畑大改革

 

患者さんから、「野菜は昼の4時間の日差しより、朝日からの2時間の方を好む」と教えていただきました。また、「西日は嫌い」ということも・・・ということは、道路をはさんで家が立ち並んでいる我が家の東側は、結構大きな駐車場があり冬でもそこからは、朝日が2時間は当たる場所があります。また、我が家の西側には小高い山があるので、西日は当たりません。ということは、野菜作りに結構適しているかも?・・・・と、考え直したのです(冬は、3階建てのアパートの陰で9割は日が当たらないので、あきらめていたのです)。

 

(私の師匠・加藤直哉先生がよしりんと対談されています)

 

冬の朝だけ日が当たる場所は、木の根っこを退治出来ず、3年前から桜の落ち葉を堆積するだけにして、放っておいたのです(何ともったいない!)。幸い、立派な腐葉土となっていました。この腐葉土に触れて、「ここで植物が育ちそう!」と感じたので、畑の大改革をすることになりました。

多分、今月中にはある程度出来上がっていると思います・・・次回のご報告は、完成した時にいたします!

夫源病

 

石蔵文信という医師が、命名した夫源病という言葉を患者さんから教えていただきました。ウィキペディアから、引用します。

「妻が夫から受けるストレスで、夫が家にいることが最大のストレス。ストレスを生じさせている原因は様々であるが、夫の学歴、性格、普段の言動、低収入、義親の介護、夫の婚外恋愛、家事・育児に参加しない夫が挙げられている。「男性更年期症候群による不調が妻にもストレスとして大きな影響を与えているとする報告もある。特に、夫の暴言や、器の小さい男は大きく影響を及ぼす。夫の存在そのものが強いストレスとなっているとする見解もある。夫の在宅時間が長くなる夫の定年をきっかけに増加するが、20 - 30歳代の子育て世代でも症例報告がある。つまり夫婦関係の満足度は発症に影響を与え、特に家族形成期初期の影響は大きいと報告されている。」

こんな、夫婦関係が存在している・・・・何のための人生、何のための夫婦と考えてしまいます。私自身は、もう20年以上前に離婚し、可愛い子供3人とも別れその後は一人暮らしが続いているため、体験させていたのかどうか・・・今となっては、よく分かりません。上記の夫源病をもたらす原因の中の「低収入」は、ありました。あのままの私の収入ならば、子供達を大学に通わせることは、無理だったでしょう。

子供達にとっては、新しい父親が出来たことで幸せな生活を送ることが出来ているのですから、これで良かったと思います。私が子供達にできたことは、京都の山奥・美山町での茅葺き屋根の家生活。川が美しく川で泳ぎ、伝統行事のお神楽を体験できたこと、これは「三つ子の魂百までも」と残っておれば、それだけで十分です。

さて、「夫源病」お互いがお互いを思いやることが出来れば、この病気は存在しないと思います。そして、その思いやりを言葉にしていれば、ますます無くなると思います・・・と、書いたとたん前の嫁さんの言葉を思い出しました。

「トイレが終わったら便座を元にもどして!」

という言葉と共に、睨みつけた怖い目が浮かびあがりました。思いやりがあれば、彼女のために便器を戻していたはずです・・・・ほんのちょっとしたことの積み重ねが、大きな亀裂になっていったのでしょう。

私の友人夫婦は、いつも二人で仲良くされています。仲のいいご夫婦を見るだけで幸せになります。生活の価値観が同じで、その旦那さんは「○○ちゃん、愛してるよ!」としょっちゅう言葉にしています。私になかったのは、この言葉です。とりあえず、うちのモモ(メス猫)に言うことから始めてみます。

無茶々園

「先生、無茶茶園って知ってます?」

昼休みでゆっくりしている時、50才代の女性患者Aさんが、仕事着のままで突然来られました。

「??・・・知らない。」

「無農薬で作っているみかん園なんです。めちゃ濃厚で美味しいから・・・さしあげます!・・・それから先生、あの年賀状のウサギさん、先生が描かれたの?・・・可愛いの!」

