のボール野球

 

ねんりんピックが、愛媛県で開催され、そのプレイベントとして「のボール野球」のお披露目がありました。それに私もファーストの守備で参加しました。昨日の午前10時から、約10分間くらいのものでした。この「のボール野球」とは、アメリカからやってきたベースボールを、我が母校(松山東高等学校)の母体である松山中学を卒業した正岡子規が、故郷の松山で紹介したプレーを復元したものです。

この復元を提案実行したのが、私が松山東高等学校野球部に在籍していた時の監督、稲見達彦氏です。稲見監督の情熱で、当時のバット、グラブ、ボール、ユニフォームなどを復元し、ルールを研究し「のボール野球」が完成しました。

復元したルールから読み取れるのは、打者優先。打者が「ハイボール、フェアボール、ローボール」の高低を要求でき、要求通りのボールが来なければ、ボールとなります。また、フォアボールではなく、ファイブボールなので、ヒットを打つ確率が上がります。ピッチャーは、下から投げ、打ったボールをワンバイトでとるアウトになります。

このルールが子供用に普及したのが、「ロクムシ」だろうと思います。このルールを説明するとややこしいので、割愛しますが、私が子供の頃の遊びのほとんどが、「ロクムシ」でした。

それにしても、楽しいひと時でした。関係者の方々、本当にありがとうございました。

ワラの龍

昨日は、実家の神社の下にある公民館で、藁(ワラ)による龍作りに参加しました。作り手が頭作りと胴体作りの2組に分かれているようです。私は胴体作りに加わりました。円周32cmの胴体から徐々に小さくなって尻尾になる1体が12m。これを3体作り緩やかに三つ編みをしていくという構想です。

今回は、その1体作りとなりました。私は13:30くらいから参加し、17:30くらいの4時間の手伝いでした。地元の人たちと昔話や、世間話をしながらの楽しい作業でした。過疎化していく山間部が頑張ることが、日本を支えることになると思っています。時間がある時は出来るだけ、参加したいと思います。

それにしても、疲れた・・・皆さんが、お元気なのに驚きました。

野球談義5

バッターボックスに立つ姿勢は非常大切で、その姿を見るだけで、いいバッターかそうで無いかが大体分かります。40年以上野球をやっていないので妄想で喋るのですが、立ち姿は大切です。そこで、今思うと、いかに脱力した姿勢をしているかが大切。

宮本武蔵は、四方八方からくる相手に対して、踵(かかと)重心の姿勢で臨みました。この姿勢こそ脱力の集大成だと思っています。そのため具体的にするのは、つま先をあげることです。つま先をあげると重心が踵にかかります。その状態でボールを待ち、ここだと思って瞬間、足の母指球に力を入れればいいのです。

これは、きっといい打法・・・・と妄想しています

野球談義4

40才代の男性患者Bさん。左腰、左肩、左足首内側、右肘が痛くて来院されました。週に1~2回のペースで治療を受け、右肘以外は順調に良くなりました。高校、大学と野球に没頭し、現在もソフトボール、硬式野球、軟式野球をしておられます。全身が筋肉の固まりのガッチリした体躯の方です、と以前ご紹介した患者さんから色々なことを教わっています。

その前に、Bさんの左腰、左肩、左足首内側、右肘の痛みですが、ずいぶんと良くなり、今日は背中から腰にかけて特に右側に張りが気になるたそうです。そこで、右耳の外側と内側に1本ずつ2本の鍼を刺しました。

「これで、どうですか?」

「・・・・・あれ?ゆるみました・・・・不思議ですね。」

ということで、今回は治療を終了しての野球談義となったのです。Bさんによると、最近の内野守備では、正面でボールを取らなくなっているそうです。例えば、サードの守備をしていたとしましょう。正面にゴロのボールが飛んできた・・・・普通なら、左のグラブを広げてすくう様に取って、右手でボールを取って投げます。ところが、最近では、ボールの正面には行かないで、グラブをシングルキャッチできる位置、つまり、やや1塁側に寄って右側で取るようにするそうです。

理由は、ボールを取ってからスムーズに投球出来、ランナーをアウトする可能性が高くなるからです。野球は確率のスポーツですから、これは理にかなっていると思います。皆さんはどう思われますか?

