シャルルの威嚇

昼過ぎにシャルル(オス)が別荘の我が家に来ました。今回は3日間預ります。今月下旬にはメスネコのモモちゃんが、ホームステイでやって来るので、その勉強も兼ねてチャルルの様子を観察しようと思います・・・あああもう寝てる・・・・

昼間のことでした。

やはり目を見て(どうしても見てしまいがち・・・・)、少し近づくと「シャー」と威嚇されます。そこで、ネコの保護活動をしている方のネコの威嚇に関する記事を載(の)せます。

『1回だけあまり強くない調子で「シャー」と言われたら、怒っているというよりも「やめてよ」という抗議の場合が多いです。

筆者は保護活動をしているので、終生保護している子も多数一緒に暮らしているのですが、よく「シャー」と文句を言われます。

1回だけ「シャー」と軽く言われるときは、その子が足に絡まってきてぶつかってしまったりなど、その子に失礼なことをしてしまったときです。

「なにすんのよ」と言っていると思われますので、「ごめんね」といって大好きなお尻ポンポンをしてあげます。

軽い文句なので後を引くことはありません。』

もう一つの記事。

『体を平たくして身を低くし、耳を伏せた状態で(通称イカ耳状態)で、牙をむき出しにして「シャー!シャー!」と繰り返すときは、相手をかなり嫌がっているときの様子です。

牙を見せるようにして「シャー」というために怖い印象がありますが、猫の瞳孔は開いていますし、恐怖心や不安を強く感じているでしょう。

相手を攻撃するというよりも、「こっちに来るな!」、「やめろ!」という警告の意味が強いので、こんな様子のときは猫をそっとしておくのが賢明です。即攻撃態勢ではありませんが、無理に触ろうとすると攻撃される心配もあります。』

とありましたが、シャルルの私に対しての威嚇は、明らかに後者。まだまだ嫌われているようです・・・・・今まで飼ったネコはメスなので、オスネコが不向きなのかも知れません・・・などと、めげそうな気分を慰(なぐさ)めている私・・

 

地元南海放送のラジオから

中古車(ダイハツ ミラ)を、数ヶ月前に購入したのですが、絶好調。ただ、ラジオでNHKが聴けないというハンディーがあります。仕方なく地元の南海放送を聴いていると、2月13日、14日の土曜、日曜に近藤林内(こんどうりんない)という幕末から明治を生きた偉人の映画が、坊ちゃん劇場の横に出来たネストシアターで放映されるという情報が飛び込んできました。

近藤林内をこよなく愛すメンバーが「林内会」を結成し、偉人伝を製本した時、私はイラストを26ページ中、27枚描き、表紙もデザインしました。そのため、この放送を聞いた時、他人事ではありませんでした。というか・・・・地元の南海放送がしっかり盛り上げようとしている心意気に熱いものを感じたのです。これから、地方に埋もれていた優れたもの、人にスポットを当てることが日本を新たに勢いづける火種となると思うのです。

(改訂版を作りました)

私が地元愛媛に帰り、5年経ちましたが、未だに愛媛のことを何も知っていません。ただ言えるのは、患者さんの声にしっかり耳を傾けていると、患者さんから思いもよらない貴重な情報をいただく事があるということです。目の前の事にただただ真摯に向かっていることが、愛媛の情報を含めたあらゆる広がりに繋(つな)がるのだと思います。

そして、いつか「あじさいの杜鍼灸院」という地方から、もっと面白い情報発信をしていきたいと思っています。

RO水って何?

逆浸透膜浄水器という水道水から不純物を除く機器を買いました。これは1950年代からアメリカのNASAで開発されていたらしいのですが、高価なものだったようです。しかし、今では、楽天市場を使うと、お手軽な値段で買えます。毎月、4000円で「阿蘇の水」を購入していたのですが、10ヶ月で元が取れます。

この浄水器では、不純物を取ったRO水(と呼ばれてます)と、残りの排水ができますが、TDSメーターという不純物測定器で計測すると、写真のように、RO水は不純物6に対して、排水は不純物143となっています。RO水はこれから限りなく0に近づいていきます。このRO水にシリカと呼ばれる二酸化ケイ素を多く含む石(6年間くらい持つそうです)を入れて、1日おくとケイ素水が出来るので、明日からこれを飲もうと思います。

しばらくは、私だけが飲んで様子をみます。そして、良いものだったら患者さんにも飲んでいただこうと思っています。

インコさん

キー、ボーというセキセイインコが可愛いのです。

トリカゴの中で一生を過ごしてもらおうと思っていました・・・・が、トリカゴの入り口を開けると、6畳の部屋中を楽しそうに飛びまわりす。しばらく遊んでいたのですが、一番心地いいのが、トリカゴ。すぐに戻ってキャアキャアいってもう外に出ません。

ならば、生後4ヶ月のネコちゃんと共存出来そうな気がするんです。この6畳間の上の空間はインコさん。下の空間でネコちゃんが住めば・・・・いい空間になりそう!