「うん?・・・そうよ。もともと芸術をやってたのよ。」

「え!そうなんですか!」

などと、会話がはずみます。患者さんとして来られていないAさんのはずむような元気さに驚きました。お仕事が充実しているのがよく分かります。また、患者さんとして来られる時と全く違う一面を見せていただき、うれしく思いました。

早速食べたのですが、これが本当に濃厚で美味しいのです。あまりにも美味しいので、午後から来られる患者さんに2個残して差し上げることにしました。みかん(不知火しらぬい、通称:デコポン)を入れていた袋に下記のような説明があったのでご紹介します。

『無茶々園のこと

1974年、地域農業の未来を案じ、農薬などの化学物質を多用する柑橘栽培に疑問を持っていたみかん農家の後継者たちが始めた無農薬栽培の実験園が無茶々園の始まりでした。

「農薬や化学肥料に頼らないで、みかん作りを行うこと」

これが無茶々園のスタートであり、今でも基本としている考え方です。人にも自然にも無理のない栽培方針のもと、明浜では80軒以上の農家が無茶々園のみかん作りを行っています。

大切なのは、外見よりも味の良さ

無茶々園の農家は、農薬や肥料の使用について、共通の栽培方針で柑橘作りに取り組んでいますが、農薬の使用を抑えれば、どうしてもみかんの見た目は悪くなります。自然環境に配慮して、腐敗防止の農薬を使用しないため、一般に流通しているみかんに比べて傷みやすくなっていますので、お買い上げいただきましたら、陽の当たらない、風通しの良い場所で保管し、なるべく早めにお召し上がりください。

また、様々な大きさのものも入っていますが、それは1本のみかんの木に、いろいろな大きさや形の実がなるように、自然のままのみかんを大切にしたいという想いからです。そんな私たちの想いをご理解いただければ幸いです。』

本当に美味しかったです、応援いたします❣️

切り干し大根製造所

農業従事の患者さんから、無農薬の大根をたくさんいただいたので、切り干し大根にしています。大根葉は、カラカラになるまで乾燥させ、ご飯と一緒炊くと、黄色い葉っぱの方が、香ばしいのには驚きました。ですから、捨てるところがありません。

しかし、冬大根はもうこの時期でほぼ終了とのことでした。これ以上ほっておくと、菜の花が咲いてくるそうです。春大根は、少し辛みが増しますが、みずみずしいそうです。夏大根は、圧倒的に辛みが増すそうです。暑い夏を辛いすり大根で乗り切るにはいいかもしれません。

隣にあった2階建て住宅がなくなり、空き地になったため、南からの日差しが出窓に入り込むので、切り干し大根製造所に早変わりです。よくよく調べてみると、切り干し大根だけで、味噌汁のダシがとれるそうです。私は、ダシは昆布と煮干しという固定概念の石頭でした。

切り干し大根だけで、どんな料理が出来るのか、ちょっと楽しみになってきました。

飽食・美食が意味するもの

今回も、久間英一郎博士のコラムをご紹介します。何故、飽食・美食が人、文明を崩壊させるのか、を明確に書かれておられます。戦後80年近く、徐々に西欧化された日本で、食事の見直しが急務です。その理由がよく分かるのでお読みいただければ、ありがたいです。

『新型コロナウィルスに関しては様々な識者が様々に見解を出していますが、本誌に何度も登場していただいています石原結實先生が「ザ・フナイ」(5月号)に「新型肺炎の本当の原因はコロナウィルスではない!?」と題した大変興味深い投稿をされていますのでご紹介します。

