シャルルの威嚇

昼過ぎにシャルル(オス)が別荘の我が家に来ました。今回は3日間預ります。今月下旬にはメスネコのモモちゃんが、ホームステイでやって来るので、その勉強も兼ねてチャルルの様子を観察しようと思います・・・あああもう寝てる・・・・

昼間のことでした。

やはり目を見て(どうしても見てしまいがち・・・・)、少し近づくと「シャー」と威嚇されます。そこで、ネコの保護活動をしている方のネコの威嚇に関する記事を載(の)せます。

『1回だけあまり強くない調子で「シャー」と言われたら、怒っているというよりも「やめてよ」という抗議の場合が多いです。

筆者は保護活動をしているので、終生保護している子も多数一緒に暮らしているのですが、よく「シャー」と文句を言われます。

1回だけ「シャー」と軽く言われるときは、その子が足に絡まってきてぶつかってしまったりなど、その子に失礼なことをしてしまったときです。

「なにすんのよ」と言っていると思われますので、「ごめんね」といって大好きなお尻ポンポンをしてあげます。

軽い文句なので後を引くことはありません。』

もう一つの記事。

『体を平たくして身を低くし、耳を伏せた状態で(通称イカ耳状態)で、牙をむき出しにして「シャー!シャー!」と繰り返すときは、相手をかなり嫌がっているときの様子です。

牙を見せるようにして「シャー」というために怖い印象がありますが、猫の瞳孔は開いていますし、恐怖心や不安を強く感じているでしょう。

相手を攻撃するというよりも、「こっちに来るな!」、「やめろ!」という警告の意味が強いので、こんな様子のときは猫をそっとしておくのが賢明です。即攻撃態勢ではありませんが、無理に触ろうとすると攻撃される心配もあります。』

とありましたが、シャルルの私に対しての威嚇は、明らかに後者。まだまだ嫌われているようです・・・・・今まで飼ったネコはメスなので、オスネコが不向きなのかも知れません・・・などと、めげそうな気分を慰(なぐさ)めている私・・

 

腰が熱い

2週間前に腰痛で来院された高校生A君。今回もお母様と一緒に来院されました。治療後調子良く練習をしていたのですが、最近、投球(サイドスロー)したり、バットスイングをすると、左腰部から背中にかけて痛みを感じるようになりました。体幹を捻(ね)じ、最大可動域のところで、痛みを感じるようです。上腕診、首診の代わりに膝診、足首診をするようになったため、また新たな発見がありました。膝は上腕に比べ大きいため、頸椎の1番から胸椎、腰椎を経て仙骨までの状態把握ができます。これは、診断する上で大いに役立ちます。下記の#数字は、頸椎、胸椎、腰椎の椎骨の番号になります。

