操体法は、素晴らしい!

京都出張治療4日目。

フラダンスをしている70才の女性患者Cさん。脊柱管狭窄、坐骨神経痛と診断され右腰部が、常に凝っています。

そのため、2週間に一度ブロック注射をしています。

仰向けになり、両膝を立てて左右に倒し、どちらが倒しやすいか比べます。右腰部が凝っており、左に倒したとき、引っ張られるため右腰部に痛みを感じます。そこで、操体法治療。

右手甲を右臀部の下に置き、ゆっくりと大きく呼吸をしながら、左に倒した両膝をゆっくりと右側に戻してもらいます。しかし、介助をしている私はCさんの両膝を軽く押さえているので、実際にCさんは、動きません。カラダの内部が動き、筋膜を伸ばします。

これを何回かやり、右腰部をチェック。

「アレ?柔らかい。なんか、いい!」

ということで、7割程度は、治療が終わったような気分です。後は、右下肢圧痛点に鍼治療を行ない、ご自身で操体法を毎日行うように、お願いしました。

ブロック注射の回数を減らし、最終的には、「ブロック注射が必要なくなった!」とご報告したいものです。

イラスト処方箋

患者Aさんから、突然の電話。

「先生に教えてもろた所にお灸をしよるけど、まあ~調子は、よろしい。あと、どんな体操をしたらええか、今度診てもらう時に、教えてくれんですか?」

「分かりました。そうしたら、イラストをかいてお渡しします。」

「あ~それはありがたいですわ。治療とは別に、払いますわ。」

「・・・・」

月に1回の京都出張治療だけでは、間に合わないので、毎日の体操を考えて、処方箋としてお出しすることにしました。このバリエーションは、沢山できそうです!

息食動想を光三原色で

操体法の基本概念、息食動想を光の三原色という自然現象に当てはめました。

食は、1日で1時間程度の営みのため、外します。
残りの息動想は、死に至るまで刻々と瞬時に変化します。
それぞれが100%ならば、重なった部分が真っ白になります。これが理想ですが、まずありえません。
重なった部分の明度が60%以上だったら、大丈夫。

そんな生き方をしましょう!

光を当てる部位が、環境となります。この環境は、光と逆に、明度が下がれば下がる程いい環境。
真っ黒が一番いい環境。