「確かに直接の病原体は『新型コロナウィルス』ではあるが、実は本当の原因は別にある。...その背景には過食(食べ過ぎ)と運動不足がある」と指摘します。

その代表的な例として、古代ローマ帝国では何度となく疫病(ペスト、痘瘡など)に苦しめられ、最悪時には一日5千人から1万人の死者が出たという。彼らの食生活はというと「哲学者セネカが『ローマ人は食べるために吐き、吐くために食べている』と喝破しているがごとく、宴会により満腹であっても鳥の羽で咽をくすぐって吐き、また次の2つ3つの宴会に向かったという。

米国ミネソタ大学のマレイ博士の論文にも、エチオピアの遊牧民に飢饉の時、食糧の供給が行なわれると、マラリアなどの感染症が突然起こった例、中世イギリスにおける痘瘡は貧しい人々より金持ちの人々をより苦しめた例、第一次世界大戦中に発生したインフルエンザにおいては、充分に栄養が行き渡っている人々に最大の死亡率が示された例が紹介されています。

これらの事実を基に博士は「栄養過多が様々な感染症を誘発する」と結論づけています。

今回、新型コロナ肺炎の発生源である中国もまた、石原先生によると(急激な経済発展による)飽食・美食に原因があると指摘しています。

20世紀の米国のガン・心臓病の激増もまた「食べ過ぎ・運動不足」が原因で、このままでは「米国が亡びる」との危惧から有名な「マクガバン報告」に繋がり、現代ではかなりの低下傾向を見せているのは記憶に新しい所です。

ここまでくると筆者が次に何を言いたいかおわかりでしょう。我国では、戦後急激な「食の欧米化」によって「食べ過ぎ、運動不足の蔓延とともに、ガン・心臓病などの生活習慣病が激増し、国民の医療費がなんと50兆円。約4割が税金とすれば毎年20兆円の税金が支払われていることに。しかもこれが毎年1兆円ずつ増えているという。

そこで筆者は10数年前から「食の改善による医療費半減」を目指し、全国講演会を始めた次第です。

石原先生のもう一つの指摘は、病気(疫病)は、「その時代の社会状況を反映している」だけでなく、「その時々の文明を終焉させ、次の文明を築くスタートになることも多い」ということです。

ならば、今こそ私たちはコロナ禍の苦労の中から病気の本質を学び、日本人に合わない欧米食文明を終焉させる必要があります。そうしないとコロナでの苦労が報われないのです。では、「食べ過ぎ、飽食、美食」のどこが良くないかを説明しなければなりません。

結論から申し上げますと、食べ過ぎ(動物性脂肪、タンパク質)は、*「腸内フローラ」を悪化させ、血液を汚し、これが免疫の低下、体質の悪化へと繋がるからです。食べた物は常に都合よく血となり肉となるとは限らないのです。量と質によっては容易に毒となり、自家中毒(自滅)を招き、細菌やウィルスの侵入を許す所となり得るのです。

これに対し、日本の伝統食は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが多く*「腸内フローラ」が最も喜ぶ食物なのです。

メディアでは「免疫」という言葉が踊っていますが、免疫の本質や由来についての説明はほとんどありません。

この免疫の実体は白血球であり、その白血球は、国際自然医学会の森下敬一博士によると赤血球から醸成されると言います。

つまり平たく言えば、食物は腸で赤血球となり、赤血球から白血球が生まれ、これが免疫をつくるのです。ですからコロナに捕まらない、病気にならないためには、食→腸(赤血球)→白血球(免疫)この一連の流れを健全にすること。そのためには食を変えるしかないことに気づかれると思います。

コロナ禍を伝統食復権のテコとしましょう。皆様お元気で!』

*『腸内フローラとは、腸内に生息している細菌のことです。

私たちの腸内にはさまざまな細菌が1つの種類ごとに塊を形成して存在しており、その形態がお花畑(フローラ)のように見えることから“腸内フローラ”という名前が付きました。医学的には“腸内細菌叢そう”と呼ばれます。