野球談義3

 

今日は、広島の野球強豪校、広陵高校が愛媛県高野連の招待で、愛媛県の中予(松山周辺)のベスト8に残った高校との練習試合をしてくれました。母校の松山東高校は、1対9のコールド負け、つづく第二試合は、愛媛県NO.1チーム松山商業が、0対14で破れたそうです。

どうやら、これが愛媛県の高校野球の現状のようです。私は部外者なので何も言えないのですが、対戦して敗れた選手がそれぞれ自覚して、この冬を実りある充実したものにしていただきたいと思います。

話は、それてしまいますが、母校の筑波大野球部、秋の明治神社大会に出場出来る可能性が出来てきました。関東の他のリーグとの対戦に勝ち残った場合、2校選出されるようです。応援しています。

野球談義2

 

前回のつづき「野球談義2」スタート。

前回では、先輩のアドバイスで、一気に飛距離が伸びたという話だったのですが、今回は、スイングの軌道とか、打つ時のポイントとかの話になります。

「今思うと、顔の位置というか目の位置ですね・・・これは、両目でしっかり見えるように少しオープンに構えたらいいと思います。そして、ボク(鍼灸師佐伯)の場合はインコーナー高めにポイントを置いて、ボールを待っていました。それぐらいで待たないと、遅れてしまうんです。」

「私(Bさん)の場合は、統計的に外角が圧倒的に多いので、外角に絞って待っていました。」

「はあああ・・・・なるほど、人によって違うんだ!・・・スイングの軌道は、水面のアメンボをすくうようにダウンスイングで始まって、打った瞬間アッパースイングになるよう心掛けました。その方がボールの回転が上向きになって飛距離がでますよね。」

「そうなんです。私の場合ダウンスイングが身についてしまっているので、ボールが下の回転になって伸びないんです。ビデオを撮って見てみると、力んでしまっています。」

患者さんと初めてバッテイングの詳しい話をしました。

「Bさんくらい力があったら、脱力して飛ばしたら、簡単にホームランでしょう!」

などと話しながら、落合博満や古田敦也のyoutubeの話へと話が進みました。私が現役のころと、野球に関する情報量が全く違います。うまく利用すればきっと面白い野球ができると思います!

おししまい

今日は、松山市のお祭り日。神社から子供神輿が、隣りの集会所に来たのが午前8時。当初の予定時刻より30~40分遅れたようです。子供達が集会所で朝食を取り「あじさいの杜鍼灸院」に立ち寄って、神輿を置き、獅子舞をしてくれました。太鼓叩き、舞も全て中学生がやってくれました。

こちらで用意するのは、お盆に半紙を敷き白米を盛り、南天の葉っぱを、その上に置きます。その横に塩水を入れた皿を並べるのです。さてこのお盆をどこに置こう?などと思っていると、

「そのままでいいです。」

と神主さんがおっしゃいます。そのまま・・・・?私がお盆を持ったままで、限界前に突っ立っていると、神主さんが、

「かけまくもかしこきいざなぎのおおかみ・・・・」

と、直々に私に向かって祝詞をあげてくださいます。

「これは、えらいことになってしもうた!」と思いつつも、きれいな姿勢を保とうと徐々にお盆を正中線に揃えて、何とか祝詞が終了するまでには、左右対称の姿勢に。そのあと、白米は白い布袋に入れられました・・・・そうか、子供達のおにぎりにでもなるのか!

