昔ながらのパン屋さん

あじさいの杜鍼灸院から歩いて1分ほどのところに、「津田団地前」という伊予鉄バス10番線の終着駅があります。そのウラにパン屋さんがあるのですが、「ガラガラ」とトビラを開けて入ると、昭和の時間と空間になっています。

「こんにちは!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・」

ジブリアニメから、出て来るようなご高齢のおじさんが、太い指を開いたままで、登場。今日で、3日連続の買い物のため、少しずつ会話が出来るようになってきました。

「私どもは、ろばのパン屋の全身で、こっち(松山市)でこんな昔からのパン作りしている店は、3軒しか残ってないんです。」

「ええっ、あのろばのパン屋。ろばのパン屋はチンコロリ・・・・なつかしいなあ~。」

私は、普段パンをあまり食べません。しかし、ここの添加物が入っていない、昔なつかしいパサパサのパンは、貴重だと思いワインと一緒に夕食の一品にし始めました。これからもよろしくお願いいたします!

歩いてみました

近くに「フジ」という大きなスーパーがあります。夕方の買い物をいつも車を使ってしていたのですが、歩いてみました。

「何じゃ~、歩いた方がええ!」

と思いながら、気持ちよく早足。すると車運転では見えないモノがいっぱい見えてきます。道路隅にうっすら積もった土にヨモギが元気な姿。

「これじゃ!ありがたくいただくぞ!」

しっかり持ち帰り10鉢に植え込みをし、畑の害虫見張り番になってもらいました。先日、フェイスブックに下記を投稿。

『「ヨモギを鉢植えして、畑に置いとくと虫除けになるよ。ただし、畑に直接植えたら、おおごとになる。ヨモギの繁殖力は凄いけん!」

と患者さんに教えていただき、先日植えたダイコン、ニンジン、カボチャ、枝豆の横に置いてみました。』

なぜ、畑にヨモギの鉢を置けばいいかというと、ヨモギに集まるテントウ虫が、飛来してくる害虫を捕食してくれるからです。さて、どうなることやら?それにしても、ちょっと行動を変えるだけで、新たな見え方に出会えるなんて!日々変化を楽しめるよう心がけたいですね。

水を飲むなは、自然・・・

私が高校野球をしていた50年以上前、「水を飲むな!」と言われ続けていました。そして、猛暑が毎年続く昨今、「水を飲め!」に変わりました。そして、水を飲むことが健康法として浸透しています。

そこで、一石を投じます。

「水を飲むな!」と言われた当時、人に気づかれないように陰で水を誰しも飲んでいました。その程度の水が適量だったのかもしれません。当時、水不足で死んだという話をきいたことはありませんでした。

話変わります。我が家に猫がいますが、水を飲む量は非常に少ないのです。なめる程度です。猫をはじめとする動物は四つ足で歩くため、舌が下がり水を一気に多く飲むことは出来ません。舌で水を吸い上げながら少しずつカラダに入れていきます。そのため、水の摂取量は少なくなります。これが、動物としての適切水分補給量のような気がします。

二足歩行を始めた人類だけは、口を上に上げ、水を流すように飲むことが出来ますが、この行為そのものが、動物として不自然な行為のように思えてきます。そのため、50年前の「水を飲むな!」という言葉は、動物としての生き方を指摘してくれていたのではないかと思うようになってきています。

たわいもない話

「先生の畑の近くに、みかん畑なんかあるん?」

先日の80才代女性患者Aさんとの会話の続きです。

「いいや、ないけど・・・」

「そりゃあ~ええわい。ここらは、みかん畑が近いけん消毒するじゃろ・・・それがね~流れてきて無農薬にならんのよ。それに、最近はイノシシが増えて、私の知り合いなんか、収穫する直前に全部食べられて、『もうやらん!』ちゅうて言よる。あれは、釣島(ツルシマという隣の島)から泳いできたそうじゃね。困ったもんよ。」