腸内に生息する細菌は1,000種類以上存在しており、どの種類の細菌がどのような割合で存在するかは個人差が大きいとされています。腸内の細菌は大きく分けて“善玉菌”・“悪玉菌”・“日和見菌”の3種あり、善玉菌は腸内環境を整え、悪玉菌は毒性物質を作り出して腸内環境を悪化させるはたらきを持ちます。一方、日和見菌は善玉菌・悪玉菌の多いほうと同じはたらきをする細菌です。そのため、善玉菌が減少すると腸内環境は悪化してさまざまな病気を引き起こす可能性があります。』

99%は、遺伝子組み換えの小麦

非常に興味深い文献に出会いましたので、ご紹介します。アメリカの地方都市に行き、肥満が当たり前の光景を目の当たりにするのですが、この論文を読むと納得できます。また、コロナ禍でアメリカ人の犠牲者が極端に多かった理由もわかります。今一度、日本の伝統食を見直してもいいのでは、ないでしょうか?

『その106.コロナ禍を伝統食(和食)復権のテコとせよ!②

生理学博士 久間英一郎

現在のコロナ対策は、マスク、手洗い、三密回避、換気に要約されるかと思います。その"ココロ"は「ウイルスを体内に侵入させない」こと。つまりは、"敵は外にあり"という思想です。

筆者は、長年「食と生活習慣病」をテーマに研究してきた経験から、生活習慣病のほとんどは食生活の間違いによって引き起こされた"自滅病"であることを学びました。つまり"敵は我(内)にあり"だったのです。この立場から、もう一つのコロナ対策を考えてみたいと思います。

まずは、遺伝子組み換え小麦とコロナとの関係について。遺伝子組み換え小麦については昨年、小誌(その100)に書きましたが、復習すると、今日、世界の小麦生産の99%は遺伝子組み換えという。なぜかと言うと、生産量が100年前の約10倍というほど生産性が高いので全世界がこぞって採用したからです。

他方、その安全性はどうなったか。遺伝子組み換え技術によって小麦のグルテンタンパクの構造が大幅に変化した結果、激しいアレルギーが起き、腸の粘膜上皮の炎症、腸管のバリアー機能の損傷によって関節リウマチなどの自己免疫疾患、脳障害、神経障害、さらには肥満、糖尿病、高血圧、心臓病などを引き起こすのです。これがセリアック病です。全米で100人に1人という爆発ぶりという。

ここで注目すべきは、遺伝子組み換え小麦が腸の粘膜上皮・腸のバリアー機能を損傷させる点です。

なぜ、腸粘膜が重要かというと、国際自然医学会の森下敬一博士によると、腸の粘膜上皮は「食」という物質から「血」という生命に進化するドラマティックな造血の舞台だからという。その造血の舞台が損傷を受けると、健全な「血」ができようもなく、健全な免疫もまた育ちようもないのです。

また、腸のバリアー機能の損傷は、コロナウイルスの侵入を容易に許すことにつながりかねません。

このように、遺伝子組み換え小麦を常食することは、慢性的にアレルギーのリスクを背負って生きていることと同じになりますので、コロナウイルスを引き込まないためにも、撃退する免疫力を育てるためにも遺伝子組み換え小麦及びそれから作られたパン、パスタその他の食品を可能な限り摂取しないよう心掛けていただきたいと思います。

以上を頭に入れて世界のコロナ感染地図を重ねると、アメリカを筆頭に小麦を主食とする国がずらりと並んでいます。逆に米を主食とする国は比較的少ないことが分かります。(図1参照)

遺伝子組み換え小麦の危険性を指摘したウィリアム・デイビス博士の著書『小麦は食べるな!』の表紙に(図2)の標記がありました。これはまさに、コロナ患者の症状や後遺症を示しているようにも見えてきますし、逆にこのような基礎疾患を持っているとコロナに感染し易いよ、激症化し易いよと言っているようにも見えてきます。

