文字の内容が障害された状態

ブローカ失語をわかりやすく例えれば、「言われたことは理解できるが、言い返す言葉がうまく表現できない」状態です。』

となります。このブローカ失語症の治療点に置鍼すると、60才代男性患者Aさん、

「ザジズゼゾ・・・・あれ?言える!・・・・これ、中々言えなかったのに・・・」

鍼を刺した私が、驚くほど普通に喋っています。この治療点を発見された山元敏勝先生には、ただただ尊敬するばかりです。

甲子園で思うこと

オリンピックと共に、全国高等学校野球選手権大会も開催され、猛暑の中、連日熱戦が繰り広げられています。野球を愛する人として、気になることが2つあります。

1つ、入場行進。

なぜ、指をグーにして歩く?・・・・全く、不自然な行動です。手は部分ではありますが、全体も表しています。カラダ全体がノビノビ動きたいのに、なぜ指をグーにして萎縮した表現をするのですか?

私なら「ノビノビ手を伸ばして気持ちよく歩け!」と言います。カラダが伸びやかに動こうとする時、屈筋を縮める動きをし続けると、カチンコチンのカラダになってしまいます。そんな「私は緊張しています!」という表現は、必要ありません。

2つ、1塁へのヘッドスライディング。

こんな危険で、非合理的なスライディングは、今すぐ辞めさせるべきです。見ていて非常に不快です。1塁への最速は走り続けること。オリンピックの100m走で、誰がヘッドスライディングしますか?誰もしません!・・・・なぜなら、非合理的だからです。

私ならヘッドスライディングした選手は、試合に出させません。危険です、責任持てません。

仙骨は、凄い!

今日は水曜日。いつものように興居島(ごごしま)に来ています。徐々に患者さんが増えて、合計9名になりました。由良地区に限定して歩ける範囲で治療しています。また、「あじさいの杜鍼灸院」での治療と少し違った治療法になりつつあるのに気づきます。

「土俵」が逆。患者さんの自宅で、相撲を取っているので、患者さんの意向を最大限活かし、ポイントを掴(つか)んで効率よく治療しなくてはなりません。本当に良い勉強になります。この体験は、「あじさいの杜鍼灸院」で生かされると思います。

話が、全く違って「仙骨」について・・・・ある患者さんに「仙骨」の説明をしている時のこと。

「仙骨は、元々仙椎だったんです。それが、18才から徐々にくっつき始め、34才で仙骨になるんです。」

と、話した途端、理由が分かりました。理由は、出産。出産時、仙骨に可動域があると楽な出産になりますが、それが無くなると、出産が困難になる。自然の摂理は凄い!と改めて思いしったのです。

旅の途中に

「今日、お時間があれば、診ていただきたいんですけれど・・・」

「はい、午後9時はいかがでしょうか・・・お名前いただいてよろしいでしょうか?」

「Nと申します。」

と、お電話をいただきました。そして、午後9時。

「ガラガラ・・・・・」

と玄関から女性患者さん・・・・『あれ?Nさん・・・・(Nさんに似ている、いやNさんのはずはない、メガネをかけてない)・・・』と思って、

「どうして、ここをご存知でした?」

「あの、以前同じ職場で働いていたものです。」

「あっっやっぱり!」

何と、東京での同僚が、わざわざ旅の途中に立ち寄ってくださいました。ホントに嬉しいことです。そして、治療まで受けてくださいました。ありがとうNさん、良い旅をお祈りしています。また、会いましょう!

ヘチマは美味しい!

患者さんから、ヘチマをいただきました。これは、東京根岸にある*「子規庵」のヘチマの末裔。友人が子規庵に行った時、購入した「子規庵」の由緒あるヘチマなのです。私が患者さんにこのヘチマの苗を差し上げたところ、立派に成長。そして、いただいたのです。

ヘチマは食べられない、と思っていたのですが、食べることが出来るのです。沖縄では、ゴーヤと同じように食用とされているようです。

「これね、ピーラーで皮剥いでズッキーニを料理するように油炒めすれば、美味しいよ」

と教えていただき、早速実行。確かに柔らかく美味しくいただきました。ほとんど、ズッキーニです・・・ヘチマは美味しい!