もう、名前は決めています、モモちゃん。

ネコのモモちゃんよろしくお願いします!

  https://youtu.be/-xtwgGuQ0ik

日本家屋の将来

今日は、13:00から16:45までリモート勉強会がありました。筑波大名誉教授の安藤邦廣先生による「日本の住まいの成り立ち」の第4回目です。今回は東日本と西日本の民家の違いについての講座でした。

(昨日公開したYouTubeです、事務仕事で同じ体勢をしている方におすすめです)

日本は南北に縦長の地形をしているにもかかわらず、南日本、北日本の民家の比較ではなく、なぜ東日本と西日本の比較なのでしょう?それは、東日本が縄文文化、西日本が弥生文化を基礎としているからです。縄文文化はブナを中心とした落葉広葉樹林で狩猟生活をして、クリ、トチの実、クルミなどを主食にしているのに対して、弥生文化は常緑照葉樹林で畑、稲作を中心の生活なので民家の構造に違いが出来、暑さ寒さと湿気を解決するための知恵が、民家を進化させていくのです。

そんな学びの時間で、今後の日本家屋の進むべき方向性を示していただいたように思います。まず、温暖化により今後、大型台風襲来と、今年の冬のように、日本海を流れる対馬海流の温暖化による大雪が日本を襲ってきます。

そこで、日本のポンペイと呼ばれている群馬県の黒井峯遺跡(6世紀に椎名山の大噴火により、当時の竪穴住居が1982年に発見された)が参考になります。当時は、夏用の住居と冬用の住居が存在していました。夏は茅葺きで茅の壁で暮らし、冬は地下室(15℃以下にならない)に釜戸(かまど)を作り、茅と土と茅の3層屋根で暖かい生活を送っていたのです。

つまり、冬は小さく夏は広く暮らし、冷暖房を使用する期間を短くする空間を工夫することが大切になるのです。私の実家は茅葺き屋根にトタンを張っているのですが、いつか進化形の空間にしてみたいという夢がムクムク・・・・

身柱(ちりげ)

友人夫婦の知り合い宅に拾われたネコがいるので、会ってきました。大きなオリに置いてあるボックスに入って、やや脅(おび)えたような顔でこちらを見ています。松山市のど真ん中にある駐車場で見つかった都会っ子です。とにかく美形。ノミ取りやお腹の虫取りもして、後は血液検査をするだけだそうです。

友人が抱(だ)くと、素直に反応して抵抗しませんでした。続いてチャルル(友人夫婦のネコ)に嫌われている私の方にネコちゃんが回ってきました。

『こういう時は、やっぱり身柱(ちりげ)かな・・・・』

と思いネコちゃんの背中の上の方に手を軽く置き、もう片方の手は背中の下のほうに置き、包み込むようにしました。どうやら、それが良かったようでネコちゃん目を閉じて気持ち良さそうにしています。身柱(ちりげ)というのは、人間の赤ちゃんのツボです。赤ちゃんがハイハイをして上を向いた時、肩甲骨と肩甲骨の間の少し凹むところが身柱(ちりげ)です。

私の娘が夜泣きで大変だった時、このツボにお灸を2壮すると、「ぶう〜!」というオナラと共に夜泣きが止まりました。3回試み2回成功と、確率は高かったのです。赤ちゃんには、この身柱(ちりげ)くらいしかツボはありません。猫もそんなものだと思い、ちょっと調べてみたところ、猫のツボは361以上とありました。つまり、人並みに同じような位置に存在するようです。

あのネコちゃんは生後4ヶ月。人間だと6〜7才くらいだそうです。するとツボの数は増えていることは確かです。ネコのツボを見つけるのは面白そう!

まあとにかく、我が家にはセキセイインコのキーちゃん、ボーちゃんがいるので、ネコちゃんを飼うことが出来るかどうか・・・・ちょっと思案中です。

チャルル、お家へ

チャルルはなかなか馴染んでくれません。私の猫語、上手く理解してくれません。おまけに、部屋にぶら下がった服を取ろうと横たわった竿(さお)が少しでも揺れると、

「シャー!!!!」

と牙をむきます。チャルルの居座っている戸棚から上は、シャルルのテリトリーなのです。ご機嫌を伺おうとピンクの猫じゃらしで遊ぼうとしても、興味を持ってくれません・・・・仕方がないので、住み分けをしっかりしてお互いを尊重することにしました。

前回は、夜中に起きて来て畳部屋をうろついてくれたのですが、それもしてくれません。ちょっと、私の人間性を気に入っていない・・・・などと思うと、つい落ち込みます。1才の猫に66才叱(しか)られめげる・・・・