膝診(膝窩横紋周辺の触診・・・圧痛点の位置で椎骨の悪い個所が分かる

頸椎左:#4、#7

右:#1

胸椎左:#1、#8、#12

右:#1、#8

腰椎左:#2

右:#1

上記の結果に対し左側のみに置鍼。左胸椎#8に対し1本置鍼・・・#1、#12の痛みもなくなる。

左腰椎#2に対し、3本耳ウラに置鍼。これで、左腰痛がかなり軽減。

「今、どんな感じ?」

「・・・・・・かなり良くなりました・・・けど、奥の方が痛いです。」

そこで、左側頭部に4本、後頭部に2本置鍼。

「これでどう?」

「・・・・確実に良くなってます・・・・けど、まだ痛みはあります。」

そこで、(私の勝手な)仮説を元に、足の甲の腰椎に対応する個所にパイオネックスを5個貼り、私の中指を軽く添える操法。しばらくして、

「今、どんな感じ?」

「腰が熱くなってきました。」

「熱く過ぎる?」

「いいえ、気持ちいいです。」

そこで、お母様を呼び、私と同じようにパイオネックスの上に指先を置いてもらい、私は治療を止めました。お母様には5~6分この状態を保っていただきました。

「これで、腰はどんな感じ?」

「・・・・・・全然大丈夫です。これだったら、今でも(ボール)投げられます。」

お母様には、この治療をする様にお願いして後は、雑談で終了となりました。

楽な運転の姿勢

以前のフェイスブックに、

「操体法の教えに重心安定の法則があり、「足は親指、手は小指」を使うことを説いています。「足は親指、手は小指」には解剖学的にも納得できる事があります。足の母趾球の中足骨頭には2個の種子骨があり、末節骨の鍵状先端と2等辺三角形を作り大地をしっかり蹴ることが出来ます。同様に手の小指側の手首近くには、有豆骨(ゆうとうこつ)、有鈎骨(ゆうこうこつ)という豆状とカギ状の骨が小指末節骨の鍵状先端とからんで物を持ちやすくしています。」

と書きましたが、本日重心安定の法則に則した「楽な運転の姿勢」というYouTubeにしました。

このYouTubeでは、楽なアクセルの踏み方も紹介しました。長距離ドライブをしていると、膝から足首にかけての筋肉が、引きつる人が多いようです。これは、アクセルを踏む足底の位置が間違っているのを、カラダが悲鳴を上げて教えてくれているのです。

興味ある方は、是非ともご覧下さい。

からだの設計にミスはない

 

私にとっての操体法の原点である「からだの設計にミスはない」と言う本の写しを紹介します。
これは操体法の創始者橋本敬三先生の本です。

病名がついた時はもう遅い

私たちのからだはね、基礎構造が狂ってきて、少し捻れたり曲がったりすると、てきめんに気持ちが悪くなる。そしてそれをかまわないでおくと、働きが悪くなる。それをもほっておくと、しまいには本当に中のものがくずれたり、はれたり、腐ったり、様々な変形が見られ始めるのです。

そのような段階、つまり、第一段階、気持ちが悪い、第二段階、働きが悪い、第三段階、中のものが変質する、と言うような段階があり、現代医学の病名っていうのは、中のものが変化し、機械が壊れたと言うことが証明されて初めてつけられるのです。ところが、皆さん方は医者じゃないから、俺たちは今、第何段階だってことはわからない。だから、ちょっとでも気持ちが悪くなったら、病気になったと思うのは当たり前ですよね。「先生、私昨日から肩が凝って、めまいがして、吐き気がするんだけれど、どこか悪いんでしょうか」と言うと、医者は「そうですか、じゃぁ、調べてみましょう」とレントゲンを取ったり脳波取ったり、小便や血液とったりする。「みたところ、何でもないな、別に異常は無いですよ」と言うことになる。

それでは困るんだなぁ。自分が異常を感じたから出かけていったんで、これはもう医者がわからないだけの話です。「まぁ、医者がああいっているんだから大丈夫だろう」とか何とか言って、そのまま放っておくと、急にお腹に激痛が走って、また病院へ駆け込むことになる。すると医者は言う。「何で、こんなになるまでほっておいたんです。胆嚢炎だ。肝臓もだいぶやられている。もう少しで危ないところだった」と。これが現代医学なんですよ。考え方がまるで逆立ちしている。悲劇だね。

だから、皆さん、自分で気持ち悪いと思ったら、この感じは自分にしかわからないのだから、自分で処理するに限ります。どこが気持ち悪いんだか、いろいろ動いてみて探し出し、そこから気持ち良い方へうまく逃げればいいんです。それで治っちゃう。こんなうまいことないですよ。人間のからだって、そういうふうにありがたくできているのです。私たちの先祖は、それをもうチャンと知っていた。確かにその先祖は偉かったけれど、それを我々バカ子孫がいつまでも気がつかなくて、怠けておって、今、私たちはバカだったその報いを受けていると言う事ですね。

医師である橋本敬三先生の言葉には、重みがあります。

地元南海放送のラジオから

中古車(ダイハツ ミラ)を、数ヶ月前に購入したのですが、絶好調。ただ、ラジオでNHKが聴けないというハンディーがあります。仕方なく地元の南海放送を聴いていると、2月13日、14日の土曜、日曜に近藤林内(こんどうりんない)という幕末から明治を生きた偉人の映画が、坊ちゃん劇場の横に出来たネストシアターで放映されるという情報が飛び込んできました。

