私の治療方法を具体的に紹介

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私の治療法を具体的に紹介いたします。山元式新頭鍼療法(YNSA)の基礎治療とは、まず合谷診(患者さんの左右親指と人差し指の間に、私の親指を押し左右の痛い方から始めます)で、左右を決定。多くの患者さんは右骨盤が上がり、左重心になっているので、左側から始めることが多いです。

本来なら、上腕診で圧痛点を探すのですが、私の場合は、上腕診の代わりに膝診を行います。これは、一昨年の学会で発表し認めていただきました。なぜ膝診を見つけたか・・・・それは、4ヶ月も上腕診に全く反応を示さない患者さんの存在があったからです。YNSAでは、膝=肘(上腕)という見方があるので、膝診を行ったところ、今まで上腕診では反応がなかった患者さんに反応があったのです。

よくよく調べてみると、上腕診では、頸椎、胸椎、腰椎を点で押圧するのに対し、膝診では、ヒラメ筋という大きな筋肉を線上に押圧するため、頸椎1〜7番、胸椎1〜12番、腰椎1〜5番及び仙骨と具体的に分かるという利点があったのです。

また頭に見つけた新しい頸椎から仙骨までの治療点と、膝診がピッタリ対応することが分かりました。そのため、この2〜3年はこの治療法を行なっています。まだ、学会で発表していないので、治療点は公表致しません。

具体的に患者さんの膝圧痛点に軽く右中指を当て、左中指の指紋の渦巻きを治療点付近の頭皮から2〜3cm上にかざします。そして、電気のような感覚が一番強い個所を探して、膝に触れている左中指が反応すれば、間違いなくそこが治療点となります。

こんな感じで毎日行なっています。そのため、指先の感覚が徐々に敏感になっているのを感じます。