まあ、次回までに猫研究をして・・・・楽しく過ごします❣️

チャルルが来た

友人夫妻の愛ニャンコ・チャルルがやって来ました。ご主人に抱かれているチャルルの鼻に人差し指を近づけると、チャルルはオデコを近づけてスリスリ。挨拶は完了?・・・・・・ご主人が居なくなって定位置の戸棚の隅にいるチャルルに再び人差し指・・・・すると、「シャー!」と威嚇のポーズ。

 

友人のツイッターに書いてあるように、目を細めてチャルルの目を見ないようにしたのに・・・・今回チャルル滞在は、4日間あるので、焦(あせ)らず戸棚から降りて来た時にもう一回挨拶をしようと思います・・・と、思いながら指先に鯖水煮の汁をつけて、チャルルに近づいたのですが・・・・・・浅はかな思惑は見抜かれたようです・・・・・・やれやれと、あきらめた途端

「ドスン!」

チャルルが戸棚から、降りて来ました・・・・エサを食べたいようです。そこで、猫語をしゃべり始める私・・・・結構上手(うま)いのです。ちょっと驚くチャルル。

「・・・・・・・」

明日に続く。

ヘチマタワシ

友人にもらった子規庵のヘチマ、水につけて果肉が腐り植物繊維(セルロース)になったので、洗ってクエン酸をいれた水に浸(つ)けています。腐った匂いがなかなか取れないので、明日の朝まで浸(つ)けてみようと思っていたのですが、漂白剤を使用すると、きれいで無臭になりそうです。友人は水に浸(つ)けず乾燥したままで、きれいなヘチマタワシを作ったそうです。どうやら、友人の方法が合理的で賢明な様です。

 

私はこのヘチマを筋膜のサンプルとして、使用するつもりです。実際には筋膜は主にコラーゲンというタンパク質の一種で、ヘチマタワシは、セルロースという植物繊維で炭水化物の一種。全く違う成分ですが、それは動物と植物の違いだけで、構造的には同じように感じるので、説明出来ると思っています。

何度読んでもよく分からない「アナトミー・トレイン 徒手運動療法のための筋筋膜経線」で、唯一わかりやすい絵が下記。

筋筋膜の状態が最もよく分かります。これがヘチマタワシに対応する様に思います。絵の様に筋筋膜がカラダを支えているのです。骨はそれに付随していると考えたほうがいいと思います。それを、ヘチマタワシが表現しているので、患者さんに是非とも実感していただきたいと思います。

オーロラ

松山でも粉雪がちらつく今年1番寒い日でした。

こんな時、なぜか21年前のアメリカ、ペンシルベニア州ステートカレッジにいる私を想い出しました。離婚してまもなく、イタリアンレストランの皿洗いとして働いていました。日中でもマイナス以下の気温。泣けなしの金をはたいて若造から買ったおんぼろアメリカ車は、直ぐに道路の中央でエンスト。廃車を余儀なくされました。あの車に乗り続けていたら、いつ爆発してもおかしくなかった・・・・・あの頃が私の人生で最も暗い時期だと思います。

あの頃の私は「世界一の皿洗いになる」という「から元気」で生きるしかなかったのです。そこでは、無駄のない効率的な動きを追求しました。最も効率の良い地下足袋を吐きクイックモーションであっという間に山積みの皿を片付ける私は「忍者」と呼ばれていました。人気レストランだったため夕方の調理場は皿が山積み。そこへ、遅番のヒロ(私)がやって来ると、

「マイヒローがやって来た!」

この言葉に後押しされて、「忍者ヒロ」は、とにかく凄まじい働きをしたのです。

ある日、アルバニアから来たおっさんが、全く働かないので、

「ええか、料理人はアーティストで、作り出された作品を運ぶウェイター・ウェイトレスは女優であり男優なんだ!それをきっちりサポートするのが、我々皿洗いの仕事なんだ!このボケが、お前何しとるんじゃ!ここは資本主義の世界じゃ、アルバニアみたいな共産主義と違うんじゃ!」

もうほとんどやけっぱち。翌日には、おっさんはいなくなっていました。

夜中の2時ごろまで、段ボールの箱を壊し続けゴミ箱に入れる作業が続きます。アメリカの段ボールは、日本の段ボールの3倍も4倍も硬く重いのです。なかなか壊れない。あの時の寒さが人生で1番のものでした。ふと今日の寒さで、当時を思い出してしまいました。

極貧の生活をしながら車がないため、タクシーでアパートに帰っていました。タクシーの運転手が、

「今日はオーロラが見えたよ。」

というのが今でも心に焼き付いています。そして、私の心の中ではきれいなオーロラは夜空を舞い輝いていました。