近藤林内をこよなく愛すメンバーが「林内会」を結成し、偉人伝を製本した時、私はイラストを26ページ中、27枚描き、表紙もデザインしました。そのため、この放送を聞いた時、他人事ではありませんでした。というか・・・・地元の南海放送がしっかり盛り上げようとしている心意気に熱いものを感じたのです。これから、地方に埋もれていた優れたもの、人にスポットを当てることが日本を新たに勢いづける火種となると思うのです。

(改訂版を作りました)

私が地元愛媛に帰り、5年経ちましたが、未だに愛媛のことを何も知っていません。ただ言えるのは、患者さんの声にしっかり耳を傾けていると、患者さんから思いもよらない貴重な情報をいただく事があるということです。目の前の事にただただ真摯に向かっていることが、愛媛の情報を含めたあらゆる広がりに繋(つな)がるのだと思います。

そして、いつか「あじさいの杜鍼灸院」という地方から、もっと面白い情報発信をしていきたいと思っています。

手の痛みは、足で取る

無農薬農法をされているご夫婦が来院。70才代の奥様Aさんから治療を始めます。昨日草引きを徹底的にしたため、左母指球が痛くてしかたがないとのことでした。そんな時は、左足(左手ではありません)の母趾球に必ず圧痛点があるので、丁寧に探すのがポイントです。

「・・・・ここらあたりに、痛いところありませんか?」

「いやべつに・・・・・・・・痛い!痛い!そこは、痛い。」

ピンポイントであるので、探すのに少し時間がかかりました。あとは、その圧痛点に軽く私の左中指を添(そ)えるだけです。しばらくして、

「・・・・・何か、手の親指が緩(ゆる)んできよる気がする・・・弱い電気が流れよる感じ・・・」

「そうでしょう・・・・今、親指はどうですか、ちょっと触ってみてください。」

「・・・・痛みが全然、変わってきた・・・・凄い!人間のカラダって凄い!」

驚いてご主人の方を振り返っても、ご主人は何が起こっているのか分からないので、返答のしようがありません。こういう時は、もうしばらく施術を続けしっかりと結果を出して、説明するのが一番いいようです。Aさんは、気持ち良さそうに目を閉じて、今にも眠りこけそうです。Aさんの左手母指球を見つめていると、反対の右手親指が微細な動きをするのに気がつきました。

自発動が始まっています。この動きは無意識の動き。これで、カラダの歪みをとっているのです。

「今は、親指どんな感じですか?ちょっと、チェックしてみてください。」

「・・・・ええ感じ・・・もうほとんど痛ない!」

「じゃあ、これぐらいでいいでしょう。」

私は、これから始める鍼治療の間に、左手母指球が良くなるような予感があったので、指で触れる施術は終了しました。体験した奥様は納得した様子ですが、ご主人は何が起こったのかわからないため、三浦寛先生のイラストと写真の多い「皮膚からのメッセージ」(たにぐち書店)を見ていただいて、施術法の一つである事を分かってもらいました。

Aさんの鍼治療を終了し帰宅される際に、母指球の状態を伺うと、

「全然痛くない!」

とのことでした。

追伸:これは自分自身でも出来るので、そのやり方をご夫婦にお教えしました。

壁・・・こそチャンス

「私の右脚には10人の脚が、束(たば)ねてあるんです。」

と、ご自身の痛い右膝のことを表現していた70才代の女性患者Cさん。最近では、10本脚から、元の1本脚に戻り、以前ほどの腫(は)れはないのです。しかし、非日常の当院での施術で膝の痛みがなくなっても、日常に戻ると、痛みが元に戻るそうです。Cさんにとって、非日常である当院の施術はあくまで非日常で、日常は膝痛持ち生活なのです。

この壁を何とか超えないと、次のステップに進めません。手探りのまま治療をはじめることにしました。いつものように足の合谷診(第一中足骨と第二中足骨の間の触診):右(右から治療をはじまます)。