もう少し多めの白米にして入れば良かった・・・・と後の祭り。

おししまい。

バーク堆肥

近くのホームセンター・コーナンで、40Lのバーク堆肥が305円という安さでセール中。そこで、2日間かけて34袋も買ってしまいました。305円×34=10370円。プラスかきがら有機石灰代657円で、11027円も使ってしまいました。松山市は10月7日がお祭りで、あじさいの杜鍼灸院の横にある集会所に神輿が置かれ、子供達による獅子舞も行われます。

そのトップを切って、早朝7時30分にあじさいの杜鍼灸院が「お旅所」となるのです。そのために、畑をきれいにし、駐車場を掃除。ついでに、畑にはクローバー(白つめ草)を撒き、水仙の球根を駐車場の横にあるスペースに植えました。子供達のエネルギーで良い花を咲かせてくれることでしょう。明日はもう一度、丁寧に掃除をしておきます。

来年のヒマワリは、全長400cmを目指しているので、チョットした工夫をしました。コンポストで、桜の葉っぱとオカラの猫砂にモモ(メス猫)のウンチとオシッコをかき混ぜ、腐葉土を作っています。またコンポストが一杯になったので、お隣りさんから譲り受けようと思っています。ヒマワリの支えとして頑張った古い竹は、細かく切って畑に埋め込みました。空気が土に入るかな?という思いです。白つめ草は、空気中の窒素を根っこに取り込む緑肥になるので、目指せ400cmなのです。

これで春まで畑仕事は休憩・・・ノンビリしたものです。

愛媛の高校野球

 

患者さんの話を伺っていると、生きた情報がストレートに入ってきます。最近チョット驚いた情報は、愛媛県の高校野球情報。20年くらい前までは、愛媛県の高校野球は、日本を引っ張っていたのです。勝率も日本一を長年キープしていた時期もあったのです。それが、大阪に勝率を日本一に譲ってからは、急下降。最近では、一回戦で敗退が当たり前になりつつあります。その結果、来年からは四国の選抜高校野球の出場枠は、2となってしまいました。それまでは、中四国合わせて5校枠だったのですが・・・

そこで、高野連が愛媛県の秋、ベスト8以上のチームに対して、広島の広陵という強豪校(優勝候補の常連校)と練習試合を組むように命じられました。そのため、松山商業、松山東高、新田高校が10月14、15日に練習試合を組まれました。こんな日が来るとは、思ってもいませんでした。

私は、高校野球に直接関わっていないので、何も言えないのですが・・・・少し言えそうなことは、東北地方の努力。選抜高校野球大会では、来年から出場枠が1つ増えました。仙台育英が去年優勝、今年準優勝という金字塔を納め、東北の他県も甲子園で、ベスト8、4が当たり前になっているのが現状です。岩手県からは、世界のスーパースター大谷翔平、伸び代無限大の佐々木朗希が出てきています。なぜ、こんなに東北地方が強くなったのか?

これは、私の勝手な色眼鏡で「東北地方の努力」をつぶやくので・・・無視してください。

東北地方の筑波大野球部OBが、長年毎年勉強会をしている事実を、数年前に知りました。筑波大野球は、ソフトバンクの工藤監督や、ロッテの吉井監督が大学院で勉強しているほど野球を学問として捉えています。その勉強会を東北では地道に行っていたのです。この功績は大きいと思います。

筑波大野球部の創始者、功力(くぬぎ)靖雄先生が野球を学問、文化として捉えた先見の明を東北地方のOBは分かっていたのです・・・偉い!

愛媛もこれから、これから!

ヒマワリの収穫

ヒマワリがやっと枯れて、本日全てを収穫しました。その中で、最も大きかったヒマワリを測ってみました。高さ(というか、全長です)390cm、花の直径31cm、茎の周り13.5cmという巨大なヒマワリでした。来年は400cm越えを狙ってみたいです。

収穫して感じたことは、個体差が激しいということです。巨大ヒマワリ以外にも大きなヒマワリはあったのですが、種子がカスカスで軽いものが多いのです。幸い巨大ヒマワリは、種子がしっかりあり花自体が、実に重くこの種子を植えると、巨大化するであろうと思います。

問題は、やや低めのヒマワリの種子の見分け方です・・・・インターネットで調べてみます。

畑はヒマワリを刈り終えたら、シロツメグサを植えるつもりです。シロツメグサは空中から窒素を土に取り込んでくれるので、良い土になるはずです。秋を感じる季節になり、隣りの集会場からサクラの葉っぱが、かなり散ってきました。これをコンポストに入れて、腐葉土を作っています。良い畑になりますように!