*子規庵の建物は、旧前田侯の下屋敷の御家人用二軒長屋といわれています。

明治27年子規はこの地に移り、故郷松山より母と妹を呼び寄せ、子規庵を病室兼書斎と句会歌会の場として、多くの友人、門弟に支えられながら俳句や短歌の革新に邁進しました。

子規没後も、子規庵には母と妹が住み、句会、歌会の世話をつづけましたが老朽化と大正12年の関東大震災の影響により昭和元年に解体、旧材による重修工事を行いました。

昭和2年、母八重(83歳)没。

同年7月子規の遺品や遺墨等を保管するため土蔵(子規文庫)建設に着工。

昭和3年、子規門弟を中心とする子規庵維持保存会が財団法人子規庵保存会として認可され、初代会長には正岡律が就任いたしました。

昭和16年妹律(71歳)没後、同20年4月14日の空襲により子規庵は焼失。

幸い土蔵は残り貴重な遺品が後世に残されました。

現在の子規庵は昭和25年高弟、寒川鼠骨等の努力で再建され、同27年東京都文化史蹟に指定されて現在に至っております。

250円の快適旅行

 

(島の上にうっすら灰色の点があります・・・飛行機です!)

どんな猛暑でも、フェリーに乗って2階のベンチに座ると、最高のそよ風を味わうことができます。松山・高浜港から興居島・由良港までの12~3分の250円快適旅行!

四国に生まれて本当に良かったと思います。

ふと見上げると、飛行機が飛び立っています。松山空港は、県庁所在地のある空港の中で、福岡市、那覇市と共に最も近距離に位置する空港として知られています。実際、松山空港は、私の開業している「あじさい杜鍼灸院」から車で3~4分のところにあり、当院から松山市の中心部である松山市駅までは、車で17分。ですから、松山空港から松山市の中心部まで20分弱で行けます。

大都会の生活にウンザリしている方、興居島では空き家が沢山あります。こちらでの生活を考えるのもいいかも?

塩風呂

オリンピックで、ストリートパフォーマンスのスケボーやブレイキングが種目として認められています。私が20才代のころニューヨークで見ていたパフォーマンスが、40年後には、オリンピックの種目になっているんです。

今流行りのニューヨークのストリートパフォーマンスは、何?

きっと、オリンピックの種目になるでしょう・・・なんて、単純には言えませんが、可能性があるかもしれません。それにしても、暑い!暑い時は、しっかり汗をかくとスッキリします。私は、四股踏みをして、そのあと、熱い塩風呂に入って汗を出します。そのため、1日に2~3回Tシャツを換えなくてはなりませんが、とても快適!

熱い塩風呂おすすめです!

新品種

去年の今頃は、畑でヒマワリが元気に咲いていたのです。しかし、私が住んでいるアパートと鍼灸院のビルのオーナーが代わり、駐車場に私が作った畑を使用出来なくなりました。そのため、放置せざるを得なくなったのです。

その結果、去年のヒマワリが落とした種から、あちこちヒマワリが咲いて来ました。新オーナーから、「いっさい、手を加えないでください」と言われたのですが・・・・どうしても、ツユクサをはじめとする野草が生えてきます。それらを引き抜かざるを得なくなり・・・草引きしています。

何も手を加えていない畑から、「新品種」が生まれて来ました。背丈の低く沢山の花を咲かせるヒマワリと、背丈の高いヒマワリとが合わさって写真のようなヒマワリが生まれました。この種を植えるとどうなるか・・・

現在、オーナーとこの畑について、色々と交渉しています・・・どうなるかな?

オリンピック

 

オリンピックが始まりました。特に期待することもなく、淡々と・・・

ところが、テレビで映像が流れて来ると、見入ってしまいます。世界を意識することが少なくなった昨今・・・・20年以上前、アメリカ人の嫁さん、3人の子供と生活していた頃を思い出しました。

当時は、世界の中の日本をアメリカ人の嫁さんと色々話していたように思います。今思うと、ありがたい日々だったようです。

もう恨むことなく、感謝して生きましょう!