膝診(膝窩横紋周辺の触診=頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳、小脳の診断)

頸椎

右:#1、#2、#3、#4、#5

左:#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7、

胸椎

右:#2

左:#1、#10

腰椎

右:なし

左:#1

#数字はそれぞれの椎骨の番号(圧痛点)

足首診(内臓の状態を診断)

右:肝(1)、心包(2)、心(0)、三焦(1)、肺(0)

( )内の数字は置鍼数

施術途中で、Cさんの第三、第四、第五中足骨付近の腫(は)れが気になりました。そこで、何気なく爪で圧痛点を探ると、Cさんは悶絶(もんぜつ)するくらいの痛みを訴えました。

「ここに違いない!」

と、その後はCさんの足の甲にある圧痛点を爪で痛気持ちよくこする療法を7~8分。そして3ヶ所の圧痛点にパイオネックス(円皮鍼)を貼り、歩いてもらうと、2年ぶりに右足の母趾球で床を蹴(け)るような歩きができるようになりました。これで、私にあるヒントが浮かんだのです。まだ、言えるようなものではありませんが、いつかお話出来るといいですね・・・・まあ、単なる妄想かも・・・

RO水って何?

逆浸透膜浄水器という水道水から不純物を除く機器を買いました。これは1950年代からアメリカのNASAで開発されていたらしいのですが、高価なものだったようです。しかし、今では、楽天市場を使うと、お手軽な値段で買えます。毎月、4000円で「阿蘇の水」を購入していたのですが、10ヶ月で元が取れます。

この浄水器では、不純物を取ったRO水(と呼ばれてます)と、残りの排水ができますが、TDSメーターという不純物測定器で計測すると、写真のように、RO水は不純物6に対して、排水は不純物143となっています。RO水はこれから限りなく0に近づいていきます。このRO水にシリカと呼ばれる二酸化ケイ素を多く含む石(6年間くらい持つそうです)を入れて、1日おくとケイ素水が出来るので、明日からこれを飲もうと思います。

しばらくは、私だけが飲んで様子をみます。そして、良いものだったら患者さんにも飲んでいただこうと思っています。

絵の効果

YouTubeの制作を今週金曜日にするのですが、その素材作りを自撮りでしています。ただ、思ったアングルが取れないので大変。やっと取れ時は、夕方になっていました。ただ、絵を描いて説明した方が良いかもしれないので、描いてみました。

やはり、絵一枚で理解出来ることがあるように思います。今回のこの絵は、右脛骨(けいこつ)の内旋がやりづらいので、反対側の足の母趾球で固定し、右脛骨の外旋する動きをとることで、カラダ全身の連動を促す操法です。

これは、操体法の創始者・橋本敬三医師が「生体の歪みを正す」創元社のp245に書いておられる逆モーション療法にあたると考えます。そこには、下記のように書かれています。

椅子の脚に自分の脚をからみつけて、下半身を固定しておいて運動させる方法は、大変うまい方法である。同様に、前にも希望を述べたことがあるが、身体各部をそれぞれ(特に四肢末端、頭部を)固定する器具を創製してくれる方があれば、運動系の連動性を利用して自分で自分の体の歪みを自分の感覚に聞きながら、矯正できるのである。

今回は、これにあたる操法です。

 

インコさん

キー、ボーというセキセイインコが可愛いのです。

トリカゴの中で一生を過ごしてもらおうと思っていました・・・・が、トリカゴの入り口を開けると、6畳の部屋中を楽しそうに飛びまわりす。しばらく遊んでいたのですが、一番心地いいのが、トリカゴ。すぐに戻ってキャアキャアいってもう外に出ません。

ならば、生後4ヶ月のネコちゃんと共存出来そうな気がするんです。この6畳間の上の空間はインコさん。下の空間でネコちゃんが住めば・・・・いい空間になりそう!

もう、名前は決めています、モモちゃん。

ネコのモモちゃんよろしくお願いします!

  https://youtu.be/-xtwgGuQ0ik