野球談義4

40才代の男性患者Bさん。左腰、左肩、左足首内側、右肘が痛くて来院されました。週に1~2回のペースで治療を受け、右肘以外は順調に良くなりました。高校、大学と野球に没頭し、現在もソフトボール、硬式野球、軟式野球をしておられます。全身が筋肉の固まりのガッチリした体躯の方です、と以前ご紹介した患者さんから色々なことを教わっています。

その前に、Bさんの左腰、左肩、左足首内側、右肘の痛みですが、ずいぶんと良くなり、今日は背中から腰にかけて特に右側に張りが気になるたそうです。そこで、右耳の外側と内側に1本ずつ2本の鍼を刺しました。

「これで、どうですか?」

「・・・・・あれ?ゆるみました・・・・不思議ですね。」

ということで、今回は治療を終了しての野球談義となったのです。Bさんによると、最近の内野守備では、正面でボールを取らなくなっているそうです。例えば、サードの守備をしていたとしましょう。正面にゴロのボールが飛んできた・・・・普通なら、左のグラブを広げてすくう様に取って、右手でボールを取って投げます。ところが、最近では、ボールの正面には行かないで、グラブをシングルキャッチできる位置、つまり、やや1塁側に寄って右側で取るようにするそうです。

理由は、ボールを取ってからスムーズに投球出来、ランナーをアウトする可能性が高くなるからです。野球は確率のスポーツですから、これは理にかなっていると思います。皆さんはどう思われますか?

長女似のAちゃん

(絵と内容は全く関係ありません)

小学校5年生の女性患者Aさん、走り幅跳びの踏み切りが硬かったせいで、2週間前に左外踝を痛めました。最近になって、また痛くなったので来院されました。

「痛いところは、氷水で冷やすんが一番じゃけん、冷やしてあげるね。」

と、冷蔵庫の氷を袋へ、そして水道水を入れます。日本手ぬぐいを患部に置いて、その上から0℃になった氷水袋をツンツンと動かしながら気持ちよさ加減を聞きます。

「Aちゃん、気持ち良かったら、ゆっくり味わってね・・・・冷たいだけになったら、教えてください。」

「はい。」

「冷たいだけになったら、もう必要ないという事なんよ。」

「・・・・・冷たくなりました。」

「はい、ありがとう。これで、おしまい・・・・これは、覚えておいてね、何んかあった時、やっとうみいい。」

「はい。」

次は、鍼治療です。頸椎と胸椎の治療点に1本ずつ、そして腰椎の治療点に2本で終了。

「これで、どう?左足に重心かけてみて・・・・・どう?」

「痛くない。」

これで、終了してもいいのですが、足にみつけた治療点に軽く触れる操法を行い、左手首(患部の左足首に対応する治療点)にパイオネックス(円皮鍼)を3ヶ貼り終了としました。私が長女と別れた時、Aちゃんくらいの年でした。そして、Aちゃんは長女によく似ています・・・・・・今日は、奇しくも長女の32回目の誕生日です。

「誕生日おめでとう🎁🎉」

野球談義3

 

今日は、広島の野球強豪校、広陵高校が愛媛県高野連の招待で、愛媛県の中予(松山周辺)のベスト8に残った高校との練習試合をしてくれました。母校の松山東高校は、1対9のコールド負け、つづく第二試合は、愛媛県NO.1チーム松山商業が、0対14で破れたそうです。

どうやら、これが愛媛県の高校野球の現状のようです。私は部外者なので何も言えないのですが、対戦して敗れた選手がそれぞれ自覚して、この冬を実りある充実したものにしていただきたいと思います。

話は、それてしまいますが、母校の筑波大野球部、秋の明治神社大会に出場出来る可能性が出来てきました。関東の他のリーグとの対戦に勝ち残った場合、2校選出されるようです。応援しています。

野球談義2

 

前回のつづき「野球談義2」スタート。

前回では、先輩のアドバイスで、一気に飛距離が伸びたという話だったのですが、今回は、スイングの軌道とか、打つ時のポイントとかの話になります。

「今思うと、顔の位置というか目の位置ですね・・・これは、両目でしっかり見えるように少しオープンに構えたらいいと思います。そして、ボク(鍼灸師佐伯)の場合はインコーナー高めにポイントを置いて、ボールを待っていました。それぐらいで待たないと、遅れてしまうんです。」