パンは含有水分の関係から喉の通りが悪く、バターやミルクそれに肉類がつきもの。和食の大豆・魚に比較して脂肪の質が悪いのが問題。これが生活習慣の原因ともなり、また医療費増大の一員ともなっています。

だからこそ私達にできることは、コロナ禍の中、欧米食を止めて伝統食(和食)に戻り、本来の自己免疫力を取り戻すことが生活習慣病の予防に留まらずコロナの予防にもつながることを理解する必要があると思います。』

龍話

 

「先生、龍はどうなってます?」

「・・・まあ、やってますが、プロジェクトをちょっと考えています・・・・龍は、世界中にいますよね。」

「本当に、おったんじゃないですか?」

「そうですよね、恐竜はおったんじゃし・・・・」

「私が子供の頃、4人で山に行った時、龍のようなヘビに出会うことがあったんです。こんなに太さ(直径7~8cm)で、私が尻尾を持ってつかまえたんじゃけど、岩のスキマにおって(居て)中々出てこれん。よう見たら、しっかり足で踏んばっとる。これは、4人とも見とるけん・・・・結局、尻尾が取れて、にげられたんじゃけど・・・・・今でも、4人でおうたら(会ったら)・・・あれは、足があったといよります。」

「へ~、すごいな!それは、龍ですね。」

「隣りに引っ越ししてきた嫁さんが、山に行くのが怖なって、怖なってしょうがないなった事があるんです。昔じゃけん、草刈ったら山のように盛るでしょう・・・・その草山が、トグロのように枯れてるそうなんです・・・・それを、よう見たら大蛇がトグロ巻いとったんで、腰ぬかして慌てふためいて逃げ帰ったちゅう話があったんです。今は、植林ばっかししてしもて、単純な山になってしもうたけど、昔の山は深かったけん、大蛇がおっても不思議じゃなかった。」

などと、昔話をしながらの施術は、本当に楽しいのです。70才代の男性患者Aさんは、5ヶ月前から通院されています。両下肢が痛くて手術することも考えるほど大変でした。それが徐々に回復して最近では、仕事ができるまでに回復されました。このような結果が出ると、この仕事を選んで本当によかったと思うのです。

メガネが・・

「あああああ~、メガネが!」

トイレを流している最中、触れたメガネが落ち、流水に吸い込まれてしまいました。一瞬で見える世界が変わってしまいました・・・・といっても、私の視力は0.6位はあります。老眼と乱視のメガネなので、メガネなしでも生活、治療はできます。特に治療に関しては、感覚の世界なのであまり関係ありません。

しみじみ、メガネ無しの眼を見てみると、父親そっくりの眼をしていたのには驚きました。私の年(68才)では、生きていなかった父親。父親がやりたかった神社の環境整備、山あじさいの栽培、地域振興は、宮司になった弟がやってくれています。私は、親父そっくりの眼で親父の見ていた世界を、私なりに展開していきたいと思っています。

親父さんは、私の眼が父親似だったのを知っていたのでしょう。美術教師をしていた父親は、私の感性が父親そっくりだったのもお見通しだったのでしょう。私が中学生の頃から、

「お前は、美術系の大学に行け金沢の大学なんかは、ええぞ。」

と言われ続け、高校に入ると、

「ええか、1年生の間は好きなクラブに入ってええが、2年生からは美術部に入れよ。」

と言われたのです・・・・そこで、1年生は柔道部。ところが、軟弱部だったため、2学期から野球部に入る決心をしたのです。その決意を理解してくれたのは父親でした。その後、法政大学に入学するも、わずか2ヶ月で退学。様子が変だと感じた父親から、「帰っておいで」コール。

「それで、お前一体何するんぞ?」

「・・・・・・よう分からん。」

「そうか、お前は芸術でもするんかと思た。」

の一言で、芸術の道を歩むことにしたのでした。芸術を20年、治療を20年以上の人生ですが、まだまだ芸術を捨てた訳ではありません・・・・ボチボチ。

あじさいクラブに新メンバー

(新年会で食べきった鯛のお頭)

