毛細血管は、血管の99%を占め、1人の血管をつなぎ合わせると、地球を2周半してしまうほどの長さになります。
ということは、人体の血液のほとんどは、毛細血管に収まっているのです。そして、生きている間、心臓のポンプが勢いよく血液を運びます。
我々は、心臓の鼓動を感じる時、血液が川のように流れていると想像しますが、99%の血液は、毛細血管で二酸化炭素や酸素の交換、老廃物の運搬をユックリとしているのです。
ここで、農業をしている患者Bさんの言葉を思い出します。
「農業は、土じゃ。ホクホクしたええ土じゃったら、ええ野菜ができるんよ。」
この土を毛細血管に置き換えると、
「人間は、毛細血管じゃ。元気のええ毛細血管じゃったら、健康でおれるんよ。」
ということになります。
静脈瘤、動脈瘤などができるのは、毛細血管に血液が十分浸透しておらず、余分の血液が静脈や動脈を圧迫するからだと思います。
農業でいうと、水分を十分に吸収できる土壌ではないので、野菜が枯れるということになるのです。
私の毛細血管鍛錬法(全くの我流なので、参考になるかどうか分かりませんが・・)
1)朝、やや熱めの風呂につかり、手足の指をしっかりほぐし、最後は、水のシャワーで全身を一気にに冷やす。この結果、風呂上がりがポカポカ。
2)床の雑巾掛け。犬がお座りしたようなポーズで、足指に体重をかけ、肩甲骨を起点に腕を遠くまで伸ばして、体幹を揺する。
3)暇があれば、畳の上で気持ちよくストレッチ。
毛細血管は、キーワードです*\(^o^)/*~~

操体法の創始者、橋本敬三先生の論争集「生体の歪みを正す」-創元社-のp226から、抜粋します。
1週間前、千葉県行徳のゴールドジムで、平直行さん主催「やわらぎ操体ワークショップ」がありました。平さんは、人気漫画「グラップラー刃牙」のモデル。
現在、京都出張治療で、ロンドクレアント(北白川伊織町40)というギャラリーにいます。お昼からは、大徳寺に、出張治療で出かけます。


座ってできるふくらはぎ(腓腹筋)のストレッチ。この動きに呼吸や目線、足指の伸展などを加えていくと、より質の高いストレッチとなります。
夜行バスに乗って7~8時間。畳の間で3~4人患者さんの治療をすると、中腰になるため、腰に負担がかかります。腰痛の一歩手前 ・・・
患者さんの中には、呼吸法が苦手で浅い呼吸になる方がいます。
京都出張治療4日目。
患者Aさんから、突然の電話。
操体法の基本概念、息食動想を光の三原色という自然現象に当てはめました。