「ウチあたりは、今まで田んぼじゃったところも、駐車場になってしもて・・周りはコンクリとアスファルトだらけじゃけど、となりの山までは、イノシシが来とる。けど、道路沿いの車が多いところじゃけん、イノシシは来ん。そこで駐車場に土入れて畑にしたんで、ウチの一画だけ自然が保たれとるんよ。ホントにラッキーじゃわい。」

「先生、それはええわい。」

「最近、野菜が高かろう?今年は、ダイコン、ニンジン、枝豆、玉ねぎ、カボチャを植えたんよ。カボチャは2苗だけじゃけど・・・」

「2苗あったら、十分できらい!」

などと、話はつきないのでした・・・・おしまい。

ヨモギ

「ヨモギを鉢植えして、畑に置いとくと虫除けになるよ。ただし、畑に直接植えたら、おおごとになる。ヨモギの繁殖力は凄いけん!」

と患者さんに教えていただき、先日植えたダイコン、ニンジン、カボチャ、枝豆の横に置いてみました。なぜ、ヨモギが効果的なのか、コピペします。

『ヨモギをバンカープランツとして利用します。天敵を利用して害虫防除をする方法です。

天敵を利用して害虫を防ぐためには、天敵に餌を供給する必要があります。天敵に餌を供給する植物がバンカープランツ(天敵温存植物)です。

ヨモギを植えておくと、ヨモギにヨモギヒゲナガアブラムシやヨモギハムシなどが寄生します。

するとこれを餌にして、テントウムシ類やアブラバチなどの天敵が集まり繁殖します。

トマトの近くにヨモギを置いておくと、トマトに寄生しようと飛来してくる害虫は、近くのヨモギにいる天敵によって捕食されます。

ヨモギは昔から利用されていたようで、一般的な害虫はほとんど寄り付かないという効果もあるそうです。』

テントウ虫が害虫を食べてくれるようです。また、ヨモギの成分であるチネオールが何らかの作用を及ぼすのかもしれません。様子を見ることにします。

A動物医院

世間は、ゴールデンウィーク。その煽(あお)りを受け予約が全くない日曜日。

「リリリ~ン!(私の携帯音・・・・当院089-989-5726に電話しても、携帯電話につながるようにしています)」

休日の午前中にいただく電話は・・・大体Aさん。

「お電話ありがとうございます・・・12時空いています。」

Aさんは、土曜日か日曜日に一月2回くらい来院されています。もちろん、頭に鍼を刺しますが、Aさんとは世間話が始まります。

「A動物医院・・これ、凄いですよ、漢方薬を出してくれます。そして、うちのワンちゃんに触って脳がやられていると、直ぐに言い当てたんです。」

「ええええ!それは凄いわ!どうやって?」

「何やら、足とか肩を触りながら反応を診て、脳障害だと分かったみたいです。」

「へ~~凄いな・・・・でも、どうして脳障害に?」

「多分ですよ、前の病院に行った時、尿漏れのクスリをもらったんですが、それを飲んでから、歩き方がおかしなって、テンカンまで起こしたんです・・・・多分、クスリの影響!」

などと話ながら、ウチのメス猫・モモに何かあったら、A動物医院に連れていくことに決めたのでした。

金◯◯はさめ!

 

「石原医学大全」を読み返して、筋肉の大切さがやっと理解できました。実をいうと今までの私は、柔軟性が一番大切で、筋肉強化なんて・・・・と、筋肉強化をないがしろにしていたようです。

ワインを飲みながら院内に飾ってある大学時代の私のバッテイングフォームの写真を見つめています。当時のことを、ボチボチ回想してみます。

当時の私は170cm、70kgで、上半身に筋肉があったのですが、走ることが嫌いだったので、下半身が細いのです。当時の私はフルスイングしかしない打者でした。打席に入ると、「1、2の3」で直球だけを待ち全力で振りました。

万が一当たると、「ホームラン」という気持ちでバッターボックスに入っていました。それで、当たる訳はありません。それでも、フルスイングをしていました。少々下半身が弱くても、何とか支えてくれていれば、背筋力(当時、210kg)で飛ばしてやると思っていたようです。