今日は、「あじさいクラブ」の初練習。リードギターのヨッシャー、ドラムのヒラリ、キーボードのえんちゃん、ベースギターの私(ゴンちゃんと呼ばれています)に新メンバーが加わりました。

カッパちゃん(男性)。カッパちゃんはボーカルで英語、フランス語が堪能なので、マイウェイ、愛の讃歌などを歌ってもらうことになりました・・・博識なので、練習後の飲み会ではあらゆる世界を駆け巡る会話が飛び交うのです。

早速、3月26日砥部町にある里山房(ギャラリー)での演奏が決まりました。どんなになっていくのでしょう・・・鬼ヶ島退治に、いつの間にかキジやら猿やらがついて来たように・・・どこにも退治にいくのではないのですが・・・面白い人達が集まって来ています。

もう走り出しているので、どこまで走るか分かりませんがやってみます。今まで音楽をしたことの無い私にとって、全く未知の世界・・・だから、楽しいのでしょう。師匠のヨッシャーは、世界で5人しかいない寺内タケシさんの弟子。私のような初心者に、優しく指導してくれます。ありがたいことです。

いつか、坂本九ちゃんの上を「向いて歩こう」を演奏しながら歌いたいのです・・・これは、今年の目標!こんなちっぽけな目標こそ、大切!

明日は、患者さん2名!精一杯治療いたします!

一口

新年あけましておめでとうございます⛩

本年も、よろしくお願い申し上げます。

今年は、やりたいことが沢山あるのですが・・・言葉にしないで、ボチボチやって行こうと思います。筑波大ラグビー部、健闘空しく帝京大に敗れましたが、5点のワントライは素晴らしかった!一口と書いて、何と「いもあらい」と読む一口直貴選手(4年生)の得点です。一口選手は、兵庫県星陵高校出身ですが、京都に東一口という場所があり、京都で生活していると、時々出会う地名、「東一口」・・・懐かしく思ったのです。

『【一口(いもあらい)名前の由来】

古来から「ひとくち」「一口」「いもあらい」「芋洗」などと呼称・記されてきており、

それらが混合されて、「一口(いもあらい)」となったといわれる

<忌み祓い(いみはらい)>

巨椋池の西岸の湿地帯であったため、洪水が頻繁に起き、そのために疫病が流行った

その災いを身を清め払うという意味の「忌み祓い(いみはらい)」から「いもあらい」に訛ったものといわれる

<稲荷神社>

庖瘡平癒の神社として信仰を集めていた村の入口にあった神社

庖瘡(ほうそう)(天然痘)・痘痕(とうこん)のことを「イモ」とも称され、「アライ」とは、払う(治す)を意味することから

「いもあらい神社」と称されるようになったといわれる

<村への出入口>

村が、北・東・南の三方を巨椋池によって囲まれており、村への出入口は、西の一か所のみだったことから

「一口」と記されるようになったといわれる

「山城名勝志(1711年(皇紀2371)正徳元年)には、

三方が沼(巨椋池)であって、入口が、その地のみの一か所であったことから「一口」と書かれたと記されている

「山城国久世郡御牧郷村名宮寺初記(1828年(皇紀2488)文政11年)」の「両一口村名の初」の項には

「往古ハ両一口村淀魚の市ニ有りし時、三方ハぬまニて一方より入口あり、これに依り「ひとくち村」と記ス、

天正17年4月 太閤御城を築キたまう前ニ大地の高キ嶋え立のき、此時より西と東え別れ「西一口村」、「東一口村 」と申す也」と記されている』

と、インターネットでは出ていました。一口直貴選手は、この地名とゆかりがあるのではないかと、推測したのです。

さて、明日も楽しく仕事に励みます!