「私(Bさん)の場合は、統計的に外角が圧倒的に多いので、外角に絞って待っていました。」

「はあああ・・・・なるほど、人によって違うんだ!・・・スイングの軌道は、水面のアメンボをすくうようにダウンスイングで始まって、打った瞬間アッパースイングになるよう心掛けました。その方がボールの回転が上向きになって飛距離がでますよね。」

「そうなんです。私の場合ダウンスイングが身についてしまっているので、ボールが下の回転になって伸びないんです。ビデオを撮って見てみると、力んでしまっています。」

患者さんと初めてバッテイングの詳しい話をしました。

「Bさんくらい力があったら、脱力して飛ばしたら、簡単にホームランでしょう!」

などと話しながら、落合博満や古田敦也のyoutubeの話へと話が進みました。私が現役のころと、野球に関する情報量が全く違います。うまく利用すればきっと面白い野球ができると思います!

野球談義1

40才代の男性患者Bさん。左腰、左肩、左足首内側、右肘が痛くて来院されました。週に1~2回のペースで治療を受け、右肘以外は順調に良くなりました。高校、大学と野球に没頭し、現在もソフトボール、硬式野球、軟式野球をしておられます。全身が筋肉の固まりのガッチリした体躯の方です。合谷診で左に圧痛があるので、左の頸椎と腰椎治療点に1本ずつ置鍼。そのあと、C点とIソマトトープにある肘の治療点に1本ずつ置鍼すると、ずいぶん肘がよくなりました。

Bさんは、痛み対して強いので少し痛みが残る圧が、ちょうどいいようです。そこで、鍉鍼(銀の棒)を押圧してBさんにとって気持ち良いくらいの圧で、足に見つけた治療点を3分ほど、じっとしています。これが効いたようで、違和感が残る程度で、痛みがなくなりました。これを数回行い、そのあとは雑談となります。

「どうせやるなら、坊ちゃんスタジアムでホームランを打ってみたいんです。」

「・・・・なるほど、それで素振りをして、手にもマメが出来ているんですね。」

「先生、何か野球のアドバイスありませんか?」

「・・・・えええっ、ボクが・・・」

「そうです、人それぞれ意見が違うので、聞いてみたいんです。」

「そしたら、ボクならキ◯タマ挟(はさ)めですね。ボクは高校時代2塁打、3塁打などの長打が無かったんです。バットを短く握って当てるだけのバッティングだったんです。それが大学に入ってホームランを狙うバッティングになったんです。たった2本しか打ってないんですけどね。そのきっかけは、2年先輩のキ◯タマ挟(はさ)めというアドバイスだったんです。」

「なるほど・・・下半身で壁を作るわけですね。」

「その通りです。それからは、チームメイトと同じ飛距離が出るようになって、練習ではホームラン競争をしていました。あの先輩の一言に感謝しています。」

(つづく)

C点とIソマトトープ

 

70才代の男性患者Aさん、10日ほど前、右手首をひねって病院に行き検査してもらったところ、骨には異常がないとのことでした。一週間前に治療をして、痛みが1/3ほどになりました。今回もその続きです。合谷診では右に圧痛があったので、右側の脳、頸椎、胸椎、腰椎の状態を整えます。5本の置鍼で治(おさま)りました。これから、右手首の治療となります。狙うのは、右側のオデコのC点と、右側頭部のIソマトトープの手首の治療点です。

「痛った!・・・・今日は、えらい痛いなあ~。」

「・・・痛いから効いてるはずです。どうですか?手首。」

「・・・・痛ない!全然痛ない。」

「よかった!念のために足にもやっときましょう。」

と、足に見つけた治療点に指先を軽く触れる操法を行い、その後、同じところにパイオネックス(円皮鍼)を貼って終了としました。C点とIソマトトープの威力は抜群です。改めて山元敏勝先生の偉大さに感服しました。

耳が痛い

急に冷え込み、体調を崩す人が多くなっているようです。今日も早速、午前中早くに電話がありました。

「2つの病院に行っても、患者さんで一杯なんです。私の孫なんですが、中耳炎だと思います・・・・耳が痛いと言っているので、診てもらえますか?」

と飛び入りの患者さんが来院されました。私は医師ではないので、診断名を付けることは出来ません。ただ、患者さんの自律神経と内臓を整えてそのあと、耳の治療点に置鍼することは出来ます。小学校高学年の男性患者Aくんが、おばあさんの見守るなか、恐々(こわごわ)イスに座って下向きかげん。

「鍼打つの初めて?」

「はい、初めてです。」

「チョット怖い?」

「はい、怖いです。」

「注射より痛ないけん、大丈夫よ。」と、おばあさんの声援。

「頭に刺すのが・・・・」

「ほうじゃね・・・・怖いね・・・ほじゃけど、頭蓋骨に守られてる頭皮に、1mmの深さで横に刺すだけじゃけん、安全よ。脳みそなんかには、刺さんのじゃけん。」

渋々納得のAくんに、簡単な説明をして置鍼していきます。自力神経と内臓は3本置鍼するだけで整いました。若い子のエネルギーにただただ感心するばかりです。あとは、耳鳴りの治療点、左耳周辺に5本置鍼して終了となりました。

「今、耳の痛いのはどうなっとる?」

「・・・痛くないです。」

「よかった、よかった・・・・カラダは治ろうとして、一所懸命、頑張りよるんよ。鍼はそれを助けよるだけなんよ。Aくんのカラダがお薬出して治しよるんよ。」

と説明をしてあとは雑談。Aくんは、私の名刺を3枚取って帰られました。よかった、よかった!

今日も指先で!

祭りが終わると急に寒くなってきました。これだと、布団2枚必要になりそうです。昨日のギックリ背中の患者さんに指先だけ触れる治療を、お灸の代わりに行い効果があったので、本日も3人の患者さんに行いました。足に見つけた治療点に鍉鍼(テイシンという銀製の棒)で押圧すると痛いのです。この痛みを体験された患者さんに、気持ちいい体験を味わって頂かないと・・・・って思うようになったのです。

今回の3人の患者さんも、効果があり気持ちよさそうです。明日も、患者さんの様子を見ながら臨機応変にやってみましょう!

指先で治す

ギックリ背中で来院された40才代の男性患者Aさん。昨日の治療で痛みが1/3になりました。今日で、連日の治療となります。そこで、昨日効果のあった胸骨の圧痛点に指先を触れるだけの操法を行う事にしました。昨日は、胸骨に鍼を刺し背中の痛みを取っていきました。

「OKグーグル、タイマー5分お願いします。」

「はい、タイマー5分ですね、それではスタート。」

この軽く指先を触れるだけの操法、鍼灸師になる前は当たり前に行っていた治療法ですが、今回はこの操法が良いと感じました。そこで、昨日効果があった足の治療点(来年の学会で発表するつもりです)に指先を触れるだけの操法を6カ所に行いました。

「どうですか?」あ

「・・・・いいですね・・・凄い」

ということで、治療終了となりました。文章にするとこれだけになるのですが、触れている私はどうなっているかというと、患者さんから伝わるエネルギーのため微妙な動きが生じます。野口整体でいうところの活元運動、今昭宏先生でいうところの自発動です。どうやら、これが治療の源のようです。今後もこの操法を少しずつ行ってみようと思います。

おししまい

今日は、松山市のお祭り日。神社から子供神輿が、隣りの集会所に来たのが午前8時。当初の予定時刻より30~40分遅れたようです。子供達が集会所で朝食を取り「あじさいの杜鍼灸院」に立ち寄って、神輿を置き、獅子舞をしてくれました。太鼓叩き、舞も全て中学生がやってくれました。

こちらで用意するのは、お盆に半紙を敷き白米を盛り、南天の葉っぱを、その上に置きます。その横に塩水を入れた皿を並べるのです。さてこのお盆をどこに置こう?などと思っていると、

「そのままでいいです。」

と神主さんがおっしゃいます。そのまま・・・・?私がお盆を持ったままで、限界前に突っ立っていると、神主さんが、

「かけまくもかしこきいざなぎのおおかみ・・・・」

と、直々に私に向かって祝詞をあげてくださいます。

「これは、えらいことになってしもうた!」と思いつつも、きれいな姿勢を保とうと徐々にお盆を正中線に揃えて、何とか祝詞が終了するまでには、左右対称の姿勢に。そのあと、白米は白い布袋に入れられました・・・・そうか、子供達のおにぎりにでもなるのか!

もう少し多めの白米にして入れば良かった・・・・と後の祭り。

おししまい。