日本の発酵食品

前回の続き。森下敬一医師の名著「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」からの抜粋です。

第十条 日本の伝統食品はクスリよりすごい
健康は腸で作られます。グルジアの「マツオーニ」と言う発酵乳が長寿に貢献していることを紹介しましたが、腸内細菌の状態を整える事は、健康長寿の秘訣です。ヨーグルトなどの発酵乳を積極的にとって乳酸菌を増やしましょう。ただし、発酵乳でも、カスピ海ヨーグルトのように出自不明の偽物食品や質の悪い牛乳から作られたヨーグルトなどは避けるべきで、豆乳ヨーグルトのほうがオススメできることはすでに述べたとおりです。

それ以上に忘れてはいけないのは、日本には味噌、醤油、漬物、納豆など伝統的な発酵食品があることです。これらの伝統食品は優れた腸内環境の整備力を持っており、クスリの毒素を打ち消してくれます。特に良質の味噌は酵母による成長の作用はもちろんのことアレルギー鎮静化、血流改善、スタミナアップ、美肌などの効果があります。日本古来の発酵食品が日本人の生活に浸透していたのは、それだけの理由があったからなのです。

若い人たちが外国発のファーストフードなどに憧れの気持ちを持ってしまうのはやむを得ませんが、それが最近の若者の体質を弱くしています。もっと味噌汁を飲むべきです。」

日本の発酵食品の素晴らしさに感謝です!