握力は弱く(当時40kgくらいだったと思います)ても、何とかなるとフルスイング。これは、高校時代の野球に対する反発からきたようです。高校では、ふた握りバットを短く構えて、来たボールを当てるだけの練習をしました。そのため、ほぼ毎試合ヒットを1本は打てましたが、2塁打以上の長打を打ったことはありませんでした。

それが、大学野球部で「佐伯、金玉をハサめ!」というバッテイング極意を教えて下さった先輩の一言で、ホームランが打てるようになったのです。それからは、フルスイング。

で、何の話でした?・・・そう筋肉!私は70才になってしまいましたが、これから死ぬまで、筋トレをします。なぜなら、体の40%は筋肉。しかも、その70%は下半身。つまり体の28%は、下半身の筋肉で構成されており、そこに毛細血管を介して血液を蓄えているのです。その下半身が衰えると、血液は上昇し高血圧になっていくのです。

下半身の筋肉を鍛え、しっかりした血液貯蔵庫を作りましょう!!

筋トレ

「石原医学大全」を読み返して、筋肉の大切さがやっと理解できました。実をいうと今までの私は、柔軟性が一番大切で、筋肉強化なんて・・・・と、筋肉強化をないがしろにしていたようです。

ワインを飲みながら院内に飾ってある大学時代の私のバッテイングフォームの写真を見つめています。当時のことを、ボチボチ回想してみます。

当時の私は170cm、70kgで、上半身に筋肉があったのですが、走ることが嫌いだったので、下半身が細いのです。当時の私はフルスイングしかしない打者でした。打席に入ると、「1、2の3」で直球だけを待ち全力で振りました。

万が一当たると、「ホームラン」という気持ちでバッターボックスに入っていました。それで、当たる訳はありません。それでも、フルスイングをしていました。少々下半身が弱くても、何とか支えてくれていれば、背筋力(当時、210kg)で飛ばしてやると思っていたようです。

握力は弱く(当時40kgくらいだったと思います)ても、何とかなるとフルスイング。これは、高校時代の野球に対する反発からきたようです。高校では、ふた握りバットを短く構えて、来たボールを当てるだけの練習をしました。そのため、ほぼ毎試合ヒットを1本は打てましたが、2塁打以上の長打を打ったことはありませんでした。

それが、大学野球部で「佐伯、金玉をハサめ!」というバッテイング極意を教えて下さった先輩の一言で、ホームランが打てるようになったのです。それからは、フルスイング。

で、何の話でした?・・・そう筋肉!私は70才になってしまいましたが、これから死ぬまで、筋トレをします。なぜなら、体の40%は筋肉。しかも、その70%は下半身。つまり体の28%は、下半身の筋肉で構成されており、そこに毛細血管を介して血液を蓄えているのです。その下半身が衰えると、血液は上昇し高血圧になっていくのです。

下半身の筋肉を鍛え、しっかりした血液貯蔵庫を作りましょう!

ブレない

患者さんから、週間ベースボール1月2日号 増刊「大谷翔平」の雑誌をいただきました。大谷翔平選手の54本の打球速度、打球角度、急速、球種、対戦投手、飛距離、球場、対戦相手、状況の詳細説明など、大谷翔平選手の研究書とも思える写真集です。

それにしても、大谷翔平選手の凄いのは、ブレないこと。

日本で行っていた仕草をアメリカでも押し通し、日常生活の中に秘めた日本文化の素晴らしさを伝えてくれています。これは、中々出来るものではありません。

「私が、日本にいる時は、日本人の行儀を守ったのよ。ここはアメリカ。あなたは、アメリカ人のジェスチャー(列車に乗って、大きく片足アグラをかく)を取って!」

と、元妻に言われ、やったものの馴染めず・・・・・これで、別れた・・・早く別れ、今思えば良かった・・・・ブレ続けた生活を送って入る私でも、そこだけはブレなかった・・・そして、今の恵まれた生活に心より感謝しています。

食べない

食べないと、いけないと多くの人が思っています。

しかし、食べない気持ち良さ・・・・これを、感じてみてください。これが正常です。

今回は、